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復活するジープの伝説的プレミアムSUV「グランドワゴニア」の全貌が明らかに

掲載 更新 17
復活するジープの伝説的プレミアムSUV「グランドワゴニア」の全貌が明らかに

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のJeepは9月3日、新型プレミアムSUV「グランドワゴニア・コンセプト」をオンライン上で公開した。

1962年にデビューしたオリジナルのワゴニアは、それまでハードコアな悪路走行用車両だった四輪駆動車に快適性を付与し、現在のSUVの走りとなった1台。長年、スタイルの基本を変えないまま生産され、木目のサイドパネルなどアイコニックなデザインに見覚えのあるファンも多いだろう。

そんなワゴニアがジープのプレミアムモデルとして復活を果たす。プロダクションモデルの生産は来年から開始されるとのことだが、FCAでは今回のグランドワゴニア・コンセプトで、その内外装を示唆。「アメリカン・プレミアム」を具現化したというコンセプトは、伝統と最新技術をミックスした新生ワゴニアならではのSUVに仕上がっている。

モダンだが親しみやすい造形を目指したというエクステリアは、ボディ下部やルーフなど各所にオプシディアン・ブラックのアクセントを採用。ジープの伝統であるセブンスロットをモチーフとしたグリルはLEDにより発光し、フロントマスクに高級感を加える。また、ヘッドライト周りやルーフレールには本物のチーク材が用いられ、オリジナルモデルをオマージュするとともに、高級ヨットにも通じるプレミアム感をもたらしている。

3列シート仕様となるインテリアは、フルサイズSUVらしい余裕を感じさせるもの。同時に、最新のデジタル技術が満載されていることも特徴で、メーターパネルに使用される12.3インチモニターに加え、センターコンソールとその下部、さらには助手席用にもタッチパネルが設置され、全4枚を合わせたモニターのサイズは45インチに達する。

パワーユニットはプラグインハイブリッドとアナウンスされており、ワゴニアブランドでも電動化は強力に推し進められるようだ。ラインナップの発表が今から楽しみだ。

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