イタリア共和国建国72周年 ピレリ、色のマジックで祝う 「トリコロールタイヤ」

スーパーカーのカスタマイズ　ピレリが支える

こちらのランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ。足もとには、白いストライプの入ったピレリの一般道向けカラータイヤ、「ピレリ・カラーエディション」を履いている。

F1で色によってコンパウンドのアイデンティティーを表現してきた経験から、ピレリはロードタイヤにも、数百色のパレットから好きな色を選べるカスタマイズを提供している。

一般道向けタイヤのサイドウォールにカラーパターンを施すのは決して簡単なことではない。F1マシン用タイヤなら1レース分の耐久性があれば十分だが、ロードカーは違う。求められるタイヤ・ライフもはるかに長いし、紫外線に晒される屋外で複数年を過ごすことも考えられるからだ。

スポーティさ、ユニークな特徴、ハイテクノロジー。そんなピレリのカラータイヤ技術が今年、イタリアの建国を記念する共和国記念日に華を添えた。



イタリア大使館に贈呈　トリコロールタイヤとは？

共和国の建国72周年を祝す6月2日。その前日に東京都港区の駐日イタリア大使館官邸で行われた祝賀セレモニーにおいて、特別に製造された「トリコロールタイヤ」がジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使、ディミトリオス・パパダコス ピレリジャパン代表取締役社長出席のもと贈呈・披露されたのだ。

緑・白・赤のイタリア国旗に合わせたカラータイヤのスペシャルエディションは、ピレリが世界各国でイタリア共和国記念日を祝福するために限定製造したもの。

「トリコロールタイヤ」は、ドイツ、イギリス、中国、ロシア、アメリカ、UAE、サウジアラビアの各大使館が使用する車両に装着され、また東京をはじめ、パリ、アンカラ、メキシコシティー、ブラジリア、ブエノスアイレスの各イタリア大使館と、ローマのイタリア外務省で、6月2日より来館者のために展示されている。

イタリアンメーカーらしい、エモーショナルでスタイリッシュなプレゼント。タイヤといえば黒なんて、言っていられるのも今のうちだけ？