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ボルボ 過去最高の業績 前年比27.7%増の営業利益を計上

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ボルボ 過去最高の業績 前年比27.7%増の営業利益を計上

2018年2月9日、ボルボ・カーズは2017年度の決算発表を行ない、前年比27.7%の大幅な増加となる過去最高の141億SEK(約1912億円)の営業利益を計上し、世界販売台数も過去最高の57万1577台を記録したと発表した。

売上高は、前年比16.6%増の2109億SEK(約2.8兆円:2016年は1809億SEK)で、営業利益率は、2016年の6.1%から6.7%へと向上している。

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全世界の年間販売台数は7.0%増となり、国別で最大の市場である中国において25.8%の販売台数増が大きく貢献している。

この決算結果は、近年ボルボが行なっている事業改革、財務改革が成功しつつあることを証明しており、ボルボは次の成長段階にあると位置付けられる。

ボルボ・カー・グループ代表取締役社長兼CEOのホーカン・サムエルソンは、「2010年以来、ボルボの事業は完全に刷新されており、現在は全世界で持続可能な成長を遂げる段階に向けて準備を進めています。ボルボは社内のあらゆる部門に投資をしており、電動化、自動運転、およびコネクティビティについての明確な戦略を立てています」と語っている。

2017年は新型XC60の導入に加え、ボルボ初のコンパクトSUVである新型XC40を発売するなど、一年を通じて新しいSUVによるグローバル・ラインアップを完成させ、新型XC40の発売と同時に、ボルボの新車を購入する際の新しいプレミアム・サービスである「CARE BY VOLVO」も導入した。

また2017年7月、ボルボ・カーズは2019年以降に発売する全ての新型車に電気モーターを搭載し、将来の事業の中核に電動化を据えることを発表した。そして電動化への更なる取り組みとして、ポールスターを新たにボルボ・カー・グループ内の独立した電動化車両ブランドとすることも発表している。

ボルボ・カーズは、中国のジーリー・ホールディングス社との協力関係を強化し、技術開発においてスケールメリットが得られる技術系合弁会社を設立。また、コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)を共有するジーリー社の新ブランドであるリンクス社の株式を30%取得している。

さらに2017年、ボルボ・カーズは2019年から2021年までに数万台の自動運転対応のベース車両を販売することを目的とし、ライドシェアサービス企業のウーバー社との枠組み合意にも調印している。

2017年、ボルボは米国で初となる生産拠点をサウスカロライナ州に開設することも発表。サウスカロライナでは、ミドルサイズ・セダンの新型S60、大型SUVであるXC90の次世代モデルを生産する予定で、この新工場には総額11億ドル超の投資を行ない、約4000名の新規雇用を創出する予定となっている。

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