■アウトドアにも使えちゃう!便利な軽ハイトワゴン
アウトドアを楽しむためのクルマで重要となるのは、積載性や利便性。しかし、維持費や駐車場の問題から、誰もが大きなクルマを所有できる訳ではありません。そのため、普段は小さな軽乗用車に乗っていて、キャンプやBBQに出かける時はレンタカーを利用するなんて方も多いのではないでしょうか。ですが、軽自動車のなかにも積載性や実用性の高い、アウトドアにおススメのモデルは存在します。
しっかり足を伸ばせて寝られる! 車中泊にオススメのミニバン5選
●三菱「EKクロス」
2019年3月28日に発売されたばかりの、三菱の新しいSUVテイストクロスオーバーモデル EKクロスは、日常から一歩踏み出し、アクティブに冒険してみたい人に向けた新しい軽ハイトワゴンです。
路面の状況に応じた走りを実現するフルタイム4WDや、クルマの動きを安定させるASC(アクティブスタビリティコントロール)、雪道やぬかるみでも不安なく運転できるグリップコントロールなどを搭載し、走破性は抜群。どんな場所でも気兼ねなく走行することが可能です。
さらに、新型プラットフォームの採用で、広いキャビンと荷室を両立。後席の足元は、大人が余裕で足を組める広さを実現し、利便性と快適空間を兼ね備えています。
●スズキ「ハスラー」
ハスラーのおススメポイントは、なんと言ってもシートの使い勝手です。
乗車定員2人の後部座席はそれぞれ独立していて、運転席以外は背もたれを前方に倒すことができるので、3人乗り、2人乗りなど座席を調整することによりサーフボードなどの大きな荷物の積載が可能となります。
さらに前席の背もたれを後方へ倒す事で、フルフラット状態にもなるので、2名分のくつろぎ空間としても利用可能で、積載性や実用性だけでなく居住性も抜群。メーカーオプションでさまざまな便利装備やアウトドア用グッズなどもラインナップされているので、組み合わせ次第でオーナー理想の車内空間を作り上げる事もできるのです。
また、オプション装備の1つにベッドクッションも用意されていて、全ての座席を前方に倒す事で大人2名が足を伸ばして寝る事もできるので、車中泊にもおススメの1台となっています。
●スズキ「スペーシアギア」
スペーシアギアも、ハスラーと同じく座席を調整する事での積載性や実用性の変化が魅力ですが、さらにおススメしたいのがシート背面と荷室フロアが汚れに強い防汚仕様となっていること。そのため床面の汚れを気にすることなく、泥で汚れた荷物や自転車などを積むことが可能です。
さらに、シート自体も全席撥水加工仕様となっていて、マリンスポーツや川遊びなどで水に濡れたまま座っても、しみ込むことはありません。
また、室内高も1410mmと比較的高く、着替えや靴の履き替えなども無理なく行うことができるので、アウトドアでクルマを使用する時に懸念される問題をほとんどクリアしています。
■広々とした室内と積載性が魅力!
●ダイハツ「ウェイク」
ウェイクの一番の特徴は、その室内高。1455?という広い室内空間に加え、乗降フロア高を365?とかなり低くおさえる事で、乗り降りしやすく開放感ある室内に仕上がっています。
さらに荷室フロア高も595?と低めに設定されていて、大容量な荷室への荷物の積み下ろしで、腰への負担がありません。これは、アウトドアを楽しむ際の負担をかなり軽減してくれる仕様と言えます。
また、乗車する人数や積み込む荷物の大きさにより、細かくシートのアレンジが可能なのはこれまでご紹介してきた車種と同様ですが、前席の背もたれ背面部がテーブル状になっており、前方に倒す事で優雅に食事を楽しめる、プライベート空間に早変わり!シート表皮やラゲッジ部分は全て防水仕様となっているため、濡れたままシートに座る事も可能です。
●ホンダ「N-BOX」
軽ハイトワゴンで一番人気なのが、ホンダN-BOX。その人気の秘密は、床面の低さにあります。
これまで紹介してきたさまざまなモデルと同じく自由なシートアレンジで、それぞれの用途に合った快適空間を作り上げられることはもちろんですが、そこに床面の低さが加われば、車内への乗り降りがしやすいだけでなく、荷物の積み下ろしも楽々です。
さらに、後席の背もたれを倒すことで広がる荷室に27インチの自転車を積載できるのですが、床面がただ低いだけでなく、自転車と同時に人も乗り込めるほど低いのです。そのため、大きな荷物がただ積み込めるだけではなく、大きな荷物が楽に積み込めます。N-BOXは、この『楽に』という部分をかなり重視して作られているのです。
また、アウトドア向けの純正アクセサリーが数多く用意されているのも最近の軽トールワゴンの傾向ですが、N-BOXではペットと出かけるためのアクセサリーまで数多くラインナップされているのも特徴の一つです。
※ ※ ※
ユーザーのさまざまなニーズに合わせて、進化を続ける軽ハイトワゴン。その多様性や利便性は留まることを知りません。用途に合わせて賢く選択する事で、軽だってアウトドアや車中泊を快適に楽しむことが可能なのです。
これからの季節に是非、日常の足と遊びを両立できる軽ハイトワゴンという選択を考えてみてはいかがでしょうか。
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