ヤリスを退けて2年ぶりにN-BOXが販売台数1位に
2021年度(2021年4月~2022年3月)における国内の車種別新車販売の一位は軽自動車の「ホンダ N-BOX」でした! 販売台数は19万1534台、ライバルである登録車の「トヨタ ヤリス」を退け、2019年度以来の総合トップです。
もちろん軽自動車では敵なしで、7年連続の首位。
>>ホンダ N-BOXのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
軽自動車なのにN-BOXは200万円以上! は本当?
こうして売れに売れているN-BOXですが、「軽自動車なのに乗り出しで200万円以上して庶民には手が届かない」という声もあります。
たしかに、N-BOXカスタムのEX・ターボは車両本体価格だけで203万9400円。フロアマットやナビ、ドライブレコーダーといったディーラーオプションをつけると見積もり額は250万円に迫ります。
しかし、ベーシックなNAエンジンのグレードであれば、そこまで高くはなりません。フロアマットもスタンダードタイプとして、ナビも廉価モデルを選べば、オプション込みの見積もりにしても価格は170万円以下となります。
それでも軽自動車としては安くはない予算感ですが、けっして200万円を楽に超える軽自動車が飛ぶように売れているわけではなく、それなりに手の届く価格帯で選ぶことができるわけです。
一押しのグレードは「L」のFF車!
そんなN-BOXでおすすめのグレードは「L」のFFになるでしょう。車両価格は消費税込み157万9600円、そこにベーシックナビなどをつけても180万円前後の予算で狙うことができます。
このグレードであっても、渋滞対応ACC(アダプティブクルーズコントロール)を含む先進運転支援システム「ホンダセンシング」はフルスペックで備わりますし、最新型ではオートホールド機能付き電子パーキングブレーキも備わっていますから、信号待ちなどでブレーキペダルを踏む足を休ませることができます。
エアコンはフルオートタイプ、リヤ左側のスライドドアはパワースライドドアになっているなど利便性も十分です。運転席・助手席にはシートヒーターも備わっていますから、装備面での不満はないといえそうです。
後席のユーティリティにつながるシートバックテーブルも運転席と助手席それぞれの背面に備わっているのも見逃せません。
ノンターボでも十分にパワーがあるのもN-BOXの魅力
N-BOXのような背高ボディを、軽自動車の自然吸気エンジンで走らせるのは力不足を感じるのでは…と思うかもしれません。しかし、そこは売れているモデルだけあって、十分に実用的なパワーがあるというのが筆者の印象です。
なにしろ、この自然吸気エンジンはホンダ伝統のVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)とVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を採用しています。さらにCVTのセッティングも絶妙で、スペックから想像する以上の不満のない走りが味わえます。
こうした走りの部分での意外性こそがN-BOXが売れている理由でしょう。いまや、スーパーハイトカテゴリーの軽自動車はキャビンが広くても驚きではありませんが、N-BOXはNAエンジンでも余裕で走るというサプライズがあるのです。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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