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16代目となる新型トヨタ「クラウン」がワールドプレミア──クロスオーバーからSUVまで4つのモデルを展開|TOYOTA

掲載 更新 3

トヨタ自動車は7月15日、15代目となる新型「クラウン」を世界初公開した。新型は4つのバリエーションを持っており、第1弾としてクロスオーバーモデルを今年秋頃に発売するという。

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16代目となる新型トヨタ「クラウン」がワールドプレミア

トヨタ自動車は7月15日、15代目となる新型「クラウン」を世界初公開した。新型は4つのバリエーションを持っており、第1弾としてクロスオーバーモデルを今年秋頃に発売するという。

Text by ISHIHARA Akira

「これからの時代のクラウンらしさ」を追求

クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生。戦後間もない時代に、初の独自開発で苦難を重ね高級車を作り上げた「革新と挑戦」のDNAは、その後67年に渡り歴代クラウンに受け継がれ、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求してきた。しかし時代の変化はそれ以上のスピードで進み、多様化するユーザーのニーズに十分対応できず、フラッグシップとしての存在感が希薄になっていたのも事実。

そのため、新型の開発チームは、「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、4つの全く新しいクラウンを作り出した。そのラインアップは、セダンSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」、エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りが楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」で、今後グローバルに約40の国・地域に順次展開する予定という。

最初に登場するクロスオーバーのボディサイズは、全長4,930×全幅1,840×全高1,540mm、ホイールベース2,850mm。エクステリアは、スタイリッシュなクーペライクシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させた新時代のフラッグシップの姿を表現しており、左右に一直線につながるヘッドランプとテールランプや、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えたデザインになっている。

インテリアは、ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約し、どの席からも直感的に操作ができる機能レイアウトと、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような造形が特徴で、ドライバーは運転に集中でき、同乗者には心地よい移動が楽しめる「全席特等席」を実現したという。

過度に飾り立てず温味を感じられる金属加飾「WARM STEEL」や、思わず触れたくなるような造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブ、仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど1つ1つのパーツにこだわり、上質で豊かさを感じられる空間を演出している。

ボディカラーでは、新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」など特徴的なバイトーンカラーのコーディネートで新しいクラウンの変革を表現。合計12通りのボディカラーと4種類の内装色の組み合わせで、幅広いバリエーションが用意されている。

2つのハイブリッドシステムを採用

2つのハイブリッドシステムを採用

パワートレインには2つのハイブリッドシステムを採用。まず2.4リッター デュアルブーストハイブリッドシステムは、低回転から力強いトルクを生み出す200kW(272ps)/460Nmの2.4リッター直列4気筒ターボエンジンと、61kW(82.9ps)/292Nmのフロントモーター、59kW(80.2ps)/169Nmのリアモーターによって高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムをトヨタとして初採用。ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを提供するという。

もう一つの2.5リッター シリーズパラレルハイブリッドシステムは、クラウン(クロスオーバー)に最適化した137kW(186ps)/221Nmの2.5リッター直4エンジンに、88kW(119.6ps)/202Nmのフロントモーター、40kW(54.4ps)/121Nmのリアモーターを組み合わせた高効率ハイブリッドシステムに、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させたという。

安全装備面では、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」と、高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」を搭載した。

今回発売となるクロスオーバーの価格は2.4リッター デュアルブーストハイブリッドモデルが605万円~640万円、2.5リッター シリーズパラレルハイブリッドモデルが435万円~570万円。今年秋頃からはサブスクリプションサービスの「KINTO」でも取り扱いが開始さる予定で、月販販売目標は3,200台となっている。また、それ以外のモデルは今後1年半の期間で順次、世に送り出していくという。

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みんなのコメント

3件
  • カローラノアみたいなもので、何でもかんでもクラウン付けるのは良くない。
  • 今までのセダンのクラウンだと乗り込みがしづらいと言うお年寄りの為に車高をあげたのであれば、今度のクラウンは年寄り化ですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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