日産が発表した東京オートサロン2024出展車「エクストレイル・クローラーコンセプト」がカッコいい。だけどちょっと待て。一足先にアメリカSEMAショーで発表された「ラギッド・ローグ」を忘れちゃいないか。市販前提パーツも装着した売る気満々のコンセプトカーだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産
オートサロンのエクストレイルよりカッコいい? 日産のSEMAショー出展車「ラギッド・ローグ」のオフロード感がすごい!
■北米版エクストレイルであるローグを土っぽくカスタム!
プロジェクト・ラギッド・ローグ
毎年10月にアメリカ・ラスベガスで開かれるSEMAショー。クルマ好きには知られた世界最大級のカスタム&チューニングの祭典だが、ここで日産が実にワイルドなローグを公開したのをご存じだろうか。
ちなみにローグというのはエクストレイルの北米仕様だから、ローグのカスタマイズはまんまエクストレイルに使えると思って間違いない。
でSEMAショーのローグだが、名前を「プロジェクト・ラギッド・ローグ」という。日産はこのクルマについて、オフロード旅行やキャンプといった家族の冒険に活躍するクロスオーバーSUVを再解釈したものと説明している。
ベースとなったのはマイナーチェンジされた2024年版ローグだが、このマイチェンは近く日本のエクストレイルにも行われるはず。外観ではより迫力を増したフロントマスクが特長だが、ここから生まれた「ラギッド・ローグ」がしびれるほどかっこいいのだ。
現在のエクストレイルはe-POWERに電制4WDを組み合わせたこともあって、上質で優等生的な雰囲気を持つ。ところがラギッド・ローグは、そんなイメージをかなぐり捨てて、初代エクストレイルにも通じるタフさやワイルドさを前面に押し出してきたのだ。
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■NISMOパーツは市販されるのでは?
フロントガードに備わる6インチの丸型ドライビングランプもNISMO製
まず目を引くのがその足元。足回りを3インチリフトアップしてヨコハマ・ジオランダーのM/T G003(275/65R18)を組み合わせ、さらにカーボン製のフェンダーフレアで全幅を広げているのだ。
フロントマスクはブラックを基調とする精悍な顔つき。マイチェンで拡大したバンパー開口部やバンパーガード、補助ランプなどがあいまって、スパルタンな印象を生んでいる。
こうした各部のカスタムに多数採用されているのが、NISMO製パーツだ。
リフトキットサスペンションやブロンズ色の18インチホイール(ブラックもあり)、センター出しのデュアルエキゾースト、バンパーガード、ドライビングライト付きルーフラックなどなど、内外装のあちこちにNISMOパーツが使われているのだ。
こうしたNISMOの力を入れようとみていると、どうしても勘繰りたくなるのが「売るんじゃね?」ということ。
さすがに全幅が変更となるカーボンファイバー製フェンダーフレアなどは無理だろうが、2色用意されたホイールやエアロパーツ、さらにはオフロード系の装備については、売る気満々な意欲を感じるのだ。
となればこれはもうラブコールを送るしかない。北米市場だけでなく日本のエクストレイル向けにも、ぜひともこれらのパーツ群を発売してほしい。もう一度言おう。発売してください!
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