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600馬力をMTで操る ジネッタ新型「アクーラ」発表 意外と "広いトランク" 採用、実用的なスーパーカー 約5200万円から

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600馬力をMTで操る ジネッタ新型「アクーラ」発表 意外と "広いトランク" 採用、実用的なスーパーカー 約5200万円から

軽量ボディに自然吸気V8を搭載

英国のジネッタは、6.4L V8エンジンとマニュアル・トランスミッション(MT)を備えた最高出力600psの新型スーパーカー「アクーラ(Akula)」を発表した。

【画像】大排気量V8エンジンを6速MTで操る英国製スーパーカー【ジネッタ・アクーラを写真で見る】 全9枚

2019年に発表された同名のコンセプトカー(ロシア語で「サメ」の意)から発展した市販モデルで、ル・マン24時間レースに由来するエアロを備えたアグレッシブなエクステリアデザインを持つ。また、一般的なハッチバック車を凌ぐ473Lのトランクを特徴の1つとしている。

ジネッタはアクーラで、モータースポーツの技術を「最も純粋な形」で表現する「大陸横断車」を目指したとしている。公道走行が可能で、カーボンファイバー製のモノコックとサブフレームを採用するなどし、車両重量をわずか1190kgに抑えた。

フロントミッドマウントの自然吸気V8エンジンは最高出力600ps/7200rpm、最大トルク68.3kg-m/5100rpmを発生。0-100km/h加速2.9秒を実現する。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチ(DCT)か、トリプルプレート・クラッチ付きの6速MTから選択可能だ。2人乗りの後輪駆動モデルとなる。

ジネッタは、ダイナミクス開発に多くの労力を費やしたと語っている。その鍵となるのがV8の搭載位置で、これにより前後重量配分が50:50となり、より長いウィッシュボーンを装着できるようになった。そのサスペンション・セットアップは「純粋でまったく妥協のないハンドリング体験」を提供するという。

高性能のピレリPゼロ・タイヤを装着し、ブレーキはフロントとリアに360mm経ディスク(標準はスチール製、レースパック装着車はカーボンセラミック製)と4ポットキャリパーを採用する。オプションのレースパックには、6点式レーシング・ハーネス、レーシングデカール、レーシングスーツも含まれる。

キャビンには、カーボンファイバー製のマルチファンクション・レーシングホイール、ジネッタが開発したインフォテインメント・スクリーン、スマートフォン用のワイヤレス充電器などが装備される。

ジネッタのオーナーで実業家のローレンス・トムリンソン氏は、「ジネッタを所有して20年、数え切れないほどのハイライトがありました。しかし、アクーラの発表に勝るものはありません」と語った。

アクーラは20台のみの限定生産車で、価格は税抜きで27万5000ポンド(約5200万円)から。

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みんなのコメント

1件
  • MINTIA
    英国にはハイパワ-をMT で操るという習慣がまだ残っているのだろう。車の誕生は日本よりはるかに古いだろうし。日本は車はただの道具に成りつつあるので楽に使えればいいという傾向にある。ハイパワ-のMT なんて扱えないだろうし。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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