■威風堂々としたスタイリングへ一新
三菱は、2021年2月16日午後3時(日本時間:2月17日午前8時)に、北米向けの新型「アウトランダー」をオンライン発表することを明らかにしました。
発表に先立ち、今回、最新の車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載した新型アウトランダーの開発背景シーンの一部が公開されました。
【画像】これが新型アウトランダー!? コンセプトとほぼ同じデザインを採用か?(14枚)
さまざまな気候や路面条件で試験を繰り返すことで走行性能を磨き上げた新型アウトランダーは、これまでのアウトランダーシリーズよりもサイズアップし、大胆なスタイリングと高い走破性を実現。
「威風堂々」という商品コンセプトのもと、「パジェロ(海外名:モンテロ)」から受け継ぐ本格的な四輪制御技術、ラリーで培った三菱の走りのDNAを注ぎ込み、新型クロスオーバーSUVとして高い操縦性と走破性を追求しています。
開発シーンの動画では、砂や砂利道で車体を滑らせながら走行する様子や、ぬかるんだ泥や雪上、水中を力強く走破するなど、あらゆる場面で使用されることを想定したテストがおこなわれていることがわかります。
新型アウトランダーの開発を主導するセグメント・チーフ・ビークル・エンジニアの本多謙太郎氏は、次のようにコメントしています。
「三菱がラリーを通じて培ってきたオンロードとオフロードの走りのノウハウを、新開発のプラットフォームと当社の強みである四輪駆動制御に投入し、安全・安心の走りに磨きをかけています。
また、路面状況にあわせて運転モードを選択することで、誰でもどこでも安心して走行頂ける、新開発のドライブモードセレクターを採用しました。走行性能を向上した新型アウトランダーに是非、ご期待ください」
※ ※ ※
今回発表されるのはガソリン車のアウトランダーですが、三菱は2020年10月に公式ホームページ上で、現行アウトランダーの生産終了をアナウンスしていました。
すでに公開されている新型モデルのティザー画像(シルエット)によると、2019年のジュネーブモーターショーで初公開されたコンセプトモデル「エンゲルベルクツアラー」に通じる、ダイナミックなスタイルに進化するようです。
新型アウトランダーは、米国やカナダ、プエルトリコをはじめとして、グローバルに順次展開する計画になっています。
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