現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「出先で給油」のストレスから解放! 満タンで1000km以上走れる「ガス欠無縁」な国産車5選

ここから本文です

「出先で給油」のストレスから解放! 満タンで1000km以上走れる「ガス欠無縁」な国産車5選

掲載 更新 9
「出先で給油」のストレスから解放! 満タンで1000km以上走れる「ガス欠無縁」な国産車5選

 長距離ドライブの際には給油回数や移動時間の短縮につながる

 燃費×燃料タンクの容量で計算される燃料満タン1回で走れる航続距離が長いクルマは、長距離ドライブの際などには給油の回数が減り、結果的に移動時間が短縮されありがたい。

悪燃費ゆえの巨大胃袋!? バカでかいガソリンタンク容量をもつ国産乗用車4選

 ここでは高速道路を淡々と走るという想定で、筆者の経験も含めた高速道路での燃費×(燃料タンクの容量×0.9)で計算される航続距離が、「航続距離が長い」と言える1つの基準となる1000kmを超えるクルマを挙げてみよう。

 1)トヨタ・ヤリスハイブリッド

 最新ハイブリッドカーの1台となるヤリスハイブリッドは、4気筒から3気筒になったエンジンやバッテリーの性能向上といった積み重ねにより、カタログに記載されるWLTC高速モード燃費は33.5km/Lをマーク。高速道路での実用燃費でもリッター30kmを超えるのはそう難しいことではなく、36リッターの燃料タンクを残り4リッターの32リッターまで使うとすれば航続距離1000kmを超える可能性は十分ある。

 ヤリスハイブリッドはリヤシートの狭さという弱点はあるが、その点以外は全体的に質の高いコンパクトカーに仕上がっているので、2人までの乗車が主という人にはおススメだ。

 2)トヨタ・センチュリー

 日本唯一の本格的なショーファーカー(主にプロの運転手さんが乗るクルマ)は決して新しいものではないものの5リッターV8ハイブリッドを搭載し、車重2370kgの巨体ながらWLTC高速モード燃費は13.9km/Lをカタログに載せる。高速道路を淡々と走る走行パターンならリアルワールドでもこのくらいの燃費は十分期待でき、燃料タンクも82リッターと大きいので、残量が7リッターとなる75リッターを使うと仮定すれば航続距離1000kmをクリアできる可能性は十分ある。

 センチュリーはエンターテイメント機能を含めた極上の快適性、まわりを走るトラックの走行音などのほうが気になることが多々ある高い静粛性に加え、運転しても面白みは薄いもののシッカリとした芯があるイージードライブが楽しめるので、センチュリーでの長距離ドライブは座る位置を問わずに素晴らしい移動時間となるに違いない。

 ディーゼルモデルならば燃費もよく燃料代も安く済ませられる

 3)トヨタ・ランドクルーザープラドディーゼル

 現行ランドクルーザープラドは登場から10年が経過しながら、高い悪路走破性を確保しながらオンロードでも快適な点や高級感、ギリギリ取りまわしが苦にならないボディサイズなど、魅力を保ち続けているモデルである。

 搭載されるエンジンは2.8リッターディーゼルターボと2.7リッターガソリンNAの2つで、前者のカタログ燃費は走行パターンを総合した古い測定方法となるJC08モードで11.2から11.8km/Lだ。ランドクルーザープラドディーゼルの車重は2.2トンといったところだが、高速道路を淡々と走れば13km台の燃費が期待でき、燃料タンクは87リッターと巨大なので、残り7リッターとなる80リッターまで燃料を使えるとすれば、航続距離1000kmは十分視野に入る。また軽油なので現在の燃料価格なら満タンにしても1万円札でお釣りがくるのも嬉しいところだ。

 ランドクルーザープラドディーゼルでの高速クルージングは、見晴らしのいい高い着座位置から車重の重さも生かしたドッシリとした高い走行安定性を、耳に心地いいディーゼルのエンジン音を伴いながら大船に乗ったような気分で味わえるというもので、じつに快適だ。

 4)マツダのディーゼル車全般

 マツダのディーゼル車は、1.5リッターディーゼルターボを搭載するコンパクトカーのマツダ2のFF車なら、淡々とした高速巡行なら25km/L程度の実用燃費が期待できる。燃料タンクもコンパクトカーとしては44リッターと大きく、そのうち40リッター使えるとすると航続距離1000kmをクリアできるチャンスはある。

