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スライドドア採用の「スズキ ワゴンRスマイル」発表。全高はワゴンRより高く、スペーシアより低い

掲載 更新 12
スライドドア採用の「スズキ ワゴンRスマイル」発表。全高はワゴンRより高く、スペーシアより低い

2021年8月27日、スズキはブランニューモデルの軽乗用車「ワゴンRスマイル」を発表。9月10日から販売を開始される。

ワゴンRの使いやすさにスライドドアと魅力的なデザインをプラス
2018年度以降、軽乗用車市場におけるスライドドア車の新車販売は過半数に達しており、軽ワゴン購入意向車の4割以上に、スライドドア車に対する潜在ニーズがあるという。そこで、ハイトワゴンまでは要らないけれど、スライドドア車が欲しいというユーザー予備軍に向けて、スズキが新たに送り出すモデルが、「ワゴンRスマイル」というわけだ。

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丸目ヘッドランプやグリルでシンプルに構成されたフロントマスク、キャビンとボディは水平基調で愛着とぬくもりを感じられるエクステリアとしている。全長、全幅、ホイールベースはワゴンRと同じだが、全高は45mm高く1695mm、フロントウインドーも少し立てられている。上級グレードではLEDヘッドライトに上下2分割のスモールランプを備え、テールランプは四角い枠で点灯するなど、ディテールにも凝っている。ちなみに、全高をスペーシアと比較すると90mm低い設定だ。

インテリアも「居心地の良い空間デザイン」でまとめられ、豊かな丸みを持つインパネ天面と、大きなカラーパネルが特徴的だ。革シボ風のインパネやドアトリムには疑似ステッチを施し、パネルなどは細い加飾で縁取るなど、細部までデザインされている。

ハイトワゴンであるスペーシアと同レベルの開口幅を持つスライドドアで乗り降りしやすく、パワースライドドアは閉まる前にクルマから離れてもドアロックしてくれる予約ロック機能付き。室内高はワゴンRより65mm高く、前後席ともヘッドスペースは拡大されている。

分割可倒式リアシートバックを全倒すればラゲッジフロアとフラットなスペースとなり、助手席を前倒すれば長尺物も積めるなど、シートアレンジは多彩だ。初採用のシートバックアッパーポケット(運転席)をはじめ、車内の物入れは豊富だ。

パワートレーンはワゴンRと同じ、自然吸気の直3 DOHCと、これにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッドを設定。トランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDをラインアップする。

スズキの予防安全技術「スズキ セーフティサポート」は全車に標準装備。アダプティブ クルーズコントロールや標識認識機能、すれ違い支援機能付きの全方位モニター用カメラなどはパッケージオプションで用意される。フルオートエアコンやシートヒーター、マルチインフォメーションディスプレイ、スマホ連携9インチ メモリーナビなど、快適装備も充実している。

また、ブリティッシュスタイル/エレガントスタイル/カリフォルニアスタイル/モダンスタイルという4つのスタイルコーディネートを提案し、アクセサリーパーツを設定している(パッケージオプションではない)。

■スズキ ワゴンRスマイル ラインアップ
・G(2WD/4WD):129万6000円/142万100円
・ハイブリッド S(2WD/4WD):147万2900円/159万6100円
・ハイブリッド X(2WD/4WD):159万2800円/171万6000円

スズキ ワゴンRスマイル ハイブリッドX 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1695mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:870kg
●エンジン:直3 DOHC+モーター
●総排気量:657cc
●最高出力:36kW(49ps)/6500rpm
●最大トルク:58Nm(5.9kgm)/5000rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・27L
●WLTCモード燃費:25.1km/L
●タイヤサイズ:155/65R14
●車両価格(税込):159万2800円

[ アルバム : ワゴンRスマイル はオリジナルサイトでご覧ください ]

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