現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさかの4ドア!? マツダが斬新「ロータリースポーツカー」実車公開!「RX-8」として市販化された「RX-EVOLV」とは?

ここから本文です

まさかの4ドア!? マツダが斬新「ロータリースポーツカー」実車公開!「RX-8」として市販化された「RX-EVOLV」とは?

掲載 3
まさかの4ドア!? マツダが斬新「ロータリースポーツカー」実車公開!「RX-8」として市販化された「RX-EVOLV」とは?

■「RX-8」のコンセプトモデルが再来!

 マツダは、往年の名車と最新モデルが一堂に展示されるイベント「オートモビル カウンシル2024」(2024年4月12日から4月14日に開催)で、コンセプトモデル「RX-EVOLV(RXエボルブ)」の実車を展示しました。
 
 RXエボルブは、1999年の「東京モーターショー」で世界初公開された4ドアスポーツカーのコンセプトカー。2003年にデビューした「RX-8」の原型になったモデルとされています。

【画像】カッコいい! これが斬新な「ロータリースポーツ」です! 画像を見る

 RXエボルブはスポーツカーらしい外観に卓越した動力性能や高いハンドリング性能を実現しながら、さらに4枚のドアと4座のシートを搭載して実用性も両立しました。

 ボディ左右のドアはセンターピラーレスの「フリースタイル式」を採用。観音開きとすることで、後席への乗降性の良さを実現し、大人4人が快適にドライブを楽しめる居住空間を確保しています。

 パワーユニットは、小型化した新世代の1.3リッターロータリーエンジン「RENESIS(レネシス)」をセンターミッドシップに搭載。最高出力280馬力・最大トルク23.0kg-mを発揮します。

 RXエボルブはIDアクセスカードによってドアの解施錠やエンジンの始動がおこなえる先進機能が備わっているのですが、ユーザーの運転技量も記憶。これによりドライバーの技量に応じたエンジン出力や走行特性の可変が可能です。

 例えばRXエボルブのすべての性能を必要としないドライバーには、エンジン制御やエレキスロットルをコントロールして、最高出力を240馬力、最大トルクを21.0kg-mに抑えるという機能も搭載されました。

 さらに、操る楽しさを実現すべく、FRレイアウトや軽量なボディ、強固なシャシー、前後重量配分50:50、ヨー慣性モーメントの低減など、スポーツカーらしい要素も取り入れられています。

 ボディサイズは全長4285mm×全幅1760mm×全高1350mmと、RX-8と全幅・全高はほぼ同じですが、全長はRXエボルブのほうが150mm短い、コンパクトなサイズ感です。

 外観は、大径ホイールを四隅に配したウルトラショートオーバーハングの独創的なプロポーションが俊敏な走りのイメージを強調する、スポーツカーらしい4ドアスポーツカーを実現しました。

 そんなRXエボルブのデザインで特徴的なのが、「隠れたヘッドライト」です。

 一見ライトが無いように思われるRXエボルブのフロントマスクですが、整流ウイング下の開口部内に極薄型のHIDライトを搭載。点灯させると開口部の奥から光を放つという、斬新な仕掛けが施されていました。

 内装は、意のままに操れるようにドライバーオリエンテッドに造られています。レバーやスイッチ、ペダルは手や足が自然に届きやすく、機敏に操作しやすい形状や配置を採用。

 メーター類は、ドライバーが瞬時に視認しやすい大きさや配置とし、目の前のメータークラスター内には特に視認の頻度が高いタコメーターとスピードメーター、シフトインジケーターのみが配され、その他の補助計器はインストルメントパネル中央のマルチモードディスプレイに表示されます。

 4つのシートには、ホールド性と通気性に優れる「ライトウエイトスポーツメッシュシート」採用。広々とした室内空間とあいまって、すべての乗員がコンパートメントスペースに座るようなプライベートなくつろぎ感が得られるといいます。

