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日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.6

掲載 更新 7
日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.6

運営元:旧車王
著者 :マツド・デラックス (山本圭亮)

25年使って感じた「インターネットがカーライフにもたらしたもの」とは

■第6回 ~アルミ弁当箱と旧車の意外な関係~どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。
 
「旧車王」連載6回目となりました今回も「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語って行きたいと思います!

■アルミ弁当箱に描かれない車両たち その2アルミ弁当箱には、特撮やアニメ、漫画などたくさんのヒーローが描かれます。

そして、そのヒーローを助ける人間たちの武器や戦闘用のメカ等も描かれるわけです。

そのなかでも比較的多いのは空を飛ぶ戦闘機。

しかし、活躍が地味(?)な車両は描かれていることが少ないようです。

今回もあえてそんな車両たちに注目して行きたいと思います。

前回冒頭で少しだけ紹介した「帰ってきたウルトラマン」に登場する「マットビハイクル号」に今回はスポットを当ててみましょう。

▲写真提供/城井康史氏

■生まれて来たときからすでに特撮車両のようなスタイリング~ウルトラシリーズのアルミ弁当箱のスタートは、意外にも「帰ってきたウルトラマン」です。

「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」のアルミ弁当箱は私自身、いまだに見たことがありません。

なぜそうなったか?さえも今となっては知る人もほとんどいません。

そのため、私が会長を務める「日本アルミ弁当箱協会」お得意の「想像と妄想」で語るしかないのです。

それはさておき「帰ってきたウルトラマン」で登場した「コスモスポーツ」は、当時の子どもたちにとって「特撮用」のクルマと思っていたほどスタイリッシュかつカッコイイと映っていたのではないでしょうか

「帰ってきたウルトラマン」のアルミ弁当箱は5種類ほど確認されており、90年代に「駅弁」として販売されたものも加えると6種類あります。

しかし、そのどの図柄にも「マットビハイクル」は描かれていません。

そういえば、現存するお弁当箱の描かれている車両は「オペルマンタ(レッドバロン)」と「フィアットX1-9(ジャッカー電撃隊)」は輸入車です。

また「バロム1(SR311)」は原型がわからないほどの改造車両。

「ストラダ5(トライシャーク)」に至ってはベース車両すらわかっていないことを考えると、ベース車両が国産の一般車両とわかることが「版権」等に関わってしまい、当時アルミ弁当箱に描かれなかったのかもしれません。

当時のアルミ弁当箱を製造・販売する企業は、子どもたちの熱望するものと「大人の事情」で図柄にできなかったものを狭間で考え、工夫をしたうえで私たちに楽しいお弁当時間を提供してくれていたのかも知れませんね。

▲写真提供/城井康史

そんなことを想像させてくれたのが今回の「コスモスポーツ」だったような気がします。

次回もアルミ弁当箱を通し斜めから見た旧車をお送りいたします。

■12月11日(日)「アメイジング商店街5 and すーぱーレトロEXPO 出張版」にてアルミ弁当箱展示予定!まったく脈絡のないコラムではありますが、「旧車王」ともども「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。

また、アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方もぜひお声をかけてください。

次回はイベントは12月11日(日)に開催される「アメイジング商店街5」です。場所は「東京都立産業貿易センター浜松町館」にて展示予定です。

よろしくお願いいたします!

●「アメイジング商店街5 and すーぱーレトロEXPO 出張版」 
開催日:2022年12月11日(日) 
会場:東京都産業貿易センター浜松町館2F(東京都港区海岸1-7-1/竹芝駅[西口]から徒歩約3分)
時間:10:30(先行入場) 11:00~16:00
主催:マクラウド 代表:白石知聖
https://www.macleod.jp/amezing5form/

●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50 」出版への道
https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/

※アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。

●日本アルミ弁当箱協会ホームページ
https://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/

●Twitter
https://twitter.com/keisuke38922

[撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]

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みんなのコメント

7件
  • 帰ってきたウルトラマンのマットビハイクルとキカイダーのサイドマシーンは、既存の車両にカラーリングを施した程度の必要最小限のアレンジなのに最高に格好良いのが凄いわ。
  • マットビハイクルは名付けた人がVehicle(ビークル)をビハイクルって読んでしまったからこの名になったそうです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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