現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 470万円超え! 全長3m級の「小さな超高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装に「V8爆速仕様」もあった! 激レアすぎる小型車とは

ここから本文です

470万円超え! 全長3m級の「小さな超高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装に「V8爆速仕様」もあった! 激レアすぎる小型車とは

掲載 17
470万円超え! 全長3m級の「小さな超高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装に「V8爆速仕様」もあった! 激レアすぎる小型車とは

■超コンパクトだけど“ちゃんとアストン”です

アストンマーティンといえば、言わずと知れたイギリスの高級車ブランドです。

優雅なグランドツーリングカーを中心としたラインナップを展開し、007シリーズのボンドカーとしても知られています。

【画像】「えっ…」 これが「高級すぎる超コンパクトカー」です! 画像で見る(43枚)

そんなアストンマーティンですから、ラインナップされる車種は大排気量かつマルチシリンダーのエンジンを持ち、優雅なデザインを纏ったボディは大柄なものとなっているのも頷けるところ。

しかしこれまで販売してきたアストンマーティンのモデルの中に、ひと際コンパクトなモデルが存在していました。

それが2009年に概要が発表され、2011年から販売がスタートした「シグネット」というモデルです。

全長3メートルほどの非常にコンパクトなボディに搭載されるのは1.3リッターの直列4気筒エンジンと、従来のアストンマーティン車とは大きく異なる特徴を持ったこの車両。

そのシルエットからお気づきの人もいるかもしれませんが、トヨタのコンパクトカー、「iQ」をベースとしたモデルなのです。

とはいえ、ボディパネルでiQと共有しているのはルーフとリアフェンダー、ドアのみと言われています。

他のアストンマーティンのモデルと共通したデザインのフロントグリルはアルミ合金製で、エンブレム類もエナメル仕上げと、クオリティは他のモデルと遜色ないものとなっていました。

特筆すべきはインテリアで、シートはもちろん、ダッシュボードやドアパネルなどインテリアのほとんどの部分にリアルレザーが貼り込まれ、ルーフライニングもアルカンターラになるなど、高級車感溢れるものとなっています。

もちろんこれらの内外装はパーソナライゼーションが可能で、顧客の要望になんなりと応えてくれたのもアストンマーティンブランドの車種であることを物語っていました。

一方のパワートレインについては、基本的にベースのiQのものを踏襲しており、72kW(97PS)を発生する1.3リッターの「1NR-FE型」エンジンやCVTもしくは6速MTのトランスミッション、そして足回りの形状やチューニングもそのまま。

ただ、防音や防振に関してはアストンマーティンが独自に手を加えており、車内の静粛性については数ランクアップしていたのはアストンマーティンブランドの意地を垣間見ることができました。

なお、デビュー時の価格はMT車が475万円、CVT車が490万円とベースのiQの3倍に匹敵する価格となっていました。

いっぽうで、iQからシグネットに変貌するのにあたり、1台1台職人の手作業によってカスタマイズがなされており、完成には1台につき150時間もの時間を要するというから、むしろ装備内容などを考えればバーゲンセールとも言えそうです。

ちなみに前述したパーソナライゼーションに対応した稀有な例としては、「V8 シグネット」なる、大型スポーツクーペ「ヴァンテージS」に搭載される436PSを発生する4.7リッターのV型8気筒エンジンを搭載したモデルが知られています。

これはある顧客のリクエストに応える形で生み出されたワンオフモデルで、ヴァンテージSのパワートレインを搭載するためにバルクヘッドとミッショントンネルを新たに作成。

さらに前後のサスペンションもヴァンテージSのものを使うためにサブフレームごと移植するという手法が採られており、そのために広がったトレッドをカバーするために拡大されたホイールアーチとオーバーフェンダーを備えていました。

もちろん駆動方式もFRとなっており、ショートホイールベースのシグネットとの組み合わせは非常にスリリングなものであることは想像に難くありませんが、そんなモデルを創り上げてしまう懐の広さもまた、アストンマーティンの魅力と言えるかもしれません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

“絶対に訪れるべき鉄道路線”いつ乗れる!? 肥薩線「山線」の復旧にJR九州が及び腰の理由 「川線」と明暗分かれる
“絶対に訪れるべき鉄道路線”いつ乗れる!? 肥薩線「山線」の復旧にJR九州が及び腰の理由 「川線」と明暗分かれる
乗りものニュース
ホンダ「新型軽バン」の斬新「“黒すぎ”ボンネット」が凄い! 「商用モデル」らしからぬめちゃ精悍デザインに大変身! “日常使い”もOKな新型「N-VAN e:」純正アクセに注目!
ホンダ「新型軽バン」の斬新「“黒すぎ”ボンネット」が凄い! 「商用モデル」らしからぬめちゃ精悍デザインに大変身! “日常使い”もOKな新型「N-VAN e:」純正アクセに注目!
くるまのニュース
アルファロメオ初の4WDハイブリッド、『ジュニアQ4』が生産開始
アルファロメオ初の4WDハイブリッド、『ジュニアQ4』が生産開始
レスポンス

みんなのコメント

17件
  • mgs********
    よその記事を読んで「こんな車もあるのか!」と感激したので書きました的な記事。
  • あきら
    確か、既にアストンオーナーしか購入できなかったはず…。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

475 . 0万円 490 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

- 万円

中古車を検索
アストンマーティン シグネットの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

475 . 0万円 490 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

- 万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

ガソリン軽油割引中