現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「新型フェアレディZ、出るなら待つ!」 スープラ&GR86が比較対象? 約440万円が絶妙なワケ

ここから本文です

「新型フェアレディZ、出るなら待つ!」 スープラ&GR86が比較対象? 約440万円が絶妙なワケ

掲載 更新 113
「新型フェアレディZ、出るなら待つ!」 スープラ&GR86が比較対象? 約440万円が絶妙なワケ

■新型登場のフェアレディZ!ユーザーからはどう見られている?

 長い歴史を持つスポーツカーとして、国内外から根強い人気を誇る日産「フェアレディZ」。
 
 新型のプロトタイプ公開から1年ほどの時間を経て、2021年8月18日に米国・ニューヨークにて市販モデル(米国名:Z)が世界初公開されましたが、ユーザーはどのような感想を抱いているのでしょうか。

日産 新型「シルビア」e-POWER搭載で復活か! 凄い新世代FRスポーツの可能性!

 7代目となる新型フェアレディZは、プロトタイプが2020年9月にお披露目され、多くのファンが販売を心待ちにしていました。

 そして、2021年8月18日には、世界に先駆けて市販モデルがお披露目され、その概要が明らかになりました。

 米国市場向けの市販モデルには、「Sport」と「Performance」の2グレードと、240台の限定生産となる「Proto Spec」がラインナップ。

 パワートレインには、新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、最大出力は405馬力、トランスミッションには9速ATと6速MTの2種類がラインナップされています。

 また、限定車となる「Proto Spec」には、専用の黄色いブレーキキャリパー(Zロゴ付)、ブロンズカラーのアルミホイール、インテリアには黄色がアクセントの本革シートと黄色のステッチを随所にあしらっています。

 ボディサイズ(米国仕様)は、全長4379mm×全幅1844mm×全高1316mmで、ロングノーズにコンパクトなキャビンを合わせたスポーツクーペらしいシルエットが特徴となっています。

 新型フェアレディZのエクステリアについて、SNSでは「リアビューが現代車に見えないのが良い」「歴代モデルの意匠が至るところに散りばめられてる」といった声で、良い意味で「現代車らしくない」という意見が見られました。

 新型フェアレディZは、伝統的な後輪駆動のスポーツカーのデザインを踏襲し、ロングフードや低重心のリアスタンスなど、初代モデル(S30型)など歴代「Z」へのオマージュを込めたシルエットに仕上げられているといいます。

 また、SNSでは、近年新型スポーツカーが数台登場していることから、新型フェアレディZとほかのスポーツカーを比較している人も多く見受けられます。 

 新型フェアレディZのライバルとして、もっとも多く名が挙げられているのは、同じく長い歴史を持つ人気のトヨタ「スープラ」です。

 この2台は同じようなパッケージを備え、歴代を通して比較されてきた歴史があり、スープラは2019年にBMWとの共同開発によって約17年ぶりに復活を果たしました。

 SNSでは「2台の共演を見たいなあ」「スープラの良いライバルになればおもしろい」といった声が挙げられています。

 スープラのパワートレインは、387馬力を発揮する3リッター直列6気筒ターボエンジン(RZ)と2リッター直列4気筒ターボエンジン(SZ:197馬力/SZ-R:258馬力)の全3種類を設定。

 しかし、MT仕様の設定がなく、SNSでは「ライバルのスープラにはMTないからな」というユーザーもいるため、MT車を好む人にとってはフェアレディZが支持されているようです。

 また、SNSではトヨタ「GR86」などもライバルとして呼び声が高いようです。

 2代目となるGR86は、初代と同様にスバル「BRZ」と一緒に開発がおこなわれました。

 パワートレインは、235馬力を発揮する2.4リッター水平対向4気筒エンジンに6速ATと6速MTをラインナップ。

 パッケージは、「超低重心FRパッケージ」を継承し、キビキビとした走りを進化させています。

 SNSでは「GR86を購入するか、もう少し予算を頑張ってフェアレディZを買うか…」「乗り換えるならGR86か新型フェアレディZだな」「86買おうとしてたけどフェアレディZが出てきて考え直した」といった意見が見られます。

 この比較する背景には、パッケージ以外にも米国で新型フェアレディZは2022年春発売予定、GR86は2021年11月発売と、どちらも直近1年以内に登場することも要因として考えられます。

 なお、日本ではGR86は2021年秋に発売、新型フェアレディZは2021年冬に発表となっています。

※ ※ ※

 なお、価格面(米国仕様)では新型フェアレディZは4万米ドル(約440万円)からといわれています。なお、スープラは4万3090米ドル(約473万円)からで販売されており、GR86に関しては正確な価格は未発表ですが、3万米ドル(約329万円)未満になるとアナウンスされています。

