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2023年初頭に発表か。次期「ムーヴ」はどう進化するのか、ダイハツの最新技術をもとに予想する

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2023年初頭に発表か。次期「ムーヴ」はどう進化するのか、ダイハツの最新技術をもとに予想する

ムーヴキャンバスに続き、ワゴンRに時期を合わせて全面改良か
「軽自動車でも余裕のある室内スペースが欲しい。でも、スライドドアのスーパーハイトワゴンは背が高すぎる」そんなわがままなニーズにドンピシャで応えるのが、ハッチバックよりも少し車高を引き上げたトールワゴンというジャンルだ。なかでも、ダイハツ「ムーヴ」は、このカテゴリーをスズキ「ワゴンR」とともに長年牽引してきた立役者。ただ、現行型は2014年デビューだから、そろそろフルモデルチェンジが近づいている。そこで、モデルチェンジが迫ってきている「ムーヴ」の次期型を大胆予想してみたい。

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まず、フルモデルチェンジの時期については来年初頭までと予想される。というのも、永遠のライバル「ワゴンR」が年内フルチェンジと伝えられており、「ムーヴ」もほぼ同じタイミングで刷新してくる可能性が高いからだ。また、今年7月には同じダイハツのシリーズ車「ムーヴキャンバス」がフルモデルチェンジを遂げており、「ムーヴ」についても新世代への移行が近いはずだ。

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おそらく売れ行き絶好調の「ムーヴキャンバス」の方を先にフルチェンジして早期にテコ入れし、メーカー全体での販売台数を押し上げようという狙いと思われる。実際、今年上半期の軽自動車販売台数で「ムーヴ」は約4.4万台で4位に付けているが、その半数以上は「ムーヴキャンバス」となっており、販売面では今やメイン車種と派生車種の立場が逆転しているのだ。

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期待はe-スマートハイブリッドの採用
では、次期「ムーヴ」の見どころはといえば、改良のタイミングが遅いぶん、最新のテクノロジーを採用してくる可能性が考えられる。なかでも期待されるのは、パワーユニットの刷新。現行モデルは0.66L「KF型」エンジンを搭載しNAとターボをラインナップしているが、新型では「ロッキー」(および兄弟車のトヨタ「ライズ」)でデビューしたダイハツ独自のハイブリッド「e-スマートハイブリッド」を設定してくるのではないだろうか。

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「e-スマートハイブリッド」は、日産の「e-POWER」のようにエンジンを発電だけに使い、走行はモーターで行うシリーズ式ハイブリッドで、EVライクな走行性能が特徴。現在は登録車の「ロッキー」にしか搭載されていないが、ダイハツが多額の投資をして開発したからには、主戦場の軽にも採用してくることは確実で、その第一弾が新型「ムーヴ」になる可能性がありそうだ。

ちなみにロッキーのe-スマートハイブリッドは、純ガソリン車に比べ燃費が2割程良いうえに、ハイブリッド化による価格上昇は30万円以下と他車種よりかなり安く抑えられている。現行「ムーヴ」のスタート価格は約114万円だから、単純計算すれば仮に新型が少し値上がりしたとしても150万円程でフルハイブリッドに乗れることになり、これはマイルドハイブリッドが約139万円からという「ワゴンR」に対して相当のアドバンテージになるだろう。

また、純ガソリン車についても「タント」で国内初採用された燃焼時に2回火花を発生するマルチスパークエンジンの搭載が見込まれ、これも技術的に大きな見どころとなる。

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プラットフォームやトランスミッションも刷新
このほか、新型「ムーヴ」ではプラットフォームが最新のDNGAに刷新され、トランスミッションもCVTにギアを組み込んで伝達効率を引き上げた「D-CVT」になる可能性が大。さらに、安全装備も車線内を走行するようハンドル操作をアシストする「⾞線逸脱抑制制御機能」などが加わった最新型にアップデートされると見込まれ、全体的な商品力は相当アップしてきそうだ。

以上、新型「ムーヴ」に関して、今予想される内容をまとめてみた。トールワゴンの代表格の次期型に興味のある人は今後の動向を要チェックだ。

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※ 写真は現行モデルです。

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