輸入車 [2024.08.16 UP]
BYD 新モデル「SEAL」日本上陸 ブランドの魅力と実力を兼ね備えたフラッグシップEV
BYD e-スポーツセダン「シール」累計受注数300台突破!人気のグレードとカラーは?
新車価格:528万円~605万円 (SEAL 全グレード)
BYD SEAL【グーワールド コラム/テストドライブ】
文と写真●ユニット・コンパス
問い合わせ:BYD AUTO JAPAN
TEL:0120-807-551 URL:https://byd.co.jp/byd-auto/
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年9月号の内容です)
BYDは日本市場に浸透するか? 鍵を握るフラッグシップを導入
世界で最も厳しい市場のひとつとされる日本で、新しい輸入車ブランドは受け入れられるのか。チャレンジャーであるBYDは、まずコストパフォーマンスに優れる2台の電気自動車を導入し注目を集めた。このたび導入された第3弾となる「SEAL(シール)」は、価格だけでなくブランドとしての魅力と実力をアピールするフラッグシップモデルだという。
クルマは生活の道具であるが、使い勝手や性能だけでなく、ユーザーが自身のライフスタイルや好みを投影できるような精神的な満足感も求められる。輸入車は特にそうだ。だからこそBYDは、同社のフラッグシップモデルであるセダンタイプの電気自動車SEALを日本に導入することで、BYDというブランドの魅力を訴求しようと考えた。
BYD AUTO JAPAN社長の東福寺氏は発表会の場でこのようにコメントしている。
「セダンという車形は、クルマに要求される性能が高いレベルで達成できることに加えて、ブランドを象徴する存在としてさまざまなブランドで取り入れられています。SEALは、理屈抜きで格好いいと感じられるデザインにこだわっており、走行性能についてもスポーツセダンを名乗れる実力を備えています」
BYDの現行デザインは海洋生物の美しさから着想を得たもの。デザイン部門の指揮をとるヴォルフガング・エッガー氏は、欧州有名ブランドでの輝かしいキャリアを持つ実力派だ。SEALについても、BYDとしての個性を追求しつつ、多くのユーザーがこの新しいブランドに親しめるような正統派のデザインでまとめ上げた。
ユーザーの嗜好を研究しているのはデザインだけではない。日本市場参入にあたり、BYDは販売店を整備し、TVCMをうち、キャンペーンを通じてユーザーとのタッチポイントを作り続けている。その作戦は地道だが実直だ。
試乗したSEALは、500万円台の輸入車としてはかなり装備が充実しているし、走りについても一般道で走る限り不満なし。デザインだけでなくクルマとして高い完成度にあった。
なお、導入記念キャンペーンとして、1000台限定で「SEAL」を495万円、「SEAL AWD」を572万円で販売。さらにETCやドライブレコーダー、メンテナンスパッケージを付帯。充電器と工事費用を最大10万円までサポート。このキャンペーンのエントリー期間は8月31日までとなっている。BYD、決して侮るなかれだ。
都内で行われたSEALの発表イベントでは、BYD AUTO JAPAN代表取締役社長の東福寺厚樹氏によるプレゼンテーションが行われた。
BYDのフラッグシップモデルとして位置付けられるSEAL。車両コンセプトは、「e-スポーツセダン」で、スポーティで上質なデザインが与えられた。
引き締まった足まわりにより、一体感のある走りを披露。試乗した後輪駆動モデルは、230kWのモーターを搭載。AWDモデルはさらにフロントに160kWのモーターを搭載する。
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みんなのコメント
この価格でデザインも走りもトヨタよりイイじゃんw
USじゃナトリウムイオン電池も開発されたみたいだし日本の後れはトヨタの責任だw