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俳優の哀川翔氏率いるラリーチームが「AXCR2019」への参戦を発表 監督としての熱い意気込みとは

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俳優の哀川翔氏率いるラリーチームが「AXCR2019」への参戦を発表 監督としての熱い意気込みとは

■悪路続く2200キロの道のりを走破するレース「アジアクロスカントリーラリー」

 2019年6月13日、俳優の哀川翔氏をチーム監督とするラリーチーム「FLEX SHOW AIKAWA RACING」がアジアクロスカントリーラリー2019(以下、AXCR)への参戦を発表しました。

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 AXCRの参戦5回目となるFLEXと哀川翔氏のラリーチーム。2019年はTOYO TIRESがメインスポンサーとなります。新たなスポンサーを得た「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のドライバーには、ドリフト競技の最高峰である「D1グランプリ」にてチャンピオン経験をもつ川畑真人選手を起用。

 卓越したドライビングテクニックを持つ川畑選手が挑戦すAXCR2019は、タイのビーチリゾートであるパタヤを2019年8月10日にスタートし、ミャンマーの新首都、ネピドーを目指すタフなレースになります。

 通常のレースやD1グランプリとは全く異なるラリーレイドの競技で、ステアリングを握る川畑選手にとって何よりも異質なのはコドラの存在だといいいます。

 クローズドサーキットでは味わえないラリーレイドの世界は、道無き道を走るために水先案内人は不可欠です。まして先にレキ(下見)ができない長距離クロスカントリーレースでは、コドラが読むコマ図が全てなので、川畑選手の新たなチャレンジはかなりハードものになることでしょう。

 チームのマシンは2018年に引き続き、トヨタ「ランドクルーザープラド(150系)」を起用。千葉にある中央自動車大学校の研修プログラムと連動しており、マシンは同校にてオーバーホールとアップデートを敢行済。メンテナンスに参加した学生のなかから、選抜された3名がメカニックとしてAXCR2019に帯同します。

 熱対策の為に追加されたATクーラーとオイルクーラーや、アッパーアームやキングショック装備など足回りの見直しも実行。ギア比の変更、サードと共同開発したオリジナルのボディキットなど細かなアップデートを施したレーシングプラドとなっています。

 今回のラリーはもとより、今までの参戦経験で蓄積されたマシン制作のノウハウは、フレックスが実際に販売するプラドなどにもフィードバックされるといいます。

 TOYOTA GAZOO racing rally challengeで自らステアリングを握る監督の哀川翔氏は、AXCR2019への参戦について以下のようにコメントしました。

「クロスカントリーラリーのような長丁場のレースでは、クルマを壊さないように最終フィニッシュを目指す事はとても難しく、その難しさは経験した人間にしか分からない過酷な世界です。

 川畑選手には単独レグでのベストリザルトよりも、クルマを壊さず完走を目指した走りをお願いしたいです。そして、まずは完走を目標としたうえで悲願のクラス優勝も諦めず戦ってほしいです」とエールを贈りました。

 参戦発表会のあとはオフィシャルパートナーが登壇し、フォトセッションが行われました。また、ライドワンにおいては川畑選手のドライビングによるD1マシンのデモランが行われ、トヨタ「ハチロク」のD1スペシャルマシンに乗り込み、集まった大勢のギャラリーを圧倒するパフォーマンスを披露しました。

 AXCR2019は2019年8月10日からスタートし、2200km先にあるゴールを7日間かけて目指します。ラリー開催中はFLEXのオフィシャルサイトなどでレグの模様が中継される予定とのことなので、レースの模様が気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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