 また速さという魅力も持つ2.2リッターディーゼルターボ車も同様の走り方なら20km/L近い実用燃費をマークする可能性は高く、とくにラージ3列SUVのCX-8なら燃料タンクも70リッター以上あるので、65リッター使えるとすれば航続距離1000kmはそれほど難しくない。

 さらにマツダのディーゼル車には、表情豊かなディーゼルエンジンを自分のシフト操作でより濃厚に楽しめるMT車の設定が多いのも大きな魅力だ。

こんな記事も読まれています

20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
20年前の個体なのに走行距離301キロ!? 555台の限定車 BMWアルピナ「ロードスターV8」がオークションに登場 極上車の気になる予想価格とは
VAGUE
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
完璧なシーズンでも届かない、王者の背中。ノリス「たとえミスがなかったとしてもタイトルを手にできたかどうか……」
motorsport.com 日本版
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
苦手な「前向き駐車」なぜコンビニで推奨されるのか? 「もちろんやってる」「出る時が怖い…」賛否あり!? バック駐車じゃない理由への反響は?
くるまのニュース
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
今でも現役! いろんなバイクに採用されています。「SOHC」とは?【バイク用語辞典】
バイクのニュース
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
ダイハツ『タフト』安全性能向上で仕様変更、138万6000円から
レスポンス
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
BMW 2シリーズクーペ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
レクサスの末っ子LBXに、次世代モダンインテリア空間を表現したElegantが新登場
カー・アンド・ドライバー
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
荷台が“伸びる”ダイハツ「斬新軽トラ」登場! “画期的”発想の「超ロングボディ仕様」がスゴい! まさかの「実車化」果たした衝撃のモデルでWRCをサポート
くるまのニュース
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
新車で買える!? トヨタ「シエンタ“SUV”」がスゴイ! 5人乗り仕様もある「小型SUVミニバン」が台湾で人気すぎるワケとは
くるまのニュース
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
「トイレに行きたいのですが…駐めちゃダメ?」 高速にある「謎のバス停」 SNSでは「一般車が進入していた」の声も どんなルールなの?
くるまのニュース
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
運賃交渉すれば“村八分”にされる? 荷主を過剰に気遣う中小運送の社長たち、本当に守るべきは誰なのか?
Merkmal
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
ホンダ「ADV160」【いま新車で買える! 冒険バイク図鑑】
webオートバイ
いやこれは凄いわ……[EV]の歴史に残る一台が韓国から出ている件
いやこれは凄いわ……[EV]の歴史に残る一台が韓国から出ている件
ベストカーWeb
軽自動車ってのが凄すぎる…! 世界に誇れる自動車と言えば[スズキ ジムニー]でしょ! 
軽自動車ってのが凄すぎる…! 世界に誇れる自動車と言えば[スズキ ジムニー]でしょ! 
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:突貫工事でリヤウイングを修正。マシン性能を出し切っての予選5番手にフェルスタッペンも満足
レッドブル&HRC密着:突貫工事でリヤウイングを修正。マシン性能を出し切っての予選5番手にフェルスタッペンも満足
AUTOSPORT web
ポールのラッセル「壁に接触、望みが消えたかと思った」マシンの速さについては「理由が分からない」/F1第22戦
ポールのラッセル「壁に接触、望みが消えたかと思った」マシンの速さについては「理由が分からない」/F1第22戦
AUTOSPORT web
次期デリカD5はこうなってほしい!! 唯一無二の価値を持つSUVミニバンへの期待
次期デリカD5はこうなってほしい!! 唯一無二の価値を持つSUVミニバンへの期待
ベストカーWeb
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
フェルスタッペン予選5番手「ベガス用リヤウイングを作らないという方針がハンデに」タイトルには有利な位置を確保
AUTOSPORT web

みんなのコメント

9件
  • 実際に乗って、確かめたわけじゃないのか。
  • 満タンからタンク容量の1割くらいを残す量まで走るという前提で
    WLTC高速モード燃費で計算すると、トヨタのセダン・コンパクト系
    HVは殆ど1000km走れる計算になるね。ミニバン・SUV系までは
    見ていないんでご勘弁を。

    あと、WLTCモードを無視して、前にこのくらいは走れていたから、
    この車も上手く走れば可能だ、みたいな解説は意味無いよ。物差しは
    統一しないと。走るコースに季節や何日何曜日でも条件は変わるから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索
ヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98.4318.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村