現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【新型ハスラー好調】3月の「軽」新車 スズキがシェア首位 2019年度の販売台数は、3年ぶり減 

ここから本文です

【新型ハスラー好調】3月の「軽」新車 スズキがシェア首位 2019年度の販売台数は、3年ぶり減 

掲載 更新 16
【新型ハスラー好調】3月の「軽」新車 スズキがシェア首位 2019年度の販売台数は、3年ぶり減 

スズキ 3月に6万3968台

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】6月発売へ ダイハツ・タフト 全27枚

2020年3月期の軽自動車の国内新車販売台数は、前年同月比7.6%減の20万6483台と6か月連続でのマイナスを記録した(速報値、全国軽自動車協会連合会まとめ)。

これで2019年度(4月~2020年3月)の新車販売の成績は、前年比3.5%減の185万5967台と3年ぶりに減少に転じた。

3月期のブランド別新車販売台数では、3月に軽スーパーハイトワゴンの新型ルークスの販売をスタートさせた日産が、前年同月比14.9%増の2万4009台。

同じく、軽スーパーハイトワゴンの新型eKクロススペース/eKスペースを発売した三菱自が、同0.6%増の8028台。

2月末に新型スズキ・ハスラーのOEM車となるフレアクロスオーバーをリリースしたマツダが同43.2%増の6154台と、3社がプラスを記録したもののそれ以外はすべてマイナス。

ただし、新型ハスラーの販売が好調なスズキは、同10.3%減ながら6万3968台を記録して、3か月ぶりのシェアトップについた。

3月期の軽自動車の新車販売動向について業界団体の関係者は、「消費税アップに伴う反動減や消費マインドの低迷に加え、新型コロナウイルスの感染拡大によって販売店への客足が遠のいたことが、マイナスを記録した要因といえる」と説明。

「ただし、日産ルークスや三菱eKクロススペース/eKスペースなどの新車効果によって、前年同月比でのマイナス幅は7.6%と、前月の9.6%より縮小した」と解説する。

今後の展望は? タフトが注目

今後の市場動向に関しては、「新型コロナウイルスの感染拡大で人々が外出を控え、販売店への来場者は確実に減る傾向。また、メーカー側も生産ラインを一部停止する方策をとっている。ゆえに、今後の販売台数の低迷は避けられそうにない状況だ」と分析。

「一方、日産と三菱の新スーパーハイトワゴンの受注は堅調に推移し、またダイハツが新型クロスオーバーのタフトの受注を開始(発売は本年6月予定)しており、これらが低迷する市況をどれくらいカバーできるかが注目点になる」と指摘した。

3月期の軽自動車の車名別ランキングでは、ホンダNボックスが前年同月比16.4%減ながら唯一2万台オーバーの2万2078台を達成して4か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、同6.2%減ながら1万7370台を成し遂げたダイハツ・タントが1ランクアップで位置。第3位には、やはり同14.7%減ながら1万6077台を売り上げたスズキ・スペーシアが1ランクアップで入った。

ちなみに、登録車と合わせた車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックス、ダイハツ・タント、トヨタ・カローラ、スズキ・スペーシア、ホンダ・フィットの順になり、5か月ぶりに登録車がトップ3の一角に入った。

注目のニューモデルの動きを見ていこう。

ハスラー6位に 前年比7割増

1月に新型に切り替わったスズキ・ハスラーは、前年同月比72.3%増の1万372台を達成して第6位に。

生産を再開したホンダNワゴンは、同64.7%増の1万271台を販売して第7位にランクイン。

また、日産ルークスは7633台を記録して第11位に。eKクロススペース/eKスペースを含む三菱eKは、同2.7%増の6651台を成し遂げて第12位に入った。

2019年度 トップ10から「軽」が減少?

2019年度の車名別ランキングを見ていこう。首位に立ったのはホンダNボックスで、唯一20万台超えの24万7707台を記録して5年連続でのトップにつく。

続く第2位にはダイハツ・タントが、第3位にはスズキ・スペーシアが入った。

一方、登録車を含めた2019年度の車名別ランキングではホンダNボックスが3年連続での首位となり、第2位から第5位までは軽自動車が続く。

登録車でトップのトヨタ・カローラは第6位に位置。第7位から第10位までは登録車が並んだ。トップ10を一覧すると、軽自動車が5車種で、登録車が5車種。

前年度は軽自動車が7車種だったので、消費税増税時に配慮された登録車、とくに一部改良を含む新型の登録車の堅調ぶりが光る結果となった。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
motorsport.com 日本版
スズキ『V-STROM 250SX』がカラーリング変更、新価格は59万1800円
スズキ『V-STROM 250SX』がカラーリング変更、新価格は59万1800円
レスポンス
約3000万円で落札されたポルシェ「911 カレラRS アメリカ」は何か変! 実は新車の頃からシュトロゼックのボディキットが装着されていました
約3000万円で落札されたポルシェ「911 カレラRS アメリカ」は何か変! 実は新車の頃からシュトロゼックのボディキットが装着されていました
Auto Messe Web
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
フォード、伝統のバハ1000で『ブロンコDR』と『レンジャー・ラプター』が主要部門を制覇
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
トヨタ勝田貴元、出鼻を挫くパンクは「大きな衝撃がなかった」と驚き。DAY2は”抑えめ”の走りに|WRCラリージャパン
motorsport.com 日本版
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
最強の4気筒「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」は限定300台
AutoBild Japan
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
アイオニック5からコナへ!【ヒョンデ・アイオニック5長期レポート5】
AUTOCAR JAPAN
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
くるくら
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
トヨタの「“2階建て”ハイエース!?」登場! 豪華“ウッド”&茶内装が超カッコイイ! 充電システム×エアコンも完備のケイワークス「アーチザン Type I」お台場で実車公開
くるまのニュース
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
【ヤマハ】Netflix の新作SFアニメ「Tokyo Override」にヤマハがデザインしたバイク「Y/AI(ワイエーアイ)」が登場!
バイクブロス
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
キャンプ・災害に備える手のひらサイズの携帯浄水器「Greeshow GS-288」のセール実施中!
バイクブロス
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
ミツオカ新型「M55」世界初公開に反響多数! MTのみ設定&“旧車”デザインに「良すぎる」の声! 青内装の「ゼロエディション」が話題に
くるまのニュース
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
クシタニが2024-25FWガーメントを発売! 暖かさと運動性の高さを両立した防寒パンツ・ブーツ・グローブをラインナップ
バイクのニュース
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ついに昔の[ダイハツ]が蘇る!? [不祥事]以来変わった[社内の雰囲気]とは
ベストカーWeb
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
ニューズウィーク誌が選ぶ「2025年最も期待される新型車」にベントレー新型「コンチネンタルGTスピード」が選出されたもっともな理由…とは?
Auto Messe Web

みんなのコメント

16件
  • 壊れたとか、車検切れるとか、よっぽどやむを得ない事情がないと、新車見に行って乗り比べて買おうって気にならないよね・・・
  • 流石スズキだな。
    N箱のように一極集中でなく、理想的な販売。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

151.8197.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0287.0万円

中古車を検索
ハスラーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

151.8197.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

20.0287.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村