現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが「“赤い”新型プレリュード」実車展示! 22年ぶり復活「2ドア“スペシャリティ”クーペ」25年に登場! 流麗すぎな「斬新モデル」英国で披露

ここから本文です

ホンダが「“赤い”新型プレリュード」実車展示! 22年ぶり復活「2ドア“スペシャリティ”クーペ」25年に登場! 流麗すぎな「斬新モデル」英国で披露

掲載 11
ホンダが「“赤い”新型プレリュード」実車展示! 22年ぶり復活「2ドア“スペシャリティ”クーペ」25年に登場! 流麗すぎな「斬新モデル」英国で披露

■復活の「プレリュード」 “鮮烈レッド”の個体が欧州で初公開

 ホンダは2024年7月11日から14日まで、英国・グッドウッドで開催された自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、新型「プレリュード コンセプト」を展示しました。
 

【画像】超カッコイイ! ホンダ新型「プレリュード」を画像で見る(30枚以上)

 プレリュードは、1978年から2001年まで販売された2ドアスペシャリティクーペです。

 スタイリッシュなデザインに、最新技術を採用したパワートレインや高い走行性能が支持され、歴代モデルそれぞれで根強いファンを持ちます。

 初代モデルでは国産車初の電動サンルーフを搭載し、高級パーソナルクーペのポジションを確立。1982年に発売された2代目ではリトラクタブルヘッドライトを採用するとともに、ロー&ワイドなデザインを強調。走行性能も高め、人気を得ていきます。

 1987年には3代目が登場。世界初の4WS(四輪操舵)を搭載したスタイリッシュなボディと、当時のバブル景気も手伝ったこともあって若い男女を中心に、いわゆる「デートカー」として熱狂的な人気を獲得しました。

 1991年登場の4代目ではスポーツカー路線へと転向。2.2リッターの「VTEC」搭載モデルを設定し、内外装は曲線的なデザインを採用するなど、これまでのプレリュードからの脱却を図っています。

 最終モデルは1996年11月に登場した5代目です。VTEC搭載モデルに加え、220馬力のハイパフォーマンスモデル「タイプS」を追加して、スポーティさに磨きをかけました。

 2001年の終売後は直接の後継車は存在せず、ラインナップ上からプレリュードの車名は消滅していました。

 そうしたなか、2023年10月に開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023」で、新型プレリュード コンセプトが世界初公開されました。

 一世を風靡したプレリュードの名称が22年ぶりに復活したということで、当時を知るファンを中心に注目を集めています。

 新型プレリュード コンセプトは、ホンダが2022年4月に開催した発表会「四輪電動ビジネスの取り組みについて」において登場が明かされた2タイプの電動スポーツモデルのうち「スペシャリティ」に当たるモデルで、ハイブリッド車として投入されるとみられます。

 デザインは歴代モデル同様に2ドアクーペスタイルを採用。フロントは鋭く細長いヘッドライトやノーズ先端に配されたグリル内の横一文字ライト、ロアグリル中央に縦に配置されたブルーのアクセントライトが目立ちます。

 サイドは大きく寝たフロントウインドウからルーフ、テールにかけてなだらかな稜線を描いており、ワイドなリアフェンダーや抑揚の効いたサイドステップなどがスポーティなイメージを与えます。

 リアはブラックガーニッシュに配された真一文字のテールランプを装備し、筆記体のような「Prelude」エンブレムが配され、ホンダの「H」エンブレムは装備されていません。

 そして、公開から半年が経過した2024年4月、アメリカ・カリフォルニア州で行われた「アキュラ グランプリ オブ ロングビーチ2024」でレッドのボディカラーをまとったプレリュード コンセプトが登場しました。

 初公開時のホワイトのものとは異なり、左右ヘッドライトをつなぐガーニッシュもレッドの同色とされたほか、ブラックのホイールからのぞくブレーキキャリパーもレッドになるなど、スポーティさに磨きをかけています。

 なお、3代目・4代目プレリュードでは、レッドのボディカラーが特徴的であったことや、テールやクオータ部といった各意匠も歴代モデルをほうふつとさせるなど、かつてのプレリュードを強く意識したモデルであることがうかがえます。

 今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、この赤いプレリュードが欧州初公開され、2025年に発売・量産されることも改めて明言されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