 そのため、この3台のなかでももっとも高出力な405馬力にも関わらず、中間の価格帯というのが新型フェアレディZの上手い戦略といえるかもしれません。

こんな記事も読まれています

オコン「ピットレーンのドライブスルーをすることになった。振り返って学ぶ必要がある」:アルピーヌ F1第22戦決勝
オコン「ピットレーンのドライブスルーをすることになった。振り返って学ぶ必要がある」:アルピーヌ F1第22戦決勝
AUTOSPORT web
BMWの中型ロングツーリングスポーツ『F 900 XR』が大胆マイチェン、3kgの軽量化を達成
BMWの中型ロングツーリングスポーツ『F 900 XR』が大胆マイチェン、3kgの軽量化を達成
レスポンス
コラピント「メカニックたちに心から感謝。レースに出られるようクルマを作り直してくれた」:ウイリアムズ F1第22戦決勝
コラピント「メカニックたちに心から感謝。レースに出られるようクルマを作り直してくれた」:ウイリアムズ F1第22戦決勝
AUTOSPORT web
レインボーブリッジ通れません! 「グランドサイクル東京」開催で首都高も一般道も交通規制を実施。【道路のニュース】
レインボーブリッジ通れません! 「グランドサイクル東京」開催で首都高も一般道も交通規制を実施。【道路のニュース】
くるくら
トヨタが新型「RAV4!?」公開! タフ感アップな「カクカク」デザイン採用! 斬新「RAV-X」が示すのは最上級「本格モデル」や新開発「ターボエンジン」か? 米に登場の新モデル何を意味するのか
トヨタが新型「RAV4!?」公開! タフ感アップな「カクカク」デザイン採用! 斬新「RAV-X」が示すのは最上級「本格モデル」や新開発「ターボエンジン」か? 米に登場の新モデル何を意味するのか
くるまのニュース
航続距離700kmの商用バン 72時間で水素ステーション設置も ルノーの水素燃料電池プロジェクトとは
航続距離700kmの商用バン 72時間で水素ステーション設置も ルノーの水素燃料電池プロジェクトとは
AUTOCAR JAPAN
周冠宇「久しぶりにトップ10近くで戦えた。僕のペースで可能な最善の結果」:キック・ザウバー F1第22戦決勝
周冠宇「久しぶりにトップ10近くで戦えた。僕のペースで可能な最善の結果」:キック・ザウバー F1第22戦決勝
AUTOSPORT web
マグヌッセン「1ストップは間違った選択。ミディアムはグレイニングが酷かった」:ハース F1第22戦決勝
マグヌッセン「1ストップは間違った選択。ミディアムはグレイニングが酷かった」:ハース F1第22戦決勝
AUTOSPORT web
スバル「レガシィ アウトバック」国内販売終了へ! 最後のモデル“30周年特別仕様車”はどんな仕様?【新車ニュース】
スバル「レガシィ アウトバック」国内販売終了へ! 最後のモデル“30周年特別仕様車”はどんな仕様?【新車ニュース】
くるくら
“300万円”以下で買える! 最新「ハリアー」に大反響! 「ディーゼルターボ」搭載&まさかの“ランドローバー”と共同開発ボディ! 精悍顔の「ミドルSUV」インド仕様がスゴイ!
“300万円”以下で買える! 最新「ハリアー」に大反響! 「ディーゼルターボ」搭載&まさかの“ランドローバー”と共同開発ボディ! 精悍顔の「ミドルSUV」インド仕様がスゴイ!
くるまのニュース
確認する方法はある? バイクの納車状況
確認する方法はある? バイクの納車状況
バイクのニュース
ストロール「1周目から無線が使えなくなり、コミュニケーションを取れなかった」:アストンマーティン F1第22戦決勝
ストロール「1周目から無線が使えなくなり、コミュニケーションを取れなかった」:アストンマーティン F1第22戦決勝
AUTOSPORT web
ついにトヨタ「新型セリカ」開発へ 副社長が復活宣言 MR2にも期待膨らむ
ついにトヨタ「新型セリカ」開発へ 副社長が復活宣言 MR2にも期待膨らむ
AUTOCAR JAPAN
「ハコスカ」にAT車があった!? 3台の日産GC10型「スカイライン」を乗り継いできたオーナーは、なぜ懐かしの「RSワタナベ」を選んだ?
「ハコスカ」にAT車があった!? 3台の日産GC10型「スカイライン」を乗り継いできたオーナーは、なぜ懐かしの「RSワタナベ」を選んだ?
Auto Messe Web
スタンレー電気と三菱電機モビリティ、次世代車ランプの合弁会社を設立
スタンレー電気と三菱電機モビリティ、次世代車ランプの合弁会社を設立
日刊自動車新聞
新型「フォルクスワーゲン・パサート」発売!ボディサイズを拡大、最先端技術を数多く導入
新型「フォルクスワーゲン・パサート」発売!ボディサイズを拡大、最先端技術を数多く導入
LE VOLANT CARSMEET WEB
ブリヂストン EV時代に備えて大径タイヤの増強計画 270億円を投資
ブリヂストン EV時代に備えて大径タイヤの増強計画 270億円を投資
Auto Prove
スズキが本気で「高級車」を提案!? 美しすぎるデザインの「超ワイドボディ」採用! 全幅“約2メートル”のド迫力「フラッグシップ」予感させた兆とは
スズキが本気で「高級車」を提案!? 美しすぎるデザインの「超ワイドボディ」採用! 全幅“約2メートル”のド迫力「フラッグシップ」予感させた兆とは
くるまのニュース

みんなのコメント

113件
  • Zはあの眠そうなヘッドライトだけはなんとかしてほしい。どうすればあんな変な形に出来るのか?購買意欲が萎える
  • 型式はZ34のままというんだから、旧型メカニズムの手直しして使い回してるだけ。安く作れるでしょそりゃ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.83630.0万円

中古車を検索
フェアレディZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.83630.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村