■レクサス新型「小さな高級車」 「自分好み内装」に可能
レクサスは2023年11月9日、新型「LBX」の国内仕様を発表し、12月下旬に発売すると明らかにしました。
バリエーションは3タイプ用意されますが、このうち「Bespoke Build(ビスポークビルド)」はオーダーメイド仕様だといいますが、どのようなモデルなのでしょうか。
【画像】めっちゃ豪華! レクサス新型「LBX」の内装を画像で見る(68枚)
新型LBXは「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代レクサスモデル」をコンセプトに、レクサス最小SUVとして登場しました。
誕生した経緯には、ブランドホルダー豊田章男氏の「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質であるサイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」という想いがあり、それをもとに「本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ」を目指して開発されたといいます。
ボディサイズは全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mmと、現在販売されている「UX」や過去に販売されていた「CT」よりもコンパクトな全長です。
プラットフォームにはコンパクトカー向けのTNGA GA-Bに、レクサス専用開発を施したものを初採用。
サスペンションやブレーキなどにもチューニングを施すことで、レクサスの提唱する乗り味「Lexus Driving Signature」にマッチするリニアな操縦安定性を実現しました。
デザインは「Premium Casual」とし、サイズを超えた上質さと存在感を表現。コンパクトさにとらわれない存在感と上質感を併せ持つクロスオーバーを目指したといいます。
エクステリアは、鏡餅からインスピレーションを受けたといい、空力性能を意識したニューデザイン「ユニファイドスピンドル」をはじめ、ワイドスタンスのボディや張り出したフェンダーなどにより、ダイナミックなプロポーションとしました。
インテリアはレクサス車共通の「Tazuna Concept(タヅナコンセプト)」を採用し、プレミアムコンパクトにふさわしいしつらえにこだわったといいます。
水平基調のインパネはドアトリムまで繋がった連続的なデザインとしており、包み込まれるような感覚とコンパクトな「手の内感」を表現しました。
また、コックピットは大きな視線移動を必要とせず、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ操作ができるように設計。走りの楽しさを追求しつつ、アンビエントイルミネーションを装備するなど、落ち着きのある空間に演出しています。
ラインナップ展開は「Cool(クール)」「Relax(リラックス)」「Bespoke Build(ビスポークビルド)」の3タイプを用意。
いずれも1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせるハイブリッド(HEV)で、駆動方式はFFまたは4WDを用意しています。
なかでも、ビスポークビルドはユーザー自身で1からカスタマイズできるオーダーメイドモデルです。
インテリアでは表皮色やシートベルト、ステッチ糸の色変更、配色構成やトリム部の加飾追加に加え、エクステリアカラーやビスポークビルド専用アイテムを組み合わせることで、約33万通りの組み合わせが可能となっています。
スタイリングやセンターコンソールの側面部、さらにシートの肩口部のカラーも変更が可能で、助手席グローブボックスには「LEXUS LBX Bespoke Build」のメタルプレートがあしらわれます。
内装色はビスポークビルド専用カラー「オーカー」「ダークローズ」「ソリスホワイト」が3種類用意されます。
オーカーは通常の「サドルタン」よりもさらにブラウン色が強いシックな印象を与えるカラーで、ダークローズはワインレッドのような華やかなイメージのカラー、ソリスホワイトはやや肌色がかったオフホワイトで、上品な雰囲気のカラーとなっています。
LBXビスポークビルドは100台限定で、550万円(2WD)と576万円(4WD)に設定されています。抽選は11月9日から11月21日まで受け付けています。
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普段のりにしては高すぎで内装豪華でも買う気は起きない。