プジョーがまたも最速。トヨタ、ポルシェは虎視眈々、50号車フェラーリは7周のみ/WECバーレーンFP3
プジョーがまたも最速。トヨタ、ポルシェは虎視眈々、50号車フェラーリは7周のみ/WECバーレーンFP3
AUTOSPORT web
予選ヒートからペナルティ続発の波乱。勝者失格により南米王者モンテネグロが金メダル獲得/FIA MSG
予選ヒートからペナルティ続発の波乱。勝者失格により南米王者モンテネグロが金メダル獲得/FIA MSG
AUTOSPORT web
S4改め、アウディS5 アバントへ試乗 3.0L V6ターボのHVで367ps! 新デザインテーマの車内
S4改め、アウディS5 アバントへ試乗 3.0L V6ターボのHVで367ps! 新デザインテーマの車内
AUTOCAR JAPAN
24歳で手に入れ31年…「ミニ モーク」から「ミニ マーコスGT」に乗り換えた理由は…「増車するならまたクラシックミニですね」
24歳で手に入れ31年…「ミニ モーク」から「ミニ マーコスGT」に乗り換えた理由は…「増車するならまたクラシックミニですね」
Auto Messe Web
アストンマーティン、F1サンパウロGPスプリントは2台揃ってピットスタート選択。決勝へ向けた準備時間に当てる
アストンマーティン、F1サンパウロGPスプリントは2台揃ってピットスタート選択。決勝へ向けた準備時間に当てる
motorsport.com 日本版
日産、欧州向け小型EV開発へ 10年以上ぶり「Aセグメント」参入 ルノー子会社と協業
日産、欧州向け小型EV開発へ 10年以上ぶり「Aセグメント」参入 ルノー子会社と協業
AUTOCAR JAPAN
自身を批判する一部の人間に腹を立てるフェルスタッペン「僕はただパフォーマンスを発揮し続けるだけ」と気に留めず
自身を批判する一部の人間に腹を立てるフェルスタッペン「僕はただパフォーマンスを発揮し続けるだけ」と気に留めず
AUTOSPORT web
初PPのapr LC500h、先輩・小高からの“愛のあるLINE”で新人・中村も気が引き締まった?「明日は普通に走ることが目標です(汗)」
初PPのapr LC500h、先輩・小高からの“愛のあるLINE”で新人・中村も気が引き締まった?「明日は普通に走ることが目標です(汗)」
motorsport.com 日本版
誰が高速道路を「逆走」しちゃうの? 矢印読めないの? 事故件数“危険レベル” 対策どうなってるのか
誰が高速道路を「逆走」しちゃうの? 矢印読めないの? 事故件数“危険レベル” 対策どうなってるのか
乗りものニュース
水平対向エンジン搭載! 新型「2ドア“クーペ”」公開! ド迫力ワイドボディ&ツインターボでめちゃ楽しそう! 900馬力超えの「P39 40SE」英国に登場
水平対向エンジン搭載! 新型「2ドア“クーペ”」公開! ド迫力ワイドボディ&ツインターボでめちゃ楽しそう! 900馬力超えの「P39 40SE」英国に登場
くるまのニュース
ハミルトン、セナの戴冠マシン『MP4/5B』でデモランへ「ここでドライブできるなんて思いもしなかった」
ハミルトン、セナの戴冠マシン『MP4/5B』でデモランへ「ここでドライブできるなんて思いもしなかった」
AUTOSPORT web
BMW、大型ハイパーネイキッド『M1000R』の最新モデルを公開。同時発表の『S1000R』は5馬力アップ
BMW、大型ハイパーネイキッド『M1000R』の最新モデルを公開。同時発表の『S1000R』は5馬力アップ
AUTOSPORT web
1960年代風の「レトロなスポーツカー」発売へ 500馬力V6に "リトラ" 採用! ベルトーネ新型「ランナバウト」公開
1960年代風の「レトロなスポーツカー」発売へ 500馬力V6に "リトラ" 採用! ベルトーネ新型「ランナバウト」公開
AUTOCAR JAPAN
ブガッティ「W16ミストラル」は巨大台風並みの強い風力を活用! オープンエアで最高速420キロの世界を楽しめるハイパーカーの空力はどうなっている?
ブガッティ「W16ミストラル」は巨大台風並みの強い風力を活用! オープンエアで最高速420キロの世界を楽しめるハイパーカーの空力はどうなっている?
Auto Messe Web
3年ぶりポールの64号車Modulo、ドライの決勝にも期待する声。「今年はテストの調子のままで来れている」とHRC
3年ぶりポールの64号車Modulo、ドライの決勝にも期待する声。「今年はテストの調子のままで来れている」とHRC
motorsport.com 日本版
F1コラム:標高2240メートルでの過酷なレース。高地のコンディションがドライバーとチームメンバーにもたらす困難
F1コラム:標高2240メートルでの過酷なレース。高地のコンディションがドライバーとチームメンバーにもたらす困難
AUTOSPORT web
新型『イプシロン・ラリー4』投入の名門ランチア、イタリア王者の賞典で2026年からのERC参戦を表明
新型『イプシロン・ラリー4』投入の名門ランチア、イタリア王者の賞典で2026年からのERC参戦を表明
AUTOSPORT web
マツダのコンパクトSUV「MX-30」が進化! 遊び心ある「おしゃれな特別仕様車」を新設定 “大きなディスプレイ”が鎮座する新コックピットも注目です
マツダのコンパクトSUV「MX-30」が進化! 遊び心ある「おしゃれな特別仕様車」を新設定 “大きなディスプレイ”が鎮座する新コックピットも注目です
VAGUE

みんなのコメント

11件
  • m_k********
    2.2リッターVTECを出してくれ。
    タイプRはいらんから、Siで。
    どうせEVに振ると決めたんだから、最後のホンダエンジンを作ってもらいたい。
  • hig********
    プレリュード作ってた頃のHONDAは良かったけどな。
    今は興味無いね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.3249.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.6399.0万円

中古車を検索
プレリュードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

168.3249.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

58.6399.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村