現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさかマツダ「サバンナGT」が45年ぶりに蘇る!? 丸目4灯&メッシュグリル採用! ワイドな「RX3 CABRIOLET」の正体とは

ここから本文です

まさかマツダ「サバンナGT」が45年ぶりに蘇る!? 丸目4灯&メッシュグリル採用! ワイドな「RX3 CABRIOLET」の正体とは

掲載 19
まさかマツダ「サバンナGT」が45年ぶりに蘇る!? 丸目4灯&メッシュグリル採用! ワイドな「RX3 CABRIOLET」の正体とは

■懐かしき「サバンナGT(RX-3)」みたいな「ロードスター とは

 毎年1月に開催される東京オートサロンでは、さまざまなカスタムカーが展示されます。
 
 基本的にはベース車のカスタムがメインですが、なかにはベース車から大きく姿を変えたモデルも存在します。

【画像】まさかマツダ「サバンナGT」が蘇る!? もはやロードスターに見えないカスタムカーの画像を見る!(45枚)

 クルマの専門学校である日本自動車大学校(通称NATS)は、長年にわたり東京オートサロンに出展し続けています。

 毎年、同校のカスタマイズ科では東京オートサロンに向けたカスタムカーが授業の一環も兼ねて、いくつか製作され話題となっています。

 2023年に向けては、トヨタ「アルファード」をベースにスーパーデューリートラック化した「アルファードスーパーデューリートラック」や、トヨタ「86」をベースにGRコンセプトモデル「GT3」をオマージュしたモデルが製作中です。

 それらに並んで現在製作されているのがマツダ「ロードスター(ND型)」をベースにした「MAZDA RX3 CABRIOLET」と呼ばれるモデルとなります。

 その見た目は、かつてマツダが販売していた「サバンナGT(輸入名:RX-3)」をオマージュしたような丸目4灯かつメッシュグリルが特徴的なデザインです。

 日本で1972年から1978年まで発売されたサバンナGT(RX-3)は、米国向けに「RX-3」という車名が与えられて展開され、日本でもRX-3の名で親しまれたといいます。

 心臓部にはロータリーエンジンに5速MTを組み込んだ仕様として、レースでも活躍したマツダの名車です。

 そんなRX-3を現代のロードスターをベースに復活させたのが今回のカスタムカーといえます。

 また完成予想図では、RX-3(クーペ/後期型)を思わせるヘッドライトやグリルに加えて、黄色いボディカラーにグリーンのラインがアクセントとなっているほか、ロードスター譲りのオープンカースタイルです。

 そんなMAZDA RX3 CABRIOLETの制作背景について、担当する学生は次のように話しています。

「旧車人気が高まり中古車も高騰している今。

 旧車は欲しいがとにかく敷居が高い。ただでさえ購入価格が高いうえ維持費、メンテナンスにかかる費用を考えたら格差社会の現代において一般市民の旧車所有なんて夢のまた夢。

 ましてや僕ら若い世代にはとてつもなく高いハードルなんです。

 現代のクルマのメンテナンス性や維持費でルックスは旧車という理想形のモデルケースとしてチャレンジしていました」

 また苦労する部分としては、以下のように話しています。

「NDロードスターのきれいなラインやシルエットと真逆とまではいわないですが、形のベクトルが違う両車のつじつま合わせが難しいです。

 ロードスターの良さもできるだけ残したいと思っています。

 ボディの造形は主に鉄板で、新規パネルを製作し既存のフェンダーやボディと合わせていくのですが板金加工で左右対称を作るのがとても難しいです。

 地元企業の千葉マツダの協賛でベース車のNDロードスターを用意していただき製作しています。

 そのほか、アフターパーツやカスタムメーカーに多数部品協賛していただき製作完成を目指しております」

※ ※ ※

 1978年に生産終了となったサバンナGT(RX-3)が2023年1月に完成してお披露目されれば、まさに45年ぶりの復活といっても過言ではないでしょう。

 毎年、ユーザーの度肝を抜くカスタムカーを展示する日本自動車大学校。東京オートサロン2023でも注目せずにはいられません。

こんな記事も読まれています

F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
AUTOSPORT web
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
異形の「センチュリーロイヤル」!? 唯一無二の“Sワゴン型”なぜ存在?
乗りものニュース
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
クルマはいまやボディだけじゃなくてシートもコーティングが基本! 車内で飲食するなら「布シートコーティング」は必須だった
WEB CARTOP
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
エンブレムが立ち上がった! メルセデスベンツ『EQS』が「電気自動車のSクラス」らしく進化 1535万円から
レスポンス
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
4連覇達成のフェルスタッペン、レッドブル離脱は考えていたのか? 内紛とライバル猛追に苦しんだ2024年を回顧
motorsport.com 日本版
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
motorsport.com 日本版
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
レスポンス
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
VAGUE
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
バイクのニュース
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
AUTOSPORT web
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
Auto Messe Web
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
モーサイ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
motorsport.com 日本版
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
バイクブロス
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
THE EV TIMES
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
レスポンス
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
VAGUE

みんなのコメント

19件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索
RXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51119.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村