FRハンドリングマシンの次期BMW 2シリーズクーペが来週世界初公開される…M2情報は？

BMWは新型「2シリーズクーペ」を、7月8日に開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでワールドプレミアすると発表。希少なコンパクトFRスポーツクーペの新型が、英国の地でついにデビューを飾る。

今回お披露目される新型2シリーズクーペは同じ「2」を名乗るものの、2シリーズ・アクティブツアラーや2シリーズ・グランクーペなどのFFモデルとは異なるプラットフォームを採用する。BMW自ら名車「2002」の現代的解釈とアピールするように、頑なにFRレイアウトを守る生粋のハンドリングマシンなのだ。

擬装によってディテールは隠されているものの、公開されたプロトタイプのイメージからは、マッシブな前後フェンダーの造形が見て取れ、ロングノーズショートデッキの古典的なスポーツクーペのフォルムも相まって、走りへの期待を抱かずにはいられない。パワートレーンには2リッター直4に加え、3リッター直6も用意され、伝統のシルキーシックスを軽量コンパクトなボディでとことん味わい尽くすことが可能。もちろん、前後重量バランスは50:50を達成し、ボディ剛性も先代よりグッと向上しているようだから期待が膨らむ。さらに、ラインナップの頂点にはBMW M社が手がける「M2クーペ」および「M2クーペ コンペティション」も設定されるから要注目。

グッドウッドでは、まず午前9時（現地時間）にBMWの出展スペース「BMW M Town」で新型2シリーズクーペの実車が公開され、その後9時40分にはイベントの目玉であるヒルクライムレースへ出走する予定。F1マシンも走る名物コースで、どんな走りが見られるのか今から楽しみだ。

またBMWはグッドウッドで、新型2シリーズクーペの初公開に加え、先日お披露目された電動車「iX」および「i4」の英国プレミアを行うとのことだ。さらに、史上最もパワフルなM5 CSが新型2シリーズクーペと同じヒルクライムレースへ参戦するほか、NY発のライフスタイルブランド「KITH」とコラボした150台限定の「M4 コンペティション」も展示する。バイク部門BWW モトラッドからもカスタムモデルが出展されるなど、BMWブースは紹介し切れない程濃い内容となりそうだ。

Comments

昔はスカイラインやセリカにもこんな魅力があったのにな

m２いいよなぁ
今の車に飽きたら欲しい