120台の限定モデルが登場
ロールス・ロイス創業120周年にちなんで120台の限定モデル「ゴースト・プリズム」が発表されました。時代を超えた自己表現の証明とうたわれるこのモデルは、一体どのようなこだわりが施されたモデルなのでしょうか。
新生ロールス・ロイスのグッドウッド初生産車は2台の「グラビティーレーサー」だった! 世界最高峰のクルマの本当の話とは
新たな「美的ムーブメント」の完成
2024年のロールス・ロイス創立120周年にちなんだ120台限定モデル「ゴースト・プリズム」の誕生のプロセスはとてもユニークである。デザイン部門のディレクターであるアンダース・ワーミング氏によると、ロールス・ロイスの顧客の多くは、国際的なファッション、デザイン、スーパーラグジュアリーのコミュニティにおいてパワフルで影響力のある人物だという。このような人々は、個人的な感性だけでなく、プロとしての直感をロールス・ロイスのオーダーに活かしている。
ロールス・ロイスのデザイナーは、このような顧客との密接な関係をもとに、新たな美的ムーブメントに対する需要を予測し、今回のゴースト・プリズムを生み出したという。まさにロールス・ロイスと顧客とのユニークで親密な関係が作り上げた1台といっていい。
コンテンポラリーデザインからインスピレーション
ゴースト・プリズムは、完璧に仕上げられたダークでニュートラルな色調に、大胆な色使いでさりげないアクセントを加え、時代を超越したステートメントを表現している。ソリッドなフォルムと鮮やかな色彩のコントラストが、ゴースト・プリズムの名前の由来だ。
エクステリアカラーはガンメタルグレーで、4層の塗料を丹念に塗り重ねた後、16時間かけて手作業で磨き上げるという10段階の工程を経て生み出されるリッチなミネラルフィニッシュとなる。
グリルとリアリッドのブライトワークは、クラシックな鏡面仕上げのステンレススチールの代わりに、職人の手作業による高光沢のバーンアウト仕上げが施され、さらにゴースト・プリズムの控えめな美学に合わせ、フロントバンパーとサイドプロファイルのブライトワークは、ディープグロスブラック仕上げとなっている。
アクセントカラーは、フェニックスレッド、ターチェス、マンダリン、フォージ・イエローの4色から選択でき、バンパー下部のインサート、ブレーキキャリパー、コーチラインに施され、ゴーストの機械的、空力的、彫刻的な要素にまたがる、控えめながらまとまりのあるデザインである。このモデルが日本に導入されるかは定かではないが、ロールス・ロイスの無限のビスポークオプションはラグジュアリー分野で最も純粋な自己表現のキャンバスになりうることがわかる。
AMWノミカタ
この120周年を飾る重要な限定モデルが顧客との関係から「美的ムーブメント」を予測しデザインされたことに驚く。影響力の大きい顧客の好みを分析することでさらに商品の価値を高めていく手法は、単なる人気オプションを組み合わせた特別パッケージを作る他ブランドとは異なるロールス・ロイスらしい崇高な考えが垣間見える。製品だけがラグジュアリーなのではなく、その製品に至るまでのプロセスも実にラグジュアリーなのだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
突然…「ゴールド免許」剥奪? 無事故・無違反で「ブルー免許」強制格下げ、なぜ? 忘れちゃいけないコトとは
トヨタ新型「“9人乗り”ミニバン」発表! 最上級「VIP」は1000万円超え!? 斬新“大口顔”の商用バン「プロエース」波で発売に反響も
新型[プレリュード]は令和の新デートカー! クルマでモテモテってマジか? 420万円で2025年後半デビュー!
近畿の”空白地帯”に新たな高速「名神名阪連絡道路」実現へ進行中! 酷道だらけの「滋賀~三重~奈良」に夢の南北軸 現在の状況は?
日産「新型セダン」発表! 上質すぎる「ブラック・ゴールド」が超カッコイイ! 精悍顔の上質「アルティマ」中国で約410万円
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?