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スバル、新型SUV「フォレスター」を発表! 6代目はストロングハイブリッド「S:HEV」を初採用【新車ニュース】

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スバル、新型SUV「フォレスター」を発表! 6代目はストロングハイブリッド「S:HEV」を初採用【新車ニュース】

6代目・新型フォレスターが誕生!

1997年に初代が誕生したスバルのミッドサイズSUV「フォレスター」が新型に生まれ変わった。
6代目となる新型フォレスターは、安心感を提供する先進安全装備、走る愉しさを感じさせる優れた運動性能、とことん使えるユーティリティなど、性能と実用性をさらに高め、日常から非日常まで、どんな時でも乗る人の期待に応える正統派SUV。スバルのグローバル販売を支える中核モデルである。
ボディサイズは全長4655×全幅1830×全高1730mmで、先代モデルより全長と全幅がそれぞれ15mm大きくなった。全高と2670mmのホイールベース、そして220mmの最低地上高は変わっていない。
デザインコンセプトは「Ready for Adventure ~いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR~」。高い機能性や、日常から非日常までフォレスターと過ごす上質な体験を、ひと目で想起させるデザインとスバルは紹介する。
エクステリアは、従来モデルからの進化を感じられるよう、量感と頑丈さの追求をモチーフにボリュームのある堂々としたプロポーションを実現。フロントマスクはグリルからヘッドランプまで造形を連続させることでワイド感を強調するとともに、上下分割タイプのフロントバンパーを採用し、フロントマスクの厚みを表現。上部はフォグランプを囲む造形とすることで安定性を感じさせるデザインに仕上げられた。
サイドビューはフェンダーの張り出し感を強調。サイドウインドウ周辺の造形に厚みを持たせることで、フロントからリヤまで軸の通った力強いボディ、走破性の高さと安心感が表現された。
そしてリヤは左右のコンビネーションランプをつなぐように高い位置に軸を配し、ボディ下部の厚みとワイド感を強調。また、リヤゲート中央部には「FORESTER」の文字を刻み、力強さと存在感を強調したデザインに仕上げられている。
インテリアはデザイン性と実用性を兼ね備えたテクスチャーや、乗員のコミュニケーションを重視したシート形状など、普段使いからアクティビティまで、家族や仲間と愉しめる居心地の良さが追求された。
インパネはヘキサゴンパターンを配してSUVらしいタフさを表現。また、グレードごとに色や触感の違う素材を適所に配置し、それぞれの素材を活かした立体構成で上質な空間を創出している。
シートは仙骨を押さえて骨盤を支える構造と、シートレールを直接車体に固定する構造を採用し、身体やシートそのものの揺れを抑えることで快適な乗り心地を実現。また、ショルダーまわりのボリュームを削ることで、ドライバーがリラックスした姿勢で運転できるようにするとともに、前後席間のアクセス性を高めるデザインを採用した。
キャビンは、インパネやトリムの断面形状を工夫することで、従来モデルに引き続き高いレベルの広い空間を確保。荷室容量はストロングハイブリッド仕様が484Lで、1.8リッターターボ車が512L。後席には6:4の分割可倒機構が備わり、荷物の量や形状に合わせてスペースをアレンジ可能。後席を倒した際の荷室フロア長は1796mmを実現しているので、長尺物が積み込める。

