現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ新型「ヴェルファイア」まさかの“プレミア志向”に大変革! 新型「アルファード」と迷うユーザー増加中!? 販売店での反響は

ここから本文です

トヨタ新型「ヴェルファイア」まさかの“プレミア志向”に大変革! 新型「アルファード」と迷うユーザー増加中!? 販売店での反響は

掲載 85
トヨタ新型「ヴェルファイア」まさかの“プレミア志向”に大変革! 新型「アルファード」と迷うユーザー増加中!? 販売店での反響は

■デビュー間もない新型「ヴェルファイア」に販売店の反響は?

 2023年6月21日、トヨタは高級ミニバン「ヴェルファイア」を、兄弟車「アルファード」とともにおよそ8年ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。
 
 待望の新型登場に対し、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。

【画像】豪華な専用内装も! トヨタ新型「ヴェルファイア」を写真で見る(32枚)

 ヴェルファイアは、2008年の2代目「アルファード」登場と同時に兄弟車として誕生しました。

 もともとアルファードは、トヨペット店で「アルファードG」、ビスタ店(のちのネッツ店)で「アルファードV」として、それぞれエンブレムやグリルの細部などに差異を設け販売されていました。

 しかし2代目アルファードが登場したタイミングで、アルファードVがヴェルファイアとして独立。独自の精悍な外観デザインなどで、大きく差別化を図っています。

 歴代ヴェルファイアは、その個性の強さから、兄弟車のアルファードを超える販売シェアを獲得していました。

 しかし2017年12月に実施された先代モデルのマイナーチェンジ以降はその割合が逆転。

 両モデル共にトヨタの全販売店での取り扱いが始まったうえ、ヴェルファイアのグレード整理が行われたこともあって、モデル末期にはアルファードに人気が集中した状況でした。

 今回登場した3代目の新型ヴェルファイアでは、改めてアルファードとのキャラクターの違いを強化し、より個性を打ち出したモデルへと進化しています。

 デビュー当初、新型アルファードが用意するグレードは「Z」と「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」の2種類です。

 これに対し新型ヴェルファイアは「Z Premier(プレミア)」と「Executive Lounge」で、2グレードの体制は変わらないものの、異なるグレード構成となっています。

 新型ヴェルファイアのエクステリアには、黒色の漆黒メッキを基調とした金属加飾が施され、アグレッシブでありつつモダンで上質なデザインに仕上がっています。

 対する新型アルファードでは、力強さと高級感が強調されたデザインとなっており、フロントのグリルだけ比べても好みが大きく分かれるデザインといえるかもしれません。

 インテリアでは、アルファード Zの座席シートでは合革が用いられているのに対し、Zプレミアグレードでは本革が用いられるなど、“プレミア”(最高)グレードとして、高級化が図られているといえるでしょう。

 また走行面では、専用のサスペンションチューニングやボディ補強を施したことで、走り出しから車両がしっかり動く応答性の良さを実現。

 さらにパワートレインには、新型アルファードには設定がない高性能な2.4リッター直列4気筒ターボエンジンが備わったことで、力強い加速を可能としています。

 従来の3.5リッターV6エンジンと比べても低速度域のトルクを増大したといい、よりスポーティな走りが楽しめるといえる性能へと進化しています。

 そんな新型ヴェルファイアについて、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。

■先代に比べ「ヴェルファイア」支持層の割合が増えている!?

 都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「連日非常に多くのお客さまから問い合わせをいただいています。

