フラッシュニュースとしてお届けします。
10月8日(日)に決勝レースを実施したF1日本GP(鈴鹿サーキット)を観戦していたところ、サーキット~ホテルの足にルノーF1チームが見慣れぬカングーを利用しておりました。最大の違和感は、フロントのルノーエンブレム、別名「ロザンジュ」(フランス語で「菱形」のこと。冠詞を付けて「ル・ロザンジュ」というと、それだけでルノーのことを指す)がブラックに塗装されているところ。
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エンブレムの仕様規定はどのメーカーもかなり厳しくて(特に日産・ルノーは他メーカーよりも厳しいことで有名)、それを黒塗りにするというのは珍しい話。少なくとも正規ディーラー等の販売店が特別仕様でやっていいことではない。しかしルノーのF1チームが乗っているということは、ルノーのオフィシャルカーであることは間違いなし。
とはいえこれまでのカングーに、この仕様のモデルは見当たらない……。
よく見ると黒塗りのアルミホイール、サイドには「フォーミュラエディション」というステッカーが貼ってある。
今年はルノーのF1参戦40周年記念イヤーであることを考えると、近い将来発売される、ルノーカングーの特別仕様車であることは間違いなさそう。
【ルノーF1参戦記念動画(なかなかグッと来ます)】
未発売の特別仕様車をF1チームの送迎に使うとは、なるほどプロモーション戦略として考えたなーーと膝を叩きました(サーキットのドライバー用パーキング出入り口にはファンが大勢「出待ち」してカメラを構えている)。発売したあかつきには、キッチリあらためて記事にいたします。
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