■幻に終わった「スカイラインGT-Rセダン」
日産が海外で展開している高級ブランドのインフィニティは、過去に「スカイラインGT-Rセダン」と呼べるコンセプトモデルを公開していました。
このクルマについて、SNSなどではさまざまコメントが投稿されています。
【画像】これは欲しかった…! カッコよすぎる「幻のGT-Rセダン」を画像で見る(40枚)
米国ミシガン州デトロイトで開催される「北米自動車ショー(NAIAS・通称デトロイトショー)」は世界でも有数の自動車見本市で、毎回多くの注目モデルが世界初公開されています。
なかでも、2014年の開催回でインフィニティは「Q50 Eau Rouge Concept(オールージュ コンセプト)」を初公開していました。
オールージュ コンセプトは、日本で「スカイライン」(現行・V37型)として販売されているミディアムサイズセダン「Q50」をベースに、内外装からパワートレインに至るまでカスタムを施したモデルです。
エクステリアはフロントドアとピラー周辺部を除き、外装をカーボン製の専用ボディを用いて大幅な軽量化(重量は非公開)を実現。これによりフロント・リアフェンダーが20mm拡幅され、トレッド(左右タイヤ中心間距離)も20mm広げられています。
ボディカラーは専用色で光沢を強めた濃いレッドを採用し、ワイドボディと相まって筋肉質で踏ん張り感のあるスタンスを表現しました。
フロント・サイド・リアの下部には、カーボン素材むき出しのスポイラーを備えたほか、トランクにはカーボン製大型リアスポイラーを装備し、空力性能を高めています。
また、リアバンパー下部に装備されるフォグランプの形状はF1にインスピレーションを受けたデザインだといいます。
グリル周囲やドアハンドルなど、エクステリアの各部に用いられているメッキモールはダーククローム仕上げとし、スポーティなイメージを高めました。
ホイールは標準の19インチから大径化された21インチの鍛造軽量アルミホイールを装備しています。
インテリアはQ50の上質なイメージをそのままに、各部にはエクステリア同様、カーボン製ダークレッドパネルをあしらい、F1マシンと同等のパドルシフトやハイグリップステアリングなども備え、快適性と操作性、デザイン性を両立しています。
パワートレインは「GT-R(R35型)」に採用された3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」エンジンを搭載。最大出力は568馬力・最大トルクは600Nmを誇ります。
これに7速ATとトルク配分50:50のフルタイム4WDシステムを組み合わせ、最高速度は290km/hをマーク。まさに「スカイラインGT-Rセダン」と呼んでも差し支えないハイパフォーマンスセダンに仕上がっています。
このオールージュ コンセプトについて、SNSなどではさまざまなユーザーからの感想が投稿されています。
「カッコいい!」「ロマンはあったなぁ」など、迫力のあるエクステリアを称賛したり、GT-Rと同等のパワートレインを採用していることに情熱を感じたという意見が寄せられています。
また、「歴代スカイラインを乗り継いで来たけど、やっぱりセダンが一番好きだな」「R33の頃のオーテックバージョンのスカイラインとかステージアを思い出すね」「国産だとGTカーはスカイラインぐらいだからな」など、スカイラインファンと見られる人が、ベース車のQ50と同モデルであるスカイラインに思いを馳せる投稿も。
さらに、発表されたばかりの「スカイラインNISMO」と比較するユーザーも多いようで、「スカイラインNISMOの方がカッコ良い」「NISMOよりカッコいいけど、ここまでの馬力は要らない」など、多様な意見が見受けられました。
※ ※ ※
オールージュ コンセプトは市販化の流れもありましたが、残念ながら実現とはなりませんでした。しかし先出のスカイラインNISMOとは一部のデザインで共通性を感じさせます。
2023年8月8日に発表されたスカイラインNISMOは、「スカイラインGT」原点への敬意を示したモデルで、NISMO専用エアロパーツや特別なインテリアを装備。
パワートレインやシャシーにも手が加えられ、ベースの「400R」よりも15馬力・75Nmの大幅な出力向上を実現した3リッターV型6気筒ツインターボを搭載し、専用プログラミングが施された7速ATを組み合わせています。
新型スカイラインNISMOは1000台限定販売で、2023年9月上旬に発売予定。価格は788万400円です。
なお、スカイラインNISMOをさらに特別に仕立てた「LIMITED」を2024年夏に用意する予定で、匠による手組みの高精度エンジンや職人が手作業で貼付したデカールなどがあしらわれ、100台限定で販売されます。こちらは947万9800円です。
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