 また、助手席側後席のシートバックに折りたたみ式の「インテグレーテッドチャイルドシート」を内蔵するとともに、脱着式のベビーパッドを採用しました。

※ ※ ※

 東京モーターショーで世界初公開された時にはユニークなコンセプトカーと評されたRXエボルブですが、その後にRX-8として市販化され、19万台以上の累計生産台数を達成。人気モデルとしていまでも語り継がれています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レクサスIS 後継は『HZ』!? 1020hpのトリプルモーターBEVセダン登場へ!
レクサスIS 後継は『HZ』!? 1020hpのトリプルモーターBEVセダン登場へ!
レスポンス
「グランツーリスモ7」大幅アップデートでクルマがよりリアルで躍動感ある動きに! ミシュランタイヤも忠実に再現!
「グランツーリスモ7」大幅アップデートでクルマがよりリアルで躍動感ある動きに! ミシュランタイヤも忠実に再現!
くるまのニュース
スズキが新型「スペーシアギア」初公開! 丸目ライト×縦グリルの“ジムニー顔”で登場! アウトドア仕様の内装がスゴい!
スズキが新型「スペーシアギア」初公開! 丸目ライト×縦グリルの“ジムニー顔”で登場! アウトドア仕様の内装がスゴい!
くるまのニュース
コンチネンタル、ソフト定義自動車や自動運転の最新技術発表へ…IAAトランスポーテーション2024
コンチネンタル、ソフト定義自動車や自動運転の最新技術発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス
BMWジャパン、EVステーションワゴン「i5ツーリング」を披露 小澤征悦さんがオリジナル曲を演奏
BMWジャパン、EVステーションワゴン「i5ツーリング」を披露 小澤征悦さんがオリジナル曲を演奏
日刊自動車新聞
911の進化はとどまるところを知らない!パフォーマンスハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911 GTS」の走りは?
911の進化はとどまるところを知らない!パフォーマンスハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911 GTS」の走りは?
AutoBild Japan
名古屋~高崎が最短ルートに!? 長野の“山岳地帯”つらぬく新高速道路「上田諏訪連絡道路」のすごさとは 「地味に遠回り」解消図る超短絡路
名古屋~高崎が最短ルートに!? 長野の“山岳地帯”つらぬく新高速道路「上田諏訪連絡道路」のすごさとは 「地味に遠回り」解消図る超短絡路
くるまのニュース
小学生からEV技術者育成へ、日産が英国に世界的な訓練施設を建設
小学生からEV技術者育成へ、日産が英国に世界的な訓練施設を建設
レスポンス
「飛葉ちゃんのCB750FOUR」が青島文化教材社から1/12スケールのプラモデルで2024年11月発売予定!
「飛葉ちゃんのCB750FOUR」が青島文化教材社から1/12スケールのプラモデルで2024年11月発売予定!
モーサイ
昔じゃ考えられない「長期の夏季休暇」を設定する新車ディーラー! 最大10連休なんて店もあるが裏で苦悩するディーラマンもいる
昔じゃ考えられない「長期の夏季休暇」を設定する新車ディーラー! 最大10連休なんて店もあるが裏で苦悩するディーラマンもいる
WEB CARTOP
トヨタが「新たなクラウン」を初公開! 話題の「エステート」はどうなる? SUVやセダン以外のモデル登場は? クラウン群の行方とは
トヨタが「新たなクラウン」を初公開! 話題の「エステート」はどうなる? SUVやセダン以外のモデル登場は? クラウン群の行方とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」マフラーから白煙の原因を排気ポートから診断!
カワサキ「Z2」マフラーから白煙の原因を排気ポートから診断!
バイクのニュース
サーブ 9-3Xは派手さはないが、よくできたクロスオーバーSUVだった【10年ひと昔の新車】
サーブ 9-3Xは派手さはないが、よくできたクロスオーバーSUVだった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
6月販売ランキング、NーBOX首位返り咲き!ダイハツ・タント3位に浮上!(24年6月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
6月販売ランキング、NーBOX首位返り咲き!ダイハツ・タント3位に浮上!(24年6月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
カー・アンド・ドライバー
スバルから新「凄い4ドアセダン」登場! 300馬力超えの水平対向ターボエンジン搭載!? 謎の「X FUTURE」が九州を走る!?
スバルから新「凄い4ドアセダン」登場! 300馬力超えの水平対向ターボエンジン搭載!? 謎の「X FUTURE」が九州を走る!?
くるまのニュース
巨大リアウイングがそびえ立つ! 670馬力の史上最強・最速のWRX 米国スバル「WRXプロジェクト・ミッドナイト」登場
巨大リアウイングがそびえ立つ! 670馬力の史上最強・最速のWRX 米国スバル「WRXプロジェクト・ミッドナイト」登場
VAGUE
夜間も車が停めやすい! 埋め込み型ソーラーライトが便利 
夜間も車が停めやすい! 埋め込み型ソーラーライトが便利 
月刊自家用車WEB
トヨタ新型「“タフ”バン」発表! 超“斬新”シフト&大口顔がカッコイイ! 超静音な「プロエースE」伊で登場
トヨタ新型「“タフ”バン」発表! 超“斬新”シフト&大口顔がカッコイイ! 超静音な「プロエースE」伊で登場
くるまのニュース

みんなのコメント

3件
  • dhu********
    RX-EVOLV(RX-8)よりもRX-01の市販化を期待してた(笑)
  • sho********
    記事に釣られてコメントしますけど
    動かない車を作るのはいい加減やめて欲しい
    売らなくてもいいから走行動画くらい載せろよマツダよ
    ビジョンRXも駐車場で動かしてるくらいの動画しかないよね
    ユーザーに期待だけ持たせたって金が無いのは判ってるんだから
    せめて動くモックアップを造れ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.01161.2万円

中古車を検索
RXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

78.01161.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村