高級感あふれるスポーティにアップグレード
漆黒のフォルムが特徴となる大阪府在住レンさんのトヨタ「プリウス PHV」。徹底的にカタマリ感を重視して作り上げたカスタムを紹介しよう。
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リアウイングはワンオフ製作
まずはエアロパーツから見ていこう。フロントはモデリスタに加えてダックスガーデンのディフューザーを装着している。純正シボ部分はマットに塗装し、もともとメッキだったモール部分はすべてブラックアウト化。リアに流れるようなデザインはウイングとの相性もよく、スピード感を演出するのにぴったりだ。
リアウイングはSNSで発見したみのちゃん工房にワンオフで作ってもらうように依頼し、スポーティなスタイルへとバージョンアップした。大型で流れるようなデザインがかなりのお気に入りだという。
ルーフウイング、リアのピラーパネルはともにシルクブレイズ製を採用。シャープなデザインが疾走感を増幅するにはちょうどいいというわけだ。フロントグリルもブラックアウト化。もともとのデザインもほんのり見えるような塗装で純正の持ち味をスポイルしないようにしている。
ヘッドライトのオレンジのリフレクター部分はスモーク化してペイント。純正メッキのところを殻割りしてブラックで引き締めているのだ。テールランプはスモーク化し、全体のイメージに馴染むようにコーディネイトした。フロントエンブレムもスモーク化し雰囲気を整えている。
外観とのメリハリをつけるレッドの差し色
気になる足まわりは、エアサスはエアフォース製を採用。ベタ落とし時には着地しているようなスタイルになるため、オフ会での目立ち度は充分だ。エアロのキャラクターも引き立つ。ホイールにもこだわりがあり、デュランダルを装着。もともとリム幅7.5Jのデュランダルを履かせていたがリム交換で8.5Jに変更している。
リムのカラーもブラッシュドにアップグレードした。その結果フロントは31mm、リアは15mm、以前よりも太くなり、インパクトがさらに増した。塗装にもこだわっていて、未塗装のシボ部分をマットブラックに変更したり、グレー色が採用された純正フロントグリルはブラックにリペイント。徹底的にカタマリ感を重視して作り上げたのがむしろ心地よく感じられる。
インテリアは、インパネやドア内張りにはカーボンやレザーが惜しみなく採用され、PHVの内装を高級感かつスポーティにアップグレード。シートは運転席&助手席ともレカロSR7を装着している。レッドの差し色を使われているのがポイントで、外観とのメリハリもつけられていているのだ。
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みんなのコメント
何もかもが目立たなくなるから、それぞれのデザインやチョイスが悪くても目につきにくく、なにもはっきりしないといういちばん醜悪ないじり方です。
服装のセンスがない人が”とりあえず黒を着ていればいい”というのとまったく一緒。