新型フォレスター発表 北米では2024年春に発売
スバル・オブ・アメリカは現地時間の2023年11月16日、ロサンゼルス・モーターショーで6代目となる新型スバル・フォレスターを発表した。同社は、歴代で最も先進的な機能や現代的なデザイン、優れた乗り心地などを強みとして挙げている。
【画像】見た目一新 新型スバル・フォレスターを写真で 北米では2024年春発売 EVのソルテラも 全52枚
スバルらしく、シンメトリカルAWDと呼ばれる四輪駆動は継続。運転支援システムのアイサイトが標準装備され、ダッシュボードには11.6インチのインフォテインメント・モニターを実装。アップル・カープレイとアンドロイド・オートへ無線で対応するという。
アメリカでは、2024年春から販売がスタート。トリムグレードは、ベース、プレミアム、スポーツ、リミテッド、ツーリングという設定になる。フォレスターは、約30年に渡って同社のベストセラー・モデルで、アメリカでは合計260万台以上が売れている。
価格などは、まだ明らかになっていない。簡単に特徴を確認していこう。
一新したスタイリングとインテリア
ボディは、クラシカルで堅牢なイメージを継承しつつ、洗練されたデザインを獲得。ヘッドライトはオートハイビーム機能付きのLEDで、大きなフロントグリルが目を引く。その中央には、スバル星団をグラフィック化したエンブレムが配される。
高めのショルダーラインと、角のあるホイールアーチ、フロントとサイド、リアのアンダーガードなどが、SUVらしさを表現。リアガラスは垂直に近く、荷室容量へ配慮したという。
ボディサイズは、全長4655mm、全幅が1829mm、全高が1729mm。ホイールベースは2669mmとなる。
空力特性も磨かれ、フロントフェンダー後方のエアアウトレットは、走行中にホイールハウス内の空気を排出。フロントタイヤの浮き上がりを抑え、安定性を高めるそうだ。
インテリアで目を引くのは、中級グレード以上に限られるが、11.6インチ・インフォテインメント用タッチモニター。ダッシュボード自体のデザインや、テクスチャが施された化粧トリムなどは、普段使いでの傷つきを軽減する設計が施されている。
北米仕様のベース・グレードには、2面の7.0インチ・タッチモニターが与えられる。上部モニターがインフォテインメント用で、下部がエアコンや車両設定の操作用となる。
ガラスエリアは広く確保され、全方向の優れた視界を確保。プライバシーガラスとデュアルゾーン・エアコンは標準装備。スバル車初となる、キックセンサー式のハンズフリー・パワーテールゲートも装備された。
センターコンソールには、ワイヤレス・スマートフォン充電パッドをセット。シートヒーターだけでなく、上級グレードを選ぶとフロントシートにはベンチレーション機能も内蔵される。
改良版プラットフォームと最新版アイサイト
新しいフォレスターでスバルが強みとする1つが、スバル・グローバル・プラットフォームに改良を加え、剛性を10%高めたこと。溶接技術と構造用接着剤で組み上げられるインナーフレーム構造が、高剛性化と軽量化に貢献するという。
このアップデートにより、動的能力が改善。滑らかな乗り心地と、走行中の静かな車内を叶えたともしている。
また、6代目では運転支援システム「アイサイト」の最新版を標準装備。従来のシステムからソフトウエアを更新し、カメラの視野が広がり、広範囲の条件でより高速な稼働を実現したと主張する。電動ブレーキブースターも追加されたという。
交差点では、自転車や歩行者を早期に識別。ドライバーへ警告するとともに、衝突回避のためブレーキが作動する。後退時ブレーキアシストや、車線変更支援機能が付いたブラインドスポット・モニター、リヤ・クロストラフィック・アラートなども実装する。
アダプティブ・クルーズコントロールが作動中、ドライバーが警告へ反応しない場合、緊急停止アシストも動作する。これはスバル車としては初採用。車両を安全に停止させ、ハザードランプを点灯。ドアロックを解除し、スバルの緊急サービスへ通報が入る。
リアシート・リマインダーも新しい機能だ。リアシートへ座った子供の、取り残し事故を防ぐことへ繋がる。
さらにグレードによって、オートマティック・エマージェンシー・ステアリングも装備。駐車時にはサラウンドビュー・モニターも利用可能となる。
磨かれたオフロード性能と実用性
新型フォレスターの最低地上高は8.7インチ(約220mm)。多くのSUVより高く確保されつつ、低めの開口部で乗降性も担保されているという。
全車共通のシンメトリカルAWDは改良を受け、より高速なレスポンスと、機敏な操縦性、オンロードとオフロードでの優れた能力を実現したと主張される。ヒルディセント・ コントロール付きのドライブモード、X-モードも標準で装備される。
北米仕様の場合、スポーツ・グレード以上では、デュアルファンクション X-モードへアップグレード。悪条件での能力が高まるそうだ。
リアシートの背もたれは、60:40の分割で倒せ荷室を拡大できる。テールゲートの開口部は広く、荷室のフロアは低く、荷物の積み下ろしが容易とのこと。ルーフレールも共通で装備される。
2.5L水平対向4気筒エンジンにCVT
エンジンは、2.5Lの水平対向4気筒ガソリン。最高出力180psと、最大トルク24.5kg-mを発揮する。トランスミッションは、リニアトロニックと呼ばれるCVTが標準。トリムグレードによっては、シフトパドルが付くマニュアルモードも実装される。
アクティブ・トルクベクタリング機能と、SIドライブと呼ばれるパフォーマンス・マネージメントシステムも標準。アルミホイールはベースグレードで17インチ、トップグレードでは19インチが組まれるという。タイヤの空気圧監視システムも装備される。
ステアリングは、ツインピニオン式の電動パワーアシストを装備。ダイレクトで自然な操舵感を提供するとしている。
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みんなのコメント
見慣れたらなかなか良くなってきたな。