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レクサス ビッグマイナーチェンジした「RX」発表

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レクサス ビッグマイナーチェンジした「RX」発表

レクサスは、2019年5月30日にビッグマイナーチェンジを受けたミドルクラスのSUV「RX」を発表した。今回発表された新型RXは、エクステリア・デザインを手直し、よりダイナミック感のあるサイドビューとしている。またフロントのスピンドルグリルはL字モチーフのブロックメッシュパターンを新採用している。

モデル概要

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インテリアは、ナビゲーションのタッチディスプレイ化、USBソケットの増設、スマートフォン収納スパースの追加、タッチパッド式のリモートタッチなどを採用。シートは、3列シート車の3列目シートを改良し、足元の空間を広げたポジションと、ラゲージスペースを重視したポジションの2ポジションを選択可能に。また3列シート車の2列目シートにキャプテンシートの設定を追加している。

シャシーは、新世代のレクサスが目指す「すっきりと奥深い」乗り味を追求するために、基本となるボディは溶接の打点を増やし、構造用接着剤の接着長も拡大するなどにより剛性を向上。シャシーでは、ハブベアリングの剛性の向上、スタビライザーバーの剛性の向上を行ない、アンダーステアの軽減とロールの低減を図っている。また、アクティブコーナリングアシスト(ACA)も新採用している。

さらに新構造のフリクション・コントロール・デバイス付きダンパーや新しいブレーキ制御を採用するなど細かな改良を行なっている。フリクション・コントロール・デバイス付きダンパーとは、シリンダー内部にゴムを組み込んだ構造で、油圧では制御できない高周波振動を低減する機能を持つ。

安全技術では世界初のブレードスキャン式ハイビームシステム(AHS)、新世代のレクサス・セーフティシステム+を採用している。ブレードスキャン式AHSとは、光源のLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。

ブレードミラーに反射した光がレンズを介し前方を照らす新機構のAHSで、ブレードミラーの回転に同期させてLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することで、配光を細かく制御するシステムだ。このため、ハイビームでも対向車や先行車を眩惑することなく、より早く歩行者や標識を認識することができる。

マルチメディアシステムは、新たにタッチディスプレイを採用し、スマートフォン連動機能に対応。Apple CarPlay、Android Auto、Baidu CarLifeなどのアプリケーションを音声で操作することができる。

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