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トヨタ bZ4X【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

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トヨタ bZ4X【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

トヨタ bZ4X(TOYOTA bZ4X)
現行モデル発表日:2022年4月12日
車両価格:600万円~650万円

トヨタの未来を指し示したBEV。走りを愉しむなら軽快感のFWDがおすすめ
車名はカーボンニュートラルを目指すbZ(ビヨンド ゼロ)、大きさを示す4(クラス)、ボディ形状を表すX(クロスオーバー)に由来する。バッテリー総電力量は71.4kWhで、FWDはWLTCモードで約500kmの航続距離を確保している。インテリアも未来的で、これからのトヨタのBEVの方向性を具現化した1台と言える。

トヨタbZ4Xが刻むカーボンニュートラル実現への新たな一歩

BEV専用のプラットフォーム「e-TNGA(トヨタ ニューグローバルアー キテクチャ)」を採用するが、このフラットフォームはスバルと共同開発されたものだ。特徴は、バッテリーを積む容量によってボディサイズが可変できるなどフレキシブルな対応が可能なことやバッテリーを床下に敷き詰めることで低重心化、BEVに特化した高剛性化、軽量ボディ構造としたことなどである。さらに床下のバッテリーの安全性を全方向で確保していることも挙げられる。

走りはリニアで、右足の動きに即反応し「意のまま感」の強い加速フィール、低重心化により安定したスタビリティなどBEVらしいもので好印象だった。4WDモデルは、スバルとのアライアンスを積極的に活用した4WD協調制御技術が採用され、悪路やスノードライブなど路面状況に合わせた走破性を持ち、そして信頼性が高い「X-MODE」 を搭載する。

サーキットの試乗では、一般道の法定速度を超えて走っても終始安定している印象。とくに4WDモデルの走りは安定感があり、多少ラフな運転操作をした程度ではクルマは何事もなく前へ前へと進んで行く。

軽快感が強く、走りを楽しめたのはFWDモデルだった。クルマを自分の腕で制御するという感覚が4WDより強く感じられた。非降雪地域ではFWDという選択はありだろう。235/60R18サイズのタイヤ&18インチホイールがパフォーマンスを十分に受け止めてくれる。

またbZ4Xには、オプションでソーラー充電ルーフが用意されている。プリウスPHVのそれよりも効率が向上し、1年間に1750km相当分(月平均145.8km)の発電が可能となるようだ。走るための充電量をこれのみで確保することはできないが、自然エネルギーである太陽光を使ってクルマを走らせたい人には興味深い装備だろう。

※2022年6月23日に発表されたリコールにより、現在(2022年8月19日時点で)新規契約を停止している。

トヨタ bZ4X 主要諸元
●全長:4690mm
●全幅:1860mm
●全高:1650mm
●ホイールベース:2850mm
●重量:1920~2010kg
●パワーユニット:モーター×1基/モーター×2基
●駆動方式:FWD/4WD
●トランスミッション:-
●乗車定員:5名

[ アルバム : トヨタ bZ4X はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

7件
  • タイヤ取れ直ったの。 直ってから宣伝した方がいい。
  • タイヤ&ホイールがパフォーマンスを十分に受け止めてくれる。って凄い皮肉だな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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