この記事をまとめると
■1996年に登場したホンダ・オルティアを振り返る
王道の「レガシィ」「アベニール」「カルディナ」以外もイロイロあった! ワゴンブームを支えた「いぶし銀」モデル6選
■6代目シビックをベースとしたステーションワゴン
■販売面で苦戦を強いられ2002年に終売した
ホンダらしい快活なスポーティワゴンとして登場
ホンダの新たなステーションワゴンとして1996年3月に登場したオルティア。とはいえ車名こそ新しかったものの、プラットフォームは前年に登場した6代目シビックと共有しており、オルティア登場直前まで継続販売がなされていた、4代目シビックをベースに作られたシビックシャトルの実質的な後継車種となっていた。
ただ、当時のホンダはシビック以外にもドマーニやインテグラ、アスコット、ラファーガと近しいサイズの車両を水平展開していたこともあり、中立的な車種とするために新たな名前を与えたというのが当時の見方で、オルティアはプリモ店向けの「オルティアP」とベルノ店向けの「オルティアV」にわけられていた。
エクステリアは同じタイミングで登場したベルノ店向けのコンパクトセダン、インテグラSJで共通のフロントマスクを持ち、プレーンで癖のないデザインとし、テールゲートは荷室容量を考慮して立て気味にしたほか、ガラス部分のみを開閉可能とするハッチを設定するなどワゴンとしての基本性能は優れたものを持ち合わせていた。
シビックがベースとはいえ、アクティブに使われることが多いステーションワゴンだけに、搭載エンジンはシビックには設定されなかった1.8リッターと2リッターの直列4気筒を設定。足まわりはシビック譲りの四輪ダブルウイッシュボーン式サスペンションを踏襲してスポーティな走りを楽しむことも可能となっていた。
しかし、当時のステーションワゴンは先鞭をつけたレガシィツーリングワゴンに代表されるように、ハイパワーターボモデルが人気となっており、当時過給機設定エンジンを持たなかったホンダのオルティアは苦戦を強いられることとなる。
1998年1月のマイナーチェンジでは、エアロパーツを纏ったグレードを追加し、翌99年6月には新たなフロントマスクを備えるビッグマイナーチェンジを実施。
ここでラインアップを2リッターモデルに一本化し、2リッターモデルに5速MTを設定したほか、15mmローダウンサスペンションにリヤスタビライザー、15インチアルミホイールなどを備えたスポーティグレードの「Sタイプ」を追加するも、ステーションワゴン人気が縮小してしまったこともあって販売は好転することなく、2002年に終売した。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
ホンダ新型「シティ」発表! スポーティな「RS」もある「コンパクト5ドアハッチバック」! 精悍顔がカッコイイ「新モデル」馬で予約受付開始
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
みんなのコメント
ターボが無いのが痛いと言うけれど、レガシィ以外は、ターボモデルって、さほど売れていなかったと思う。
結構、走ってるのを見たけど。
知り合いが乗ってたけど、良かったよ?