■市販化もありえた!? スバル「BRZ」のSUVワゴンとは
2023年10月26日から11月5日まで、「東京モーターショー」改め「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が開催されます。
モーターショーと言えば、未来のモビリティやこれから市販される可能性のあるコンセプトカーがお披露目される場として注目されていますが、これまでモーターショーに出展されて話題になったモデルにはどのようなものがあったのでしょうか。
今回は、2013年の第43回東京モーターショーでスバルが世界初公開した「クロススポーツ デザインコンセプト」を紹介します。
【画像】まさかの「SUV仕様」が実在! 悪路も走れる「オフロード版 BRZ」を見る(40枚)
クロススポーツ デザインコンセプトは、「スバルがこれまでに培ってきたスポーツ性とユーティリティの高さを融合した新たな都市型SUV」として提案されたコンセプトモデルです。
クロススポーツ デザインコンセプトは、スバルのFRクーペ「BRZ」(初代)をベースとし、全長4300mmのコンパクトなボディながらも、広く快適な室内空間と実用性の高いラゲッジスペースを確保。
さらに最低地上高を上げたことによって、スバルらしい悪路走破性を実現するとともに乗降性の良さも両立しています。
クロススポーツ デザインコンセプトのスタイリングは、各所にベースとなったBRZとの繋がりをイメージさせる、統一感の高いデザインです。
ロングノーズとワイドスタンスのスタイルや、フロントグリルとヘッドライトなどの形状はBRZ譲りのスポーティな印象を残しつつ、ルーフラインはバックゲートまで伸びやかに続くステーションワゴン風のシルエットを採用。
それでいながら2ドアボディとしたことにより、クロススポーツ デザインコンセプトは国内市場においてはほとんど存在しなかった「シューティング・ブレーク」というスタイルを成立させました。
軽快な走りを予感させるタイトなキャビンに加えて、バンパーなどのボディ下部にはSUVテイストを高める「スキッドプレート」を装着。さらにタイヤハウスの周辺にはフェンダーモールも備えたことで、クロススポーツ デザインコンセプトはオフロードでの走行性能の高さも主張しています。
クロススポーツ デザインコンセプトはパワーユニットに1.6リッターの水平対向直噴ターボエンジンを搭載し、ボディサイズは4300mmの全長以外は公表されていませんが、タイヤは235/50R18の大径サイズを装着。
駆動方式はスバルらしい「シンメトリカルAWD(四輪駆動)」を想像しますが、このコンセプトモデルの駆動はBRZと同様のFR(後輪駆動)と発表されており、ダートでもナチュラルなハンドリングと後輪駆動を楽しむスポーツモデルという設定がなされていました。
また、フロントウインドウ上部・内側にはアイサイトの装着を想定したステレオカメラが装着され、現実性の高いディテールも話題でした。
※ ※ ※
BRZのスポーティさに「実用性」と「活動範囲の広さ」をプラスすることで、その発展性の高さを提案したクロススポーツ デザインコンセプト。
当時は市販化も検討していたとも言われ、クルマ好きを中心に期待が高まりましたが、2023年時点でクロススポーツ デザインコンセプトは販売されていません。
完成度が高いコンセプトカーだっただけに、2023年10月のJAPAN MOBILITY SHOW 2023では同車のコンセプトを継ぐようなスポーティなモデルが登場するか、注目が集まります。
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