現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 三菱「新型コンパクトSUVミニバン」実車展示! 全長4.5m以下ボディでMT設定もアリ! めちゃ格好良くなってたタイの「エクスパンダー」とは

ここから本文です

三菱「新型コンパクトSUVミニバン」実車展示! 全長4.5m以下ボディでMT設定もアリ! めちゃ格好良くなってたタイの「エクスパンダー」とは

掲載 9
三菱「新型コンパクトSUVミニバン」実車展示! 全長4.5m以下ボディでMT設定もアリ! めちゃ格好良くなってたタイの「エクスパンダー」とは

■めちゃ格好良くなった新型「エクスパンダークロス」実車展示

 日本では売っていない、海外だけで売っている日本車。世の中には、そんなクルマがたくさんあります。

【画像】超カッコイイ! 三菱”新型SUVミニバン”「エキスパンダークロス」を画像で見る(54枚)

 三菱「エクスパンダー」もそんな1台。インドネシアやタイなどで販売されている東南アジア専用車です。2023年11月から12月にかけてタイのバンコク近郊で開催された「タイモーターエクスポ2023」には最新のエクスパンダーが出展されたので実車をチェックしてみました。

「エクスパンダーってこんなにカッコよかったっけ?」

エクスパンダーには何度も接したことがある筆者ですが、ひさびさに対面したエクスパンダーの印象は「思っていた以上にカッコいい」というもの。

 それは、かつては意識していなかった異性のクラスメートに久しぶりに会ったら、色っぽく成長していて驚いた…ような感覚といえば理解してもらえるでしょうか。筆者の知っているエクスパンダーとは、同じだけどどこか違うのです。

 そこには理由がありました。コロナ禍で渡航が制限されていた2021年11月のインドネシアを皮切りに、エクスパンダーはマイナーチェンジを実施。デザインがリファインされ、フロントは最新のダイナミックシールドへ進化。そのうえで、メッキを追加してきらびやかになったことで、高級感が増していたのでした。

 しかも、タイモーターエクスポの三菱ブースに目立つように置かれていたのは、エクスパンダーの派生モデルとなる「エクスパンダークロス」。

 エクスパンダーをベースにリフトアップして車高を20mmアップしたほか、フェンダーに無塗装樹脂のクラッディングを追加してラギッド感を増し、それによって全幅も50mm増しているのです。さらに17インチの大径のタイヤを履いて、足元の安定感が高まっているのも通常のエクスパンダーの違いになっています。

 エクスパンダーのデビューは2017年ですが、デザインのブラッシュアップを受けたことでそれを感じさせないのでした。

 このエクスパンダーは、全長4475mm×全幅1750mm(クロスは1800mm)のボディに3列シートを組み込んだコンパクトなMPV。3列シートながら日本のミニバンと異なるのはそもそもクロスオーバーSUV的に車体をリフトアップ気味でロードクリアランスを確保していること(東南アジアでは未舗装の道を走ることもあるし道路の冠水もあるので車高の高い車が好まれる)と、リヤドアもスライド式ではなくスイング式であること。

 実はそういったパッケージングは、このエクスパンダーだけでなくライバルが多く存在し、インドネシアを中心に人気ジャンルとなっています。

 プラットフォームは「ミラージュ」系の派生タイプで、エンジンは105psを発生する1.5リッターの4気筒ガソリン自然吸気。トランスミッションは5速MT、4速AT、そしてCVTなどを展開。タイでの販売価格はエクスパンダーが79万9000バーツ(約325円)から、エクスパンダークロスは94万6000バーツ(約385万円)からです。

 タイでの販売価格がずいぶん高く感じるのは、車両価格に物品税(2000cc以下の乗用車で最大30%)が含まれていることと、バーツに対しても為替レートが円安だから。タイの平均所得は日本より低いですが、クルマは基本的に高いのです。

 一部では「日本に導入して!」との声もありますが、日本のミニバン型3列シート車には必須と言えるスライドドアを組み合わせていないことや、リーズナブルに売るためのシンプルなつくりのクルマにも関わらず東南アジアの通貨に対しても円安基調である現在の為替レートを考えると厳しいでしょう。

こんな記事も読まれています

レクサス『LBX MORIZO RR』やマツダ『CX-80』、最新4車種にブリッツ「OBDモニター」が適合
レクサス『LBX MORIZO RR』やマツダ『CX-80』、最新4車種にブリッツ「OBDモニター」が適合
レスポンス
マジ!? 今が[ベストタイミング]!? 新車は買えなくなったホンダ[S660]を中古で探すぞ!!
マジ!? 今が[ベストタイミング]!? 新車は買えなくなったホンダ[S660]を中古で探すぞ!!
ベストカーWeb
トヨタWRC代表、タイトル獲得に向けラリージャパンで“チームプレー”徹した勝田貴元の「マネジメント力を見ていた」
トヨタWRC代表、タイトル獲得に向けラリージャパンで“チームプレー”徹した勝田貴元の「マネジメント力を見ていた」
motorsport.com 日本版
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
レスポンス
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
ルクレール、”チームオーダー無視”のサインツJr.を批判「優しくすると、いつも損をするんだ!」
motorsport.com 日本版
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
AUTOSPORT web
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
乗りものニュース
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
WEB CARTOP
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
レスポンス
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
motorsport.com 日本版
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
motorsport.com 日本版
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
レスポンス
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
VAGUE
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
バイクのニュース
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
AUTOSPORT web
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
Auto Messe Web
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
モーサイ

みんなのコメント

9件
  • キュウちゃん
    日本に導入する予定も無いクルマを記事にすべきではないし、良いクルマだとしても日本の基準に適合しないクルマに魅力は感じない。。
  • シャア
    日本に導入予定の無い車の記事なんてやめろ!
    期待しただけに余計腹立つわ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0155.0万円

中古車を検索
MPVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0155.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村