ダカールラリーのステージ1で、アウディのカルロス・サインツはステージ優勝したギョーム・ド・メビウス(オーバードライブ・レーシング)に1分44秒及ばず2番手となった。
この日、多くのドライバーがトラブルに見舞われたが、サインツは岩場で3度のパンクに見舞われたという。
■ダカールラリー:ステージ1はオーバードライブのド・メビウスが怒涛の追い上げで勝利。TGR勢はド・ヴィリエール3番手
「それほどタイムをロスせずに走り続けていたんだけど、15~20kmほど走ったところで石が路面に落ちていてパンクしてしまった。それ以上タイムを落とさないように、タイヤを交換したんだ」
「その後にもう一回パンクをして、もうスペアが無くなった。その後、スローパンクチャーがあって空気が漏れていたから、それを直さなくちゃいけなくて、15~20分は失った」
しかしこの3回のパンクについて、ライバルは疑問視している。プロドライブのマシンを駆るナッサー・アル-アティヤだ。
「(パンクが3回あったというのは)事実ではない」
「パンクが3回あったとしたら、彼はまだそこ(ステージ)に残っていただろう。誰がパンクし、誰がパンクしていないか、僕たちは知っている」
「彼がパンクしていたかどうかは実際関係ない。明日もまた長いステージがある。やるべきことはまだたくさんある。カルロス・サインツは何の問題もなく、とてもいい仕事をしたんだろう」
ダカールラリー開幕前、アル-アティヤが「アウディは3日でリタイアする」と示唆し、サインツがそれに反論していた。サインツのパンクをめぐるやり取りも、アル-アティヤがサインツのことをかなり意識している証拠なのかもしれない。
アル-アティヤにとっては、タイヤトラブルで全開走行ができない苦しい1日になったようだ。
「最初の50kmでパンクし、80kmのところでまたパンクした。奇妙な感じだったよ」
「ステージ残りの300kmでもうタイヤが残っていなかったから、とにかくイージーに走り切ることにした。最後の15kmはもう気にしていなかったし、トライして良いタイムが出せたけど、今日は多くの参加者がアンラッキーだった。不運な者もいれば、幸運だった者もいる」
不運だったドライバーのひとりが、セバスチャン・ローブだ。ローブはアル-アティヤを5分3秒上回るタイムを記録したが、パンクやステアリングアームの破損など、苦しいステージとなった。
「簡単なステージではなかったが、スタート前からそう聞かされていた」
「70kmほど走ったところでパンクしてしまったけど、残りのステージはタイヤにもマシンにもハードなものになるとわかっていた」
「そのあとステアリングアームを壊してしまったので、ステージ上で交換することになった。ステアリングアームはすぐに交換できるものではないから、10分か12分はロスしたと思う。長い1日だった。ドライビングの観点からはあまり面白くなかったが、どちらかというと生き残れるかどうかの問題だった」
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