マセラティ初のBEV
2022年10月、マセラティはアイコンともいうべきGTカー「グラントゥーリズモ」の新型を発表した。2019年に「ゼダ」で12年の歴史に幕を閉じた先代モデルから約3年ぶりとなるグラントゥーリズモは、ガソリンエンジンだけでなく、ついにマセラティ初となるBEVがラインアップされる。
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マセラティの開発拠点であるイノベーション ラボで開発、ミラフィオーリの生産拠点で作られる新型は、100%イタリア製の「イタリアン・ラグジュアリー・パフォーマンス」を象徴しているという。また、高いパフォーマンスと長距離走行に適した快適性を兼ね備え、「The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)」というコンセプトを具現化したという。
ロングノーズ&ショートデッキのプロポーション
エクステリアは伝統的なロングノーズ&ショートデッキのスタイルを踏襲した、「美と機能性を理想的なバランスで表現した」という流麗なスタイルに仕立てられた。曲線が強調されたピラーには、先代と同様にトライデントのロゴが配されている。ボディには高性能スチールに加えアルミニウムやマグネシウムなどの素材が用いられ、軽量化が図られたという。
モダンな仕立てと表現されるインテリアは、主要操作をタッチスクリーンのコンフォート・ディスプレイに集約した最新モデルに相応しい仕様に。最新インフォテインメントシステムやマルチメディアシステム、ヘッドアップディスプレイ(オプション)などが備わっている。また、デジタルクロックが採用されるとのことだ
2030年までに全車種を電動化することを掲げているマセラティ、BEVには「フォルゴーレ」という名称をつけることも発表されている。マセラティ初となるグラントゥーリズモのBEVにもその名が与えられており、「マセラティの未来への前進を象徴するモデル」と謳われた。
パワートレインは、フォーミュラEで培われた技術を用いた300kWのモーターを3基搭載。バッテリー容量は92.5kWhとなり、約760psのパワーをタイヤに伝達させることができるという。Tボーンと呼ばれるバッテリーパックはセンタートンネル周辺に配置することで、車高を下げることが可能になった。
また、BEVでも特徴的なエンジンサウンドが体感できるように、イタリアの高級オーディオメーカーであるソナス・ファーベルの3Dサウンドシステムを搭載。イタリアの音響職人の手によるマセラティサウンドに包まれ、クルージングが楽しめる。このサウンドシステムは最大19個のスピーカーと1195Wの出力(標準仕様は14個のスピーカーで出力860W)で、2段階のカスタマイズが可能となるということだ。
V6ターボ「ネットゥーノ」を搭載
内燃機関モデルには、ミッドシップスポーツのMC20にも搭載されている3L V6ターボ「ネットゥーノ」を採用。ベーシックモデルとなる「モデナ」は最高出力490ps仕様に、ハイパフォーマンスモデルの「トロフェオ」には550ps仕様が搭載されている。
ちなみに、ネットゥーノはMC20に搭載されるエンジンとして2020年に発表された、F1由来の技術であるプレチャンバー燃焼システムなどを採用した新世代エンジン。マセラティの開発陣が設計から開発まですべてを手がけ、「100%マセラティ」と謳われる。
なお、本国ではグラントゥーリズモの始祖となる、マセラティ初の量産GTモデル「A6 1500」の登場から75周年を記念した限定モデル「プリマセリエ 75thアニバーサリー ローンチエディション」が発売と同時に用意されるとのことだ。
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