<コンパクトSUV・コンパスが導入4年で大幅刷新される>
6月2日、大幅マイナーチェンジされたジープのコンパクトSUV「コンパス」が日本で発売されました。コンパスはスモールSUVの「ジープ レネゲード」や「フィアット 500」のプラットフォームをストレッチした車台に「チェロキー」の流れを汲むエクステリアデザインを与えられたコンパクトSUVで、現行モデルは2017年に登場しています。
絶好調ジープが大幅改良を受けたコンパクトSUV「コンパス」を発表。注目は内外装と先進装備
日本の購入者の平均年齢は42歳で、同じカテゴリーのSUV購入層の平均より9歳も若く、グローバルでも元気のいいジープブランドならではのエピソードとなっています。
新コンパスは従来同様、スポーツ(FF)、ロンジチュード(FF)、リミテッド(4WD)の3グレード展開。パワートレーンはすべて2.4L直列4気筒ガソリンエンジンで、FFモデルは6速AT、4WDモデルは9速ATを組み合わせます。今回のMCではパワートレーンや足回りに変更はありませんでした。
<外観は控えめ&インテリアはデジタル化で一気にモダンに>
注目はインテリアで、インパネやセンターディスプレイ、センターコンソール、ドアパネルを刷新。とくにダッシュボードのセンターディスプレイは10.1インチと大型・高精細で(スポーツは8.4インチ)、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応、メーターも10.25インチ(スポーツは7インチ)のフルデジタルとなり、この液晶画面効果で一気にハイテックな雰囲気を手に入れました。ショート試乗した編集部員の印象も、前期型とぜんぜん変わった! というもので、MC前モデルのオーナーはちょっと悔しいポイントかもしれません。
外観ではフルLEDヘッドライトが全車標準装備されたほか、リアもLEDライトを採用し、前後バンパー周りもデザインに変更が加えられましたが、オーナーでもないと、実車を目の前にしても判別は難しいかもしれません。
<ブランド初の並走車との衝突防止機能も搭載>
先進安全装備では歩行者・サイクリスト検知機能付き衝突被害軽減ブレーキや、ブラインドスポットモニター、隣のレーンの並走車を検知して(ぶつからないように)ステアリングを自動補正する、ブランド初のアクティブ・レーン・マネジメントシステムが全グレードに標準装備となりました。ショート試乗ではレインボーブリッジなどで、ステアリング補正機能の作動が確認できました。
また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)はロンジチュードとリミテッドに標準装備され、ベースグレードのスポーツはクルーズコントロールとなります。
<大幅刷新ながら価格上昇は最小限>
・スポーツ・・・・・・・・2.4L 直列4気筒 FF 346万円
・ロンジチュード・・・・・2.4L 直列4気筒 FF 385万円
・リミテッド・・・・・・・2.4L 直列4気筒 4WD 435万円
価格上昇はスポーツで10万円(ほかにオートヘッドライトやバックカメラを追加、先進安全装備も向上)、ロンジチュードで2万円(ほかに道路標識読み取り&速度制御機能やオートブレーキホールドを追加)、リミテッドで1万円(ロンジチュードのメニューに加えサラウンドビューカメラやステアリングヒーター、ハンズフリーパワーテールゲート、ヒルディセントコントロールも追加)と、刷新メニューからするとごくわずかなもの。
このあたりに、とくに若年層へのアプローチを意識したジープ戦略が見えそうです。
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みんなのコメント
昭和なアナログメーター、フルナビ表示出来ない1/3余計な表示強制固定で実質8インチ大型モニター、ダサダサリアウィンカー、ステアリング・シフトノブカローラの使いまわしでオマケにうじゃうじゃ走ってるハリアー
より良いわ〜