GRスープラのGT500マシンから最先端エアロシステムを学ぶ
空力最優先のレーシシングフォルムを知る
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ツインリンクもてぎで開催されているスーパーGTシリーズ第8戦の会場で、2020年のGT500ニューマシン「TOYOTA GR Supra」が一般公開された。このスープラは、2020年からスーパーGT GT500クラスで採用されるドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)との共通技術規則『クラス1』規定に沿った車両だという。
エンジンはレギュレーションに沿った2.0Lの4気筒直噴ターボが搭載されているのだろうが、大きく落としこまれたボンネット形状とアウトレットダクトはインパクト抜群だ。
サイド下部は大きく絞り込んでサイドフラップをフェンダー幅まで拡大。まさに空力最優先のレーシングフォルムだ。エキゾーストはドアから排出するサイド出しとしている。
トレッドを大幅に拡大するために導入された前後のブリスターフェンダーがレーシングカーを物語る。どことなく往年のDTMマシンを彷彿とさせるデザインだ。
リヤはスワンネックGTウイングを装備し、トランク部にはストレート形状のスポイラーも組み込まれている。市販モデルとは桁違いのボリューム感だ。
そしてホイールは、レイズが総力を結集して開発した鍛造1ピースの逸品だ。名作“ボルクレーシングTE037DURA”の面影を残しつつも、スポーク間を繋ぐリブ形状やスポーク部のウエイトレスホールなどは異次元レベル。さすがは最新のレーシングホイールと唸るほどの作りだ。
A80型のGT500マシンは、スーパーGTの前身であるJGTC(全日本GT選手権)で12年間に渡って活躍し、シリーズタイトルも4度獲得している。A90型がどこまで勝利数を重ねていくかは分からないが、新しいスープラ伝説の幕開けには期待したい。
PHOTO:吉見幸夫
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