2022年7月に世界初公開、9月より発売開始となった新型シビックタイプR。先代型から大きく洗練度を上げているうえ、今時希少なMTのみのラインナップということもあり、熱いハートを持つクルマ好きを虜にしている1台。そんなシビックタイプRは先代型からどれだけの進化を遂げたのか厳しくチェック!!
※本稿は2023年1月のものです
文/ベストカー編集部、斎藤聡、橋本洋平、写真/ベストカー編集部、ホンダ
初出:『ベストカー』2023年2月26日号
最新のタイプRが最良のタイプR!? 新型シビックタイプR超高評価のワケ
■FF最速を目指した走りは秀逸!!
2022年9月より発売開始となった新型ホンダ シビックタイプR。車体剛性を徹底的に強化して操縦性を高めている
シャシーやパワートレーンは基本的に先代型からのキャリーオーバーながら、徹底的に車体剛性を強化した。特にサスペンション取り付け剛性や、ステアリング剛性を高めることで、緻密で正確な操縦性を実現している。
265/30R19サイズのタイヤもワイドトレッドを最大限に生かせるサイズ選定。とことん走りを鍛え上げた。
●FMCのポイント
・FF最速スポーツを狙った、徹底したシャシー性能の追求
・空力性能を高め、サーキットでのトップスピードを高める
・エンジンは中速域のトルク特性を高める
■斎藤聡氏の評価は?
直4、2Lターボは330ps、42.8kgmを発揮する
手強いFFスポーツカー。先々代、先代とそんなイメージを持っていたが、現行はすこぶる乗りやすく、かつ速い。
硬いボディとしなやかに動くサスペンションが、文字どおり路面をピタッと吸い付くようにとらえ、精度の高い操縦を見せてくれるのだ。先代に見られたピーキーさは影を潜め安心して攻める走りができるようになった。
これにはエンジン性能も大きく影響している。速さは実感しにくいがアクセル操作に対する応答がよくなったから。ちょっとだけ控えめになったエクステリアも個人的には好み。進化していないポイントはない。
●斎藤聡氏の採点簿(※先代を100とした場合の進化度)
・エクステリアデザイン……120
・インテリアの質感……115
・先進的テクノロジー度……120
・パワートレーンの評価……120
・操縦性能の評価……120
・乗り心地の評価……120
・コストパフォーマンス……110
・総合進化度……120
■橋本洋平氏の評価は?
接地面イン側を活かすサスジオメトリー
基本はキャリーオーバー。だが、構造用接着剤は3.8倍、テールゲートは樹脂製へ。エンジンは10psアップと2.0kgmのトルクアップだが、シャシーはそれを受け止めるためにタイヤサイズを245から265へとアップ。
おかげでサーキットで走れば安定性がかなり高く、けれどもコーナーリングでダルいなんてことはない。旧型のようにアタフタ動くことなく、べったり安定し、けれどもスムーズに旋回するところに関心した。+Rモードに入れた時の室内の音の演出もなかなか。公道でも楽しいし、乗り心地も満足だ。
●橋本洋平氏の採点簿
・エクステリアデザイン……150
・インテリアの質感……150
・先進的テクノロジー度……120
・パワートレーンの評価……120
・操縦性能の評価……180
・乗り心地の評価……150
・コストパフォーマンス……120
・総合進化度……150
●新型ホンダ シビックタイプR諸元
・全長×全幅×全高:4595×1890×1405mm
・ホイールベース:2735mm
・車重:1430kg
・エンジン:直4、2Lターボ
・最高出力:330ps/6500rpm
・最大トルク:42.8kgm/2600~4000rpm
・価格帯:499万7300円
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みんなのコメント
ドライバーさん自分の方からちゃんと減速/徐行、そして左にきっちり幅寄せ。
一連の動きを見ていて、うーん流石、typeR乗るだけの人なんだなぁとそのマナードライブに感心した記憶があります。
そういう事が出来るカッコよいドライバーに乗ってもらいたい車。
オラオラの頭空っぽドライバーは全く似合いませんねこの車は。
初見でしたがワイドな車体ですがすっきりデザインでカッコいいなぁと普通に思いましたよ、伝統のチャンピオンシップホワイト。
展示用で仕入れて数百万の利益をのせているのだろうか?