MotoGPライダーのマーベリック・ビニャーレスは、2016年のカタルニアGPで事故死したルイス・サロムの乗っていたバイクを買い取り、家族へ贈ったことを認めた。
2016年のカタルニアGPでは、Moto2クラスに参戦するサロムが、フリー走行中の転倒によって負傷し、その後亡くなる事故が発生した。
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サロムは現在アプリリアからMotoGPクラスに参戦するビニャーレスにとって、Moto3時代からタイトルを争ってきたライバルだった。2014年にはチームメイトとしてMoto2クラスへステップアップしており、ビニャーレスは一足先に2015年からMotoGPクラスへと昇格を果たした。
そして、そのサロムが2011年と2012年に走らせていた125ccのアプリリアのレースマシンを、ビニャーレスはRW・レーシング・GPから購入し、サロムの家族へと寄贈したことを本人が認めた。このマシンは、2011年にオランダGPでサロムが2位を獲得した際のバイクだった。
これについて尋ねると、ビニャーレスは次のように答えた。
「僕はいつも、こうしたことをメディアや世間には公表しないように心がけていた。個人的な事柄だからね」
「でもそうだね、ルイスが125ccクラスのときのバイクを(彼の家族へ)寄贈した。ここのチームから買い取ったんだ」
「チームにいたジャック・ミラーのパーソナルアシスタントから購入したのを覚えている。そして、それを先週、ルイスの家族へ寄贈した」
「大事なことだと思う。僕はどっちの面も分かるんだ。子供ができて、子供たちがどれだけ愛おしい存在か良く分かったし、一方では大切な人をレースで失った」
「このバイクは、僕の家ではなく彼の家族の家にあることが大事だと思う」
「博物館にとっては(サロムのバイクが)あったほうが良いだろう。でも結局のところ、このバイクは彼の家に置かれるべきなんだ。そして僕は自分の心に従ってそうした」
彼が言及しているように、ビニャーレスも2021年にスーパースポーツ300(SSP300)に参戦する彼の従兄弟であるディーン・ベルタ・ビニャーレスを事故で失うつらい経験をしている。
SSP300では2022年にも死亡事故が発生しており、ビニャーレスは使用されるバイクが重すぎる割にパワーがなく、集団でのレースが頻繁に行なわれることを問題視している。
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