フルボディキットを纏ったデュアルAG渾身の1台
伝統のガルフカラーで存在感アップ!
ハイクオリティなオリジナルパーツを引っさげ、世界中にトレンドを発信し続けている“デュエルAG”。そんな同社の代表作と言えるのが、今回紹介するF56型ジョンクーパーワークス(JCW)だ。
カタログスペックでも231psを発揮するこのホットハッチをベースに、デュエルAGらしい遊び心を注入。水色にオールペンして、伝統のガルフカラー(もちろんメーカー公認!)に仕立て上げたスタイルが特徴的だ。
フロント周りからチェックしていく。レーシングカーを彷彿とさせるデザインが特徴のバンパーは、デュエルAGのオリジナル。サイドダクトにLEDを配置し、ナイトシーンでもその存在感を主張する。高速道路でのスタビリティ向上を実現すると同時に、ダクト付きのクーリングボンネットも装備することで冷却性能のアップまで果たしている。
前後のボトムラインを整えるサイドステップは、シンプルながらボリュームを意識してデザイン。のっぺりとしたサイドビューに抑揚のあるアクセントを加えている。
フロントフェンダーは、ミニのアイデンティティ的パーツの一つでもあるサイドスカットル部分を撤去し、代わりに大型のスリットダクトを設定。エッジの効いたデザインだ。
当然、リヤセクションの作り込みにも抜かりなく、高精度のカーボンリヤスポイラー&ディフューザーをセット。存在感のあるリヤバンパーの中央から顔を覗かせる可変バルブ付きのデュアルテールマフラーも、デュエルAGのオリジナルだ。
リヤウイングは空力効果まで見据えて開発された逸品。高速道路での安定性向上に一役買ってくれる。カーボン仕様となっておりドレスアップ効果も非常に高い。
一方の室内では、MINI MAX社との共同開発で誕生した独創的なメーターゲージが存在感を主張する。ステアリングコラム上には、メーターフードをセットしてデフィのブースト計と温度計を配置。さらに、ドア内張りの一部をカーボン化するなど、エクステリアに見合ったスポーティかつハイクオリティなインテリアを構築している。
足回りはKW車高調をチョイスし、ブレーキはオリジナルのビックキャリパーを装着。ホイールはOZレーシング・フォーミュラHKTの18インチ。サイズは前後とも8J+35だ。これに組み合わせるタイヤは、ミシュランパイロットスポーツの205/40-18サイズとなる。
気になるエンジン系についても、オリジナルのラムエアインテークシステムや200セルキャタライザーで吸排気環境を整えるなど、JCWならではの素性の良さを引き上げるチューンが施されている。
ECUセッティングも実施され、最高出力は約300psを発揮するとあれば、その速さや楽しさは想像するにたやすい。走りも見た目も文句なしの仕上がりに、惹かれるミニユーザーは決して少なくないはずだ。
●問い合わせ:デュエルAG 愛知県名古屋市千種区東山通5丁目34-4 TEL:052-781-0040
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