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ストロングハイブリッドをフォレスターにも展開

パワーユニットは2機種を設定。2.5リッターエンジンを組み合わせるストロングハイブリッド「S:HEV」と、1.8リッター直噴ターボだ。
S:HEVは、最高出力118kW(160ps)/5600rpm、最大トルク209Nm(21.3kgf-m)/4000-4400rpmの2.5リッター水平対向4気筒エンジンに、発電用と駆動用の2モーターと、容量4.3Ahのリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。駆動用モーターのスペックは88kW(119.6ps)/270Nm(27.5kgf-m)だ。なお、車速約30km/h以下で、かつ車両状態の条件を満たした時には、ドライバーの意思でモーターのみによる「EVドライブモード」での走行が可能となっている。
このハイブリッドシステムを原動力に、0-100km/h加速タイムは従来のマイルドハイブリッド車から2.8秒短縮となる9.4秒(スバル測定値)を実現。WLTCモード燃費は最高で18.8km/Lと発表された。
S:HEVモデルには、プロペラシャフトで前後輪をつなぐ機械式AWDを採用。路面状況に合わせて、後輪へ駆動力を瞬時に伝え、前後輪のトルクを適切にコントロールすることで、さまざまな路面でスバル車らしい優れた走行安定性を実現した。
一方、1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンは、最高出力130kW(177ps)/5300-5600rpm、最大トルク300Nm(30.6kgf-m)/1600-3600rpmを発揮。0-100km/h加速タイムは8.6秒(スバル測定値)で、WLTCモード燃費は13.6km/L。
この1.8リッターターボは、わずか1600rpmから最大トルクが発生し、しっかりとした加速感が得られ、高速道路での合流や追い越しもスムーズにこなす。また、アクティブトルクスプリットAWD制御は精緻な前後駆動力配分により、レーンチェンジのようなシチュエーションでの操舵初期の応答性とライントレース性が向上。路面状況の変化に対する安定性と両立させている。
いずれの機種にも悪路走破性を大幅に高める「X-MODE」を全車に採用。屈曲した登坂など、前輪と後輪の対角するタイヤが空転してしまうような厳しい条件下でも、スバルのAWD車ならではの優れた走破性を実現。とくにストロングハイブリッドモデルは高いトルク応答性の大容量モーターにより、さらなる威力を発揮する。
安全性の面では、エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大し、万が一の衝突時に、歩行者と頭部接触位置が異なるサイクリストも守る歩行者保護エアバッグを世界初採用したのが新しい。
予防安全・運転支援システムの「アイサイト」は、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラや前側方レーダーを搭載した最新世代版を採用。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションが拡大している。


新型フォレスターは全6グレードを設定

グレードは、ストロングハイブリッド仕様の「Premium S:HEV」と「X-BREAK S:HEV」、そして1.8リッターターボの「SPORT」の3種類で、それぞれに渋滞時のハンズオフ走行機能付きの「アイサイトX」を装備した「EX」が用意され、合わせて全6グレードがラインナップされた。
「Premium S:HEV」は上質感と先進感を併せ持つ、新型フォレスターの中心モデル。外観ではシルバー加飾のフロントグリルや、ダークグレー+切削光輝仕上げの19インチアルミホイールが特徴。シートは撥水ファブリック/撥水トリコット仕様が標準で、本革(ナッパレザー)/ウルトラスエード仕様がオプションで設定されている。
「X-BREAK S:HEV」は、内外装にエナジーグリーンのアクセントが施されるほか、ダークメタリックの18インチアルミホイールを装着し、冒険心を掻き立てるルックス。撥水ポリウレタン/合成皮革シートや、撥水カーゴフロアボードにより、タフな使用にも応えられる。
そして「SPORT」は、18インチアルミホイールを含めてブロンズカラーを随所に用いることで、都市に映えるルックスを強調。シートはブラウンステッチを施したウルトラスエード/合成皮革だ。
装備面では、フルLEDヘッドライトやステアリングホイールヒーター、縦型11.6インチのセンターディスプレイ、ETC2.0車載器などを全車に標準装備。12.3インチ液晶メーターや、荷物で両手が塞がっていてもリヤゲートが開けられるキックセンサー式ハンズフリーパワリヤゲートも、一部グレードで採用された。
メーカーオプションでは、電動スライド式の大型サンルーフや、専用11スピーカー(フロント6+リヤ4+サブウーファー)で構成するハーマンカードン製サウンドシステムなどが用意されている。
■スバル「フォレスター」ラインナップ
・SPORT:404万8000円
・SPORT EX:419万1000円
・X-BREAK S:HEV:420万2000円
・X-BREAK S:HEV EX:447万7000円
・Premium S:HEV:448万8000円
・Premium S:HEV EX:459万8000円
※価格は消費税込み。駆動方式は全車AWD
SPECIFICATIONS
スバル・フォレスター プレミアムS:HEV EX|Subaru Forester Premium S:HEV EX
ボディサイズ:全長4655×全幅1830×全高1730mm
ホイールベース:2670mm
最低地上高:220mm
最小回転半径:5.4m
乗車定員:5名
車両重量:1750kg
総排気量:2498cc
エンジン:水平対向4気筒
最高出力:118kW(160ps)/5600rpm
最大トルク:209Nm(21.3kgf-m)/4000-4400rpm
モーター最高出力:88kW(119.6ps)
モーター最大トルク:270Nm(27.5kgf-m)
トランスミッション:CVT(リニアトロニック)
駆動方式:AWD
WLTCモード燃費:18.4km/L

文:くるくら
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