初めての愛車として迎えたエクサでミーティングに参加
日産「エクサ」は1986年に登場し、リアハッチのクーペとワゴンタイプのキャノピーという2つのボディ形状を用意。日本仕様ではクーペとキャノピーで形状が違うことから法規上は別のクルマと見なされてしまい、別個の2モデルとして販売されることになりましたが、リアのルーフ部は着脱できることで開放的なオープンエアを楽しめました。“Ryou”さんは、そんな個性的なモデルを初めての愛車として迎えました。
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日本仕様では2モデルとして販売された
2024年4月20日、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの駐車場で「第15回自美研ミーティング」が開催され、“Ryou”さんは、初めての愛車である1988年式の日産「エクサ」で参加していた。
エクサは個性的なスタイリングから当時話題にはなったが、短命だったモデル。販売時期はオーナーの“Ryou”さんが生まれる前のことだが、なぜ購入を決めたのだろうか。
「インターネットで画像を見てひと目惚れでした。着せ替えできるコンセプトにも惹かれましたね。今の愛車は探していたMT仕様なこともあり、気付いたらハンコを押していました。現代のクルマに興味がないわけじゃないのですが、レンタカーで好きに乗れるじゃないですか。こういった旧いクルマはなかなか乗れないですし、いいタイミングで買わないと二度と手に入らなくなっちゃうかもしれないので。
エクサはスポーツカーらしい見た目をしているだけで走りにクセはなくて、普通に乗りまわせますよ。Tバールーフを開けてドライブを楽しんでいます。リアのルーフ部を開けて全開にすると風がめっちゃ入ってきますし、周りからの視線もやばいです(笑)」
ひと通り手を入れて、現在は快調
購入時はフルノーマルだったが、ステアリングやシート、サスペンションなどを交換。車検時はエンジンとミッションオイル、冷却水とパワステオイルなどが漏れていたが、修理した後はまったくトラブルがないという。今後は効きの悪いエアコンの対策と車高調への変更を考えているが、カスタムなどはそもそもパーツがないため難しいという。
購入時の走行距離は11万kmで現在は15万km。まだまだ乗るつもりだというが、もし次にクルマを買うならどんな車種に乗りたいか聞くと、こんな答えが返ってきた。
「絶対に欲しい! っていうクルマがあって、それはBMWのZ1っていう、Zシリーズの元祖です。スライドで下がるドアを見た瞬間に欲しいと思ったんです」
やはり“Ryou”さん、個性的なエクサ乗りだけあってギミックのあるクルマがお好きなようだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを一冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら
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