マクラーレンのオスカー・ピアストリはF1第10戦スペインGPの予選で、チームメイトと大きく差がつく結果になった。彼いわく、調子が上がらない理由をつかめていないという。
今回、スペインGP予選ではチームメイトのランド・ノリスが躍動。Q3ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との勝負を、わずか0.02秒の僅差で下し、ポールポジションを獲得する活躍を見せた。
■ポール獲得のノリス、戦いはコース上だけじゃなく……“火事”でもストレス抱える「普段どおりリラックスできなかった」
一方でチームメイトのピアストリは苦戦。Q3までは進んだものの、ノータイムで10番手に。ライバルへ対するペナルティがあるため、決勝はひとつ繰り上がって9番グリッドからスタートする。
ピアストリは予選Q3で、最初のアタックはトラックリミット違反でタイム抹消となり、最終アタックでもターン12でコースアウトしてしまった。そのためQ3ではタイムを記録できなかったが、ピアストリはこのミスがポジションにほとんど影響を与えなかっただろうと認めた。
「素晴らしいとは思っていなかったし、ポールポジションに行けるとも思っていなかった」
ピアストリはそう語る。
「(ミスがなくても)良くて7番手か8番手とかだと思っていたから、あまり結果を無駄にしてしまったとも考えていないんだ。正直に言ってね」
そしてピアストリは、マクラーレンの今季マシンMCL38に相性の良いサーキットで、ここまで調子が上がってこない理由について、答えが出ていないとも語った。
「なぜそうなったか、理解しようにもペースがなかった。レースウィークでずっと自然ではなかった」
「ここ4~5戦では、フリー走行の1周目からマシンを快適に感じられて、そこからプッシュしていくことができた。でも今週は、そうなっていなかったんだ。何らかの理由で上手くいっていない」
なおピアストリはスペインGPの舞台であるカタルニア・サーキットでは、ノリスと比較して明確な弱点はひとつも無いと言うものの、タイム差が生まれるコーナーが絶えず変化していたと語った。
「ちょっとランダムだったね。これは僕にマシンへの自信がなかった証拠だと思う」と、ピアストリは言う。
「一貫してあるコーナー群が速ければ、『なるほど、彼が良い仕事をしている』といった風に思えるだろう。でもあるセッションで、あそこのコーナーは速かったのに、次のセッションではまた別のコーナーになっているんだ」
「最終セクターはちょっと難しかったけど、同じ理由ではなかった。これは単に限界を見つけるのが僕にとってとても、とても難しかったんだ」
なお予選でのターン12のコースオフについてピアストリは、次のように説明している。
「あの時、僕は素晴らしいラップになるとは思っていなかったし、失うものは何もないと分かっていた。あそこでは、ただアンダーステアが強く出てしまったんだ」
「スピードを出そうとし過ぎたのか。突風が吹いたのかは分からないけど、マシンがどこにいくか予想のできない1日だった」
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