予定されていたとおり、フェラーリのジュニアドライバーであるオリバー・ベアマンは、F1第10戦スペインGPの金曜日にハースから2度目のフリー走行に参加する。
今シーズン、19歳のベアマンはプレマ・レーシングからFIA F2に参戦している。その一方で、F1ではフェラーリとハースのリザーブドライバーを務めており、今年のサウジアラビアGPでは体調不良のカルロス・サインツ(フェラーリ)の代役を務め、傑出したスキルをF1で披露する機会を得た。
海外ライターF1コラム:“失われた世代”を生み出しているF1。才能があっても昇格できない若手ドライバーたちの現実
先月のエミリア・ロマーニャGPでは、ベアマンは今年初めてハースからFP1に参加した。そして今週末も、金曜日にバルセロナ-カタロニア・サーキットでハースのマシンに乗ることになる。今後はイギリス、ハンガリー、メキシコシティ、アブダビでもフリー走行に参加する予定だ。
ベアマンは、2025年にキック・ザウバーに移籍するニコ・ヒュルケンベルグの後任として、ハースの候補者リストのトップにいるとうわさされている。これは、若手ドライバーをF1のカスタマーチームに入れるというフェラーリの慣例と一致している。
一方ケビン・マグヌッセンのシートはかなり不安定な状況になっている。エステバン・オコン(アルピーヌ)がマグヌッセンの代わりとして候補に挙がっていおり、ハースが来年のドライバーラインアップの完全なリセットを選んでもおかしくない。
2025年の計画について質問されたハースF1の小松礼雄チーム代表は、「特に期限は決めていません。チームにふさわしいドライバーを獲得することが重要です」と語った。
ライバルチーム同様、ハースもスペインで今年最初の3連戦の1戦目に挑むことになり、スペインからオーストリア、そしてイギリスへと移動する。
「我々がアップグレードを導入して以来、スペインは本格的な高速コーナーを備えた最初のコースとなるので、そこでアップデートを評価し、どのようになるか見るのが本当に楽しみです」と小松代表はコメントした。
「FP1は、今回はニコに代わってまたベアマンが行います」
「トリプルヘッダーは、いつもかなりきついものです。ありがたいことに、我々のチームの多くはイギリスを拠点としているので、この3連戦の最後のレースがイギリスで行われるのは助けになりますが、それでも非常に過酷です。シーズンは、誰もがそのことを実感する時期に入っています。特にトラックサイドのオペレーションがベストとは言えなかったふたつのイベントがあったので、最高のパフォーマンスを発揮し、効率よく集中できるように、自分たち自身のケアをすることが非常に重要です」
「ああしたことを起こすわけにはいかないので、我々は自分たちのことを見つめ、どうすれば最善を尽くせるか考える必要があります」
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みんなのコメント
残る一つは誰かな?
個人的には周ではないかと思います
ボッタスとマグヌッセン、サージェント、オコンはシート喪失でしょう。
他レースで頑張ってね