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売れすぎ!? トヨタ「ヤリス」人気の理由は? デビューの2020年は販売首位! モデルの魅力を分析

掲載 更新 32
売れすぎ!? トヨタ「ヤリス」人気の理由は? デビューの2020年は販売首位! モデルの魅力を分析

■人気すぎる? 登録車販売台数1位の「ヤリス」

 トヨタ「ヤリス」は、「ヴィッツ」の後継として2020年2月にデビューしたコンパクトカーです。「YARIS!&GO!」のキャッチコピーとともに、アクティブなイメージを持つ1台として売り出されました。

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 その人気はデビュー時から高く、発売1か月後には月間販売目標の7800台のおよそ5倍となる約3万7000台を受注。2020年の登録車販売台数は「ヤリスクロス」「GRヤリス」と合わせて国内トップに輝きました。

 さらに、2021年上半期でも引き続き1位を獲得しており、いま乗りに乗っている1台といえます。

 ヤリスの特長は、突出した1点の性能よりも、「DRIVING(走行性能)」「SAFETY(安全性能)」「CONNECTED(コネクテッドサービス)」「COMFORT(快適装備)」のトータルバランスの良さにあります。

 ヤリスは、クルマの基本性能とされる「走る・曲がる・止まる」が徹底的に鍛えられ、スムーズな発進と思い通りに走行できる操舵性を実現。

 コーナリングの安定感や伸びやかな加速も魅力のひとつで、ドライバーがのびのびと自信を持って運転できるように設計されています。

 さらに、ヤリスには新開発されたTNGAプラットフォームが採用されており、従来のコンパクトカーよりも低重心になっているのも魅力です。

 安全性能としては、トヨタ独自の運転支援機能「トヨタ・セーフティ・センス」が搭載されており、運転に自信がない人や年齢層が高い人でも、安心して運転できるように配慮されています。

 例えば、クルマが自動で駐車をおこなう「アドバンスト パーク」、ペダルの踏み間違え時にブレーキを制御する「パーキングサポートブレーキ」、右折時に直進車や歩行者との接触を防止する「プリクラッシュセーフティ」などが搭載されています。

 また、ヤリスには全車種標準で8インチのディスプレイオーディオが搭載されており、スマートフォンのナビアプリをはじめ電話、メール、音楽もスマホ同様に使用が可能です。

 オプションでトヨタのコネクテッドサービス「T-Connect」に加入すると、オペレーターが運転者に代わってレストランなどの案内、予約をおこなうこともできます。

■なぜ「ヤリス」は幅広い年齢層から人気なのか?

 車内の快適装備でも細部までこだわられており、シートポジションを毎回調整せずとも記録しておける「運転席シージリターン機能」、助手席のシートを降車しやすく回転させられる「ターンチルトシート」などが採用されています。

 このように、ヤリスはコンパクトカーの域を超え、あらゆる機能がワンランク上で、かつ総合的なバランスの良さに仕上げられたモデルとなっています。

 ヤリスのグレードは、全18種類の展開となっており、ガソリン仕様とハイブリッド仕様の両方がラインナップされています。

 とくにハイブリッド仕様の燃費性能は非常に高く、カタログ燃費(WLTCモード)で35.4km/Lから36.0km/Lを達成しています。

 また、カラーのバリエーションも15種類と幅広く、アクティブな「クリスタルシャイン」や「サーモテクトライムグリーン」に加え、「アバンギャルドブロンズメタリック」や「アイスピンクメタリック」といった上質な大人のカラーもラインナップされています。

 さらに、外装のエアロパーツも充実しており、オプション次第ではスポーティな印象にまとめることもできます。

 さまざまな機能に加え、こうした外装のアレンジの選択肢が広いことも、ヤリスが幅広い年齢層から選ばれる理由のひとつとなっているのかもしれません。

※ ※ ※

 なお、ヤリスの価格(消費税込)は、エントリーグレードの「X“Bパッケージ”」が139万5000円、最上級グレードの「HYBRID Z(E-four仕様)」が252万2000円です。

 ヤリスの前身であるヴィッツは、価格の安いクルマに挙げられることの多いモデルでしたが、現在のヤリスはリーズナブルなグレードだけでなく、上質なコンパクトカーを求めるユーザーへもアプローチしていることが分かります。

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みんなのコメント

32件
  • 狭いだとかレンタカー需要だとか言われてるけど
    それなりに売れてるのはコンパクトカーとしての用途を明確にした
    燃費が良くて小回りも効く、値段的にも安価と言う事が全てでしょう。
  • トヨタなら何でも売れるから。

    あのマーチだってトヨタ製ならバカ売れでしょ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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