約1700億円投資
マツダとトヨタは2018年3月9日(金)、米国南部のアラバマ州ハンツビル市で完成車生産を行う合弁新会社「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)を設立したと発表しました。
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出資は両社が折半。約16億米ドル(約1700億円)が投資される新工場は、従業員4000人程度を新たに雇用し、2021年に稼働を開始します。以降、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデルと、トヨタ「カローラ」を15万台ずつ生産する計画です。
MTMUSのプレジデントに就任するマツダの相原真志執行役員は「マツダとトヨタの技術や企業風土などの強みを融合させることで、高品質なクルマを生産するだけではなく、従業員が働くことに誇りを感じる工場をつくり、地域経済ならびに自動車産業のさらなる発展に貢献してまいります」とコメント。
MTMUSのエグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任するトヨタの籠橋寛典常務理事は「トヨタとマツダのモノづくりに関する知見を持ち寄り、合弁事業のシナジーを生み出すことで、高い競争力を誇る工場を実現し、お客様に優れた品質のクルマをお届けしていきます」と述べています。
今後、アラバマ州とハンツビル市の協力のもと、新工場の敷地造成を進め、2019年以降、本格的な建設を進めていく予定です。
【写真】米国の工場予定地周辺
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