 メーカーの発表後に予約を承るカタチを取っていましたが、当店ではすでに初日で売り切れ(編集部注記:販売店が確保していた直近の販売台数枠が終了)となっています。

 そもそもの予約台数自体が少なく、その後については未定なので、新しいアナウンスがあればまた状況が変わってくるかもしれません」

 別の販売店スタッフは以下のように話します。

「今回登場した2車種を比較すると、新型ヴェルファイアがより高級に進化したことが支持を集めているようで、当初の想定以上にヴェルファイアに対する反響がありました。

 とはいえ当店では新型アルファードも含め、通常販売枠で予約台数を超えており、サブスクリプションサービスの『KINTO』枠ならまだ少し余裕があるかなという状況です」

※ ※ ※

 今回新たな差別化が図られたことで、販売店では新型ヴェルファイアに関心を寄せたユーザーも多数いたようです。

 多くの反響を受け、予約注文も殺到している様子もうかがえることから、登場早々に“入手困難”な状態といえるかもしれません。

こんな記事も読まれています

F1エミリア・ロマーニャ決勝速報|フェルスタッペンが逃げ切り優勝! ノリス惜しくも届かず。角田裕毅は10位入賞
F1エミリア・ロマーニャ決勝速報|フェルスタッペンが逃げ切り優勝! ノリス惜しくも届かず。角田裕毅は10位入賞
motorsport.com 日本版
悪路のスーパーヒーロー ジープ・ラングラーへ試乗 ロックレールで側面衝突に対応 12.3型モニター獲得
悪路のスーパーヒーロー ジープ・ラングラーへ試乗 ロックレールで側面衝突に対応 12.3型モニター獲得
AUTOCAR JAPAN
なんちゃってセレブがアストンマーティン新型「ヴァンテージ」を砂ぼこり上げながらスペインで激走!?「打てば響くようなレスポンスだったわ~」
なんちゃってセレブがアストンマーティン新型「ヴァンテージ」を砂ぼこり上げながらスペインで激走!?「打てば響くようなレスポンスだったわ~」
Auto Messe Web
Juju、初サーキットでのトラブルで走行時間削られるも悲観せず「レース後半はチャンスがあるのかな」/SF第2戦
Juju、初サーキットでのトラブルで走行時間削られるも悲観せず「レース後半はチャンスがあるのかな」/SF第2戦
AUTOSPORT web
米ジャンクヤードで見つけた「廃車」 40選 後編 朽ちた名車の味わい
米ジャンクヤードで見つけた「廃車」 40選 後編 朽ちた名車の味わい
AUTOCAR JAPAN
ライバルに先を越され続けた5年間。スーパーフォーミュラ初優勝の牧野任祐が明かす苦悩「言い訳できない環境で勝てず、もどかしかった」
ライバルに先を越され続けた5年間。スーパーフォーミュラ初優勝の牧野任祐が明かす苦悩「言い訳できない環境で勝てず、もどかしかった」
motorsport.com 日本版
ランドローバー・ディスカバリーの2025年モデルの日本における予約受注がスタート
ランドローバー・ディスカバリーの2025年モデルの日本における予約受注がスタート
カー・アンド・ドライバー
米ジャンクヤードで見つけた「廃車」 40選 前編 朽ちた名車の味わい
米ジャンクヤードで見つけた「廃車」 40選 前編 朽ちた名車の味わい
AUTOCAR JAPAN
ベントレーの「V8」がハイブリッドで新設計! W12を上回る750馬力以上の「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」に期待大
ベントレーの「V8」がハイブリッドで新設計! W12を上回る750馬力以上の「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」に期待大
Auto Messe Web
リカルド、RB母国戦での予選Q3ダブル進出を喜ぶ「ユウキに比べて苦戦していたけど、僕も少し前進できた」
リカルド、RB母国戦での予選Q3ダブル進出を喜ぶ「ユウキに比べて苦戦していたけど、僕も少し前進できた」
motorsport.com 日本版
「主人公」のような高揚感 フォード・マスタング 289  中毒性あるV8の加速! 誕生60年をルート66で祝福(1)
「主人公」のような高揚感 フォード・マスタング 289  中毒性あるV8の加速! 誕生60年をルート66で祝福(1)
AUTOCAR JAPAN
「ポニーカー」では表現不足 フォード・マスタング 289  誕生60年をルート66で祝福(2) 夢のロードトリップ
「ポニーカー」では表現不足 フォード・マスタング 289  誕生60年をルート66で祝福(2) 夢のロードトリップ
AUTOCAR JAPAN
涙があふれ続けた……牧野任祐、SF初優勝でチェッカー直後から半周ずっと大号泣「多分、俺意外と泣くタイプの人間です(笑)」
涙があふれ続けた……牧野任祐、SF初優勝でチェッカー直後から半周ずっと大号泣「多分、俺意外と泣くタイプの人間です(笑)」
motorsport.com 日本版
それは超小型“軽トラ”? スズキの「新モビリティ」はめっちゃ仕事向け! トラックショーでアピール
それは超小型“軽トラ”? スズキの「新モビリティ」はめっちゃ仕事向け! トラックショーでアピール
乗りものニュース
日産が低CO2アルミニウム製部品の採用を開始! 2030年までにすべてを置き換え!? CO2排出量の大幅削減を目指す
日産が低CO2アルミニウム製部品の採用を開始! 2030年までにすべてを置き換え!? CO2排出量の大幅削減を目指す
くるまのニュース
岩佐歩夢「鈴鹿と違って朝からいい感触」。牧野と山本は「徐々に調子を上げられた」【SF第2戦予選会見】
岩佐歩夢「鈴鹿と違って朝からいい感触」。牧野と山本は「徐々に調子を上げられた」【SF第2戦予選会見】
AUTOSPORT web
角田「タイムを出すときはほぼ全コーナーでいい動きだった」マシンには一貫性があり、コースとの相性も問題なし/F1第7戦
角田「タイムを出すときはほぼ全コーナーでいい動きだった」マシンには一貫性があり、コースとの相性も問題なし/F1第7戦
AUTOSPORT web
アストンマーティン、F1エミリア・ロマーニャGPで大型アップデート投入もライバル追従には「不十分」とストロール語る
アストンマーティン、F1エミリア・ロマーニャGPで大型アップデート投入もライバル追従には「不十分」とストロール語る
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

85件
  • 迷っても買えませんやん
  • ガラ悪い輩に買われたくないからグレード展開を変えて価格を上げ、販売台数も絞って富裕層や企業のトップ向けの車に路線変更したんだな。トヨタとしてもブランドイメージが悪くなるのは避けたかったんだろう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

655.0892.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.51899.0万円

中古車を検索
ヴェルファイアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

655.0892.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.51899.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村