車のメンテナンス [2024.05.22 UP]
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」1
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」6
ワイパーモーター 脱着時にスピーカーがボロボロになっていたのを発見。どうやら音のビビリはエッジが切れていて、コーン紙が傾いてボイスコイルが当たっていると判断。普通なら高性能なものに交換したいが、ラジオを聴いている限り、この音の明瞭度はスピーカーにあると判断して修復を試みた。30年も前の劣悪環境で使われたスピーカーは復活できるか!
■ Photo&Text Masahiro Kan
SUBARU サンバー 2007年式LE-TV1
SUBARU サンバー 1995年式V-KV3
経年劣化でエッジがボロボロだが一体型なので切り取って修復
KV3が我が家に来てから8年目になるのだが、その間、カーオーディオはヘッドユニットの故障時に交換した以来何も触っていなかった。
ラジオを聞くのが主だが、ちょっと音量を上げただけでとにかく音がビビってしまう。
だが、聞こえることは聞こえるのでそのまま放置していた。
前号でワイパーモーター を外したときにスピーカーも脱着があるが、よくよく見るとスピーカーのエッジが全周切れていて、さらにエッジの脱落したところもある。
たぶんヘッドユニットを最近のものに交換してあるから、50Wx4(実際は前だけ)に耐えられなかったということもあるだろう。
まぁ30年も前の軽自動車のスピーカーだから、純正でロクなものはついてないことは確かだ。
ただNVHが劣悪な車内で、明瞭度を保ちながらラジオが聞けているという「ある意味」このスピーカーを認めていたことになる。
自分は音の世界の仕事もしているので、俗にいうHi-Fi環境には当然馴染んでいるが、サンバーの音響に関しては「聞こえればいい」程度しか考えていなかった。
だが、最近になってラジオのニュースやナレーションの声のビビリや歪んだ感覚は「なんだかなー」だったのである。
バラして初めてわかったので、ここは純正スピーカーを生かしてみようと考えたわけだ。
スピーカーのエッジ修復は何度も作業しているが、この純正はなんとコーン紙とエッジが一体整形されているから、ダメになった部分を切り取って修復となる。
おまけにカーオーディオありがちな「楕円スピーカー」なので、修復は結構難儀なのだ。
スピーカー本体を取り外して裏側を見るとサンヨー製で4ΩMax8Wと明記してある。
さすがにそのユニットに、ボリュームマックスはありえないとしても50Wのヘッドユニットではピークなら10W以上流し込んでいるはずだ。エッジが切れてもおかしくはない。
コーン紙の変色が著しいのは運転席側で、当然ながら雨などの影響も大きい。助手席側は振動と硬化でエッジ部分が剥がれ落ちている。
ユニット本体はサンヨー製で、4Ω4w、Max8wという旧態然としたスペック。コーン紙が軽いので、効率だけはいいはずだが。
剥がれ落ちたエッジ部分は振動による屈曲で疲労限界からヒビが進んでしまい消え去ったと考えられる。これ以外は全周ヒビが入ってる。
運転席側も同様に全周エッジにヒビが入っり、コーン紙を支えているのは奥にあるダンパーだけ。振幅が大きくなればビビるはず。
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」1
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