■ミッドシップレイアウトの「超コンパクトカー」
トヨタのマイクロカーとして2008年11月から日本での販売をスタートさせた「iQ」。
一般的な軽自動車よりも短い3mほどの全長ながら4人分の座席を持ち(2シーター仕様も存在)、実用性とコストパフォーマンスが優先されるコンパクトカーとは一線を画す、プレミアムさを持ったモデルとしてリリースされました。
【画像】超カッコイイ! トヨタ「“1人乗り”MRスポーツカー」を画像で見る(49枚)
そのため本革シート仕様に加え、のちに趣味性の高い6速MT車の追加や個性的なツートンカラーを設定したり、コンプリートカーとして「GRMN」が設定されたりと、かなり力を入れられていたモデルとなっています。
そんなiQは北米地域では、若年ユーザー向けに立ち上げられた「サイオン」ブランド(現在は廃止)からリリースされており、さまざまなカスタマイズカーが作られました。
2011年のSEMAショーに出展された「Scion iQ-MR」もそんな中の1台でしたが、このモデルの特筆すべき点はその車名にもあるようにMR=ミッドシップ レイアウト・リア ドライブへと改造されていた点です。
本来のiQはフロント エンジン・フロント ドライブのレイアウトを持っていましたが、iQ-MRでは本来のリアシートがある辺りにエンジンを搭載し、リアを駆動する後輪駆動へと一新。
ただホイールベースの短いiQだけに、ミッドシップレイアウトといいながらもほぼリアエンジンに感じる位置にエンジンが鎮座していました。
なお、ミッドシップに搭載されるエンジンは、通常のサイオンiQに搭載される1.3リッターではなく、「サイオンxB(日本名:bB)」に搭載される1.5リッターのものとした上で、ピストンやカムシャフト、ECUなどを変更するチューニングが施されています。
またトランスミッションもサイオンiQには設定されなかったマニュアルトランスミッションとなっており、強化クラッチと軽量フライホイールが組み合わされていました。
足回りはKW製のサスペンションがおごられ、ブレーキはWilwoodの4ポッドキャリパーを装着。タイヤも205/50R15サイズにスープアップされて戦闘力を高めています。
エクステリアはスペシャリティーカーズ社製のボディパネルが装着され、無垢のアルミを思わせるシルバーカラーとなっている程度でそこまで過激さは感じませんが、インテリアは本格的なロールケージが組み込まれ、シートは運転席のみ。
簡素なダッシュボードやセンターコンソールはナスカーの車両を思わせるスパルタンさというギャップも面白いところ。
残念ながらというか当然ながらというか、ミッドシップ版が市販化されることはありませんでした。
しかし、このモデル以外にも多くのカスタマイズカーが生み出されていたiQは、爆発的なヒットモデルにこそなりませんでしたが、コアなファンに愛される名車であることは間違いないでしょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタが「100万円以上」安い「8人乗りの“新”アルファード」発表! 「待ってました!」 510万円の「Xグレード」 どんな仕様?
「ガソリン代が安くなってサイコー!」高すぎた「ガソリン価格」引き下げへ! 「暫定税率」の廃止決定に「やっとか」「他の税金もなくして」「どれくらい安くなる?」の声集まる!
新型[ハリアー]は大変身!? 新開発エンジンでボンネットが超低く!! 1.5Lターボ搭載のハイブリッドで登場なるか
ゴールド免許だと「違反が消える」ってホント? 5年後の“更新”で「ブルー免許に格下げ」される条件は? 実は難しい「ゴールド維持」条件とは!
車のナンバー 謎の「2784」どんな意味? 読めたら「天才」! まるでパズルのような難解「語呂合わせナンバー」に込められた思いとは
「ホンダと日産の経営統合」報道をめぐりSNS激震、「社風が水と油」など厳しい意見も
「120万円」以上安い! トヨタ新「“8人乗り”アルファード」に大反響! 「最上級モデルの“半額以下”はオトク」「カッコイイ」「黒内装ステキ」の声! 最廉価の「Xグレード」に熱視線!
盗難車の「ランクル」 輸出間近「ギリギリ摘発」に称賛の嵐! “最後の砦”横浜税関の「ファインプレー」に「ナイス!」「よく見つけた!」の声 「告発したワン!」事件内容を公表
【カナダ】日産が新型「ムラーノ」初公開! 4代目は“全幅1.98m”の「超ワイドボディ」&パワフルな「ターボ」搭載! 斬新「横一文字」テールライト採用で出展へ!
角田裕毅のレッドブル昇格チャンスは潰えたわけではない? ホーナー代表「必要となれば彼に頼ることができると思う」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント