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FJクルーザーが復活!? 新型コンパクト・クルーザーEVに注目!

掲載 更新 11
FJクルーザーが復活!? 新型コンパクト・クルーザーEVに注目!

新型EVが16台も展示された、12月14日のトヨタ自動車の「BEV戦略に関する説明会」。なかでも「新型コンパクト・クルーザーEV」は、発売されればヒットまちがいなし! SUVの概念を変える可能性すらある、気になるSUEVだ。

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トヨタがBEVの展開を加速させることを公に“宣言”した「バッテリーEV戦略に関する説明会」では、2022年発売予定のトヨタbZ4Xとレクサス RZを含めると、開発中の新型EVが全部で16台展示された。これらは単なるデザイン・スタディではなく、いずれも数年以内に市販するというから楽しみだ。

そのうちの1台、「コンパクト・クルーザーEV」と発表されたSUEV(スポーツ・ユーティリティEV)は、目立たない最後列に置かれていたにもかかわらず、ランクルのファンから注目を集めている。

ご存じ「FJクルーザー」を彷彿とさせるデザインをまとっていたからだ。FJクルーザーのレトロ・モダンなデザインは、1960年に登場し、80年代の前半までつくられたランドクルーザー40をモチーフにしている。コンパクト・クルーザーEVという名称が仮称だとしても、開発中のこのSUEVがFJクルーザーを意識していることは疑いない。発売されたら大きな話題になるだろう。

会場に展示されたモデルには、CG画像にはないルーフレールとキャリアが装着されていた。アウトドア用モデルとして開発が進められているのだろう。タイヤも、銘柄こそわからないものの明らかに本格オフロード用だ。

フロントグリルには、FJクルーザーとおなじく“TOYOTA“のロゴが並んでいる。樹脂製のフェンダーアーチやドアミラーカバー、ボンネットのエアインテークもFJクルーザーを想起させるデザインだ。

もちろんグリルのTOYOTAの文字のオリジンはランクル40に遡る。40がFJクルーザーを生み、FJクルーザーがコンパクト・クルーザーEVを生む。ヨンマルはEV時代になっても、トヨタの神話として生き続ける。

なお、ボディサイズは明らかにされていないが、“コンパクト”というぐらいだから、全長4.5m前後だろう。現行モデルというとRAV4ぐらい。ちなみに、FJクルーザーは全長×全幅×全高:4635×1905×1840mmである。コンパクト・クルーザーEVがこの3サイズより大きくなることはないと思われる。

ちょっと小ぶりなFJクルーザーともいえそうなコンパクト・クルーザーEVがどれほどのオフロード走破性を目指しているのかは気になるところ。電気モーターでも本格的な4×4をつくれるのか、それともFWD(前輪駆動)の“なんちゃってSUV”でよしとするのか、あるいは豊田章男社長ことモリゾウも注目する、FWDからRWD(後輪駆動)、はたまた4WDへ、RWDからFWDへと瞬時に、自在に切り替えられる2モーターならではの特性を活かした新システムを採用してくるのか……。

トヨタのBEV戦略は、見どころ満載だ。

文・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

11件
  • ランクル80以前足として乗ってましたが、最近の四駆高すぎる。ほしいスタイルだけど、トヨタ自動車の努力で、一般が購入出来る価格設定お願いしたいと思います。






  • あ、オウナー稲垣のこたつ記